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世界最速スーパーコンピュータを1分動画にしてみた

こんにちは。グランドデザイン 市川です。
今回は、自社で取り組んでいる『日本をリデザインする』WOW!プロジェクトについて紹介します。まずは映像をご覧ください。

日本の技術力を再び世界に示すニュースとして記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?スーパーコンピュータの計算速度を競う世界ランキングで2期連続1位となった「富岳」(2021年4月現在)の映像です。

使いやすさを目指した「富岳」が世界最速に

富岳は、開発プロジェクトの段階から単なる計算速度よりも「使いやすさ」や「実用性」を重視して設計開発が進められていたそうです。
https://www.r-ccs.riken.jp/fugaku/about/
2020年4月から試験運用がはじまっていましたが、その早い段階から、新型コロナウイルス対策の研究開発へ優先的に利用できるようにしていたそうです。ウイルスの飛沫シミュレーションや、今ある医薬品の中からウイルスの治療薬の候補を探す創薬シミュレーションなど、その時々で求められるものに応えていることが「使いやすさ」に根ざしているなと感じました。(飛沫シミュレーションは、もともと実装を進めていた自動車用につくられたソフトウェアをウイルスの飛沫に応用したことから実現したそうです)

10年、20年後の未来を変えるスーパーコンピュータ

これはまったくの私見ですが、計算速度がもたらすものは、例えば未知のウイルスに対するワクチンや不治の病の治療薬の開発シミュレーションの精度をあげる、自然災害を最小限に抑えることができるなど、「今」すぐ結果はでないけれど、10年、20年後の未来は確実に変えられるのではないかと、先月から始まっている本格運用に期待を寄せています。(共用開始のこれからについては、以下のリリースに「富岳」の利用と今後の展開について記載があります。)

日本の素晴らしい“WOW!”を再発見する

冒頭で本プロジェクトについて少し触れましたが、「日本をリデザインする」WOW!は昨年から始まった自社プロジェクトで、今回はその第2段です。

『日本の素晴らしいWOW!を再発見する』そしてその再発見を元に『次の有意義な何かにつなげる事』それがこのプロジェクトのミッションです。

そして、今回紹介した「富岳」を運用する理化学研究所は、国立研究開発法人のため、営利目的のコンテンツ開発はできません。今回の映像作品は、純粋な「日本の素晴らしい“WOW!”を再発見する」という思いと、それに賛同いただいた社内外のパートナーがいてこそ実現しました。

改めましてWOW!プロジェクトに賛同していただいた理化学研究所さま。
そしてこの映像の制作に関わっていただいた皆さま。ありがとうございました!

日本のスパコンは限界を超えていく
Japanese supercomputer go beyond the limit.

Agency: GRAND DESIGN LTD.
Executive Creative Director: Katsunori Nishi
Creative Director: Jun Fujiwara
Art Director: Ryota Ichikawa
Planner: Miho Takano, Takafumi Tsujino, Mieko Kawasaki, Koji Kitada, Yoshimi Ogasawara, Cheng Chien Hsiang

Film Production: PARAGON Co., Ltd
Director: Daisuke Inoue
Senior Producer: Koki Nakajima
Producer: Yukari Nakagawa
D.P. Takahiro Nakano
Music Producer: Yusuke Kasagi
Composer: Yuichi Yagi
Sound Engineer: Shinobu Koike
Editor: Yoshitaka Shibayama

Sponsor: RIKEN
Products: Fugaku

映像を見てくれた方はぜひSNSで広めてくれると嬉しいです。(このnoteにスキしてくれても嬉しいです)そして一人でも多くの未来を担う世代に日本のスーパーコンピュータ「富岳」を知るきっかけになってくれたら幸いです。Twitterもやっています。よかったらリツイートしてください!


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