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副市長&DX推進担当者会議

先月の話ですが、DX推進課とともに、全国の副市長とDX推進部署が一度に集う自治体サミットにて登壇をしてきました。

全国の副市長同士がDXに関して意見交換できる場がもともとなかったところ、Sansan株式会社様と意見交換を通じて、今回実現にいたりました。Sansan株式会社様に感謝です!

参加された全国の副市長様と


なお、会場での名刺交換については、eightアプリを使用したデジタル名刺の交換でした。
デジタルでの名刺交換の動きが自治体ベースで出てくることは歓迎するべきことだと思います。


内容は
➀地域の魅力とデジタルの融合で描くまちづくり
➁市役所変革をデジタルで実践
③職員のデジタルスキル向上と組織変革
という3つのテーマで登壇、ワークショップという流れで、➀について登壇、トークセッションしてまいりました。

(参考)
登壇された副市長は以下のとおりです。(順不同)
大変勉強させていただきましたし、事例もパクらせてもらおうと思います。

静岡県掛川市 石川紀子 副市長
新潟県三条市 上田泰成 副市長
福岡県北九州市 江口哲郎 副市長
静岡県裾野市 及川涼介 副市長
山形県長井市 齋藤環樹 副市長
神奈川県鎌倉市 千田勝一郎 副市長
栃木県宇都宮市 東智徳 副市長
京都府舞鶴市 福田豊明 副市長
群馬県前橋市 細谷精一 副市長

ワークショップの中でも一番多かった意見が、「デジタル人材育成」でした。
とくに民間企業からの外部人材を受け入れて職員のデジタルスキルを向上させていきたいが、予算や人脈がないといったお声が多数ありました。

当市については、KDDIから青木DAOに着任(昨年10月)してもらい、係長級を対象にしたDX研修の実施や相談窓口の設置、予算化措置された取組として、kintoneによる業務改善や来年度は介護認定業務のDX化に向けての検討も行っており、
DNPコアライズ社から黒木CBIに着任(今年8月)してもらい、庁内の業務分析支援、自治会業務の業務効率化を進めてもらっております。

全国の地方自治体でも人材不足が原因で行政サービスの低下や庁内のデジタル化が進まないといった課題がある中で、今後は民間企業からの人材派遣を積極的に行いってもらい、組織の人材循環を進めていかなかれば、行政サービスの維持ができなくなります。

講演資料にも記載しておりますが、こういった認識のもと、人材循環をコントロールして、組織のパフォーマンスを高めていくためには、民間人材の知見を組織のナレッジにすることが必要であり、派遣人材の知識、経験を言語化し、規範としての蓄積を図り、原課とともに伴走しながら実践で継承していくことが不可欠です。


今後も今回のような副市長とDX担当部署のプラットフォームを引き続き利用して、全国の市町村と意見交換や相談をできる場を充実させていければと思います。

関係者の皆様に改めて御礼申し上げます。


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