起業した人は全員成功者になれるのか⁉️
ワタシまもなく59歳になります。
まさにアラカン世代です。
わずか100年前の平均寿命は40代。
すごいもんです。
寿命そのものは伸びるけれど、
生産年齢人口が減少していることにより
私たちの20年後、今の80代の人と同じ
社会的恩恵を受けることはどうしても
かないません。
そこで、私たちの大きなお題はどうやって
人生100年を立ち向かうのかということです。
バブル時代経験者に多い成功観
私たちバブル期を経験している人は成功=happinessと考えがちであり、
時代はこれほど大きく変わっているのに、
未だ成功=経済と思いがちです。
一時的にお金を手に入れることは意外と容易い。
たとえば退職金2,000万を手に入れたとします。
退職後20年の人生、退職金を単純に当てにして
考えると年間100万円。
月に割って10万にも満ちません。
やはり何かプラスαは必要となります。
退職金を切り崩すには限界があるので
どうしたらいいのかな?と成功に向けて
アレコレ考えるわけですが、どうしても
今の時代に即した考え方ではなく、我々は
長年の経験に選択が偏っていきます。
私たち世代は、他人と比べてわかりやすい
幸せの時代を生きてきました。
お金やモノや地位や名声など評価しやすいもの。
しかし、どれだけ成功を語ったとしても
ビルゲイツさんには勝てない(笑)
経済的成功なんてのは比べる人を変えれば、
あの人もこの人もそんなに大差ないのが
日本という国の現実です。
well-beingの時代を生きることに気づく
我々の世代が自分の成長途上に見てきた日本。幸福にセットだったのは、モノ、お金、地位名誉です。
しかし、今の大震災日本列島に暮らし、コロナ時代になり心の豊かさや健康、安心安全に価値を見出すことが増えました。即ちwell-beingですよね。
ところが、目に見えない豊かさに価値を見出すようになると、この安寧感に身を委ねる快感が麻薬のようになり、ワイワイとみんなで遊んでいるだけで仕事を構築しないまま漫然と生きてしまうことに陥りがちではないでしょうか。
わかったようなわからないようなhappinessとwell-beingの境目で、なんとなく居心地の良い方に右に傾いたり左に傾いたりしてはいませんか。
私たちは、まず自分の中にある成功とは何なのか?ここを追求することが大切になります。
起業家が成功を感じるために
我々が陥りがちなのは、
☑︎せっかく起業したのだから組織に労働している時と同じではありたくないと思い自由を越えてわがまま気ままになってしまう。
☑︎少し儲かると、このままこれから先もそのままうまくいきそうな気がしてしまう
☑︎安定収入、権利収入などの言葉にたぼらかされてヘンテコな投資ビジネスにはまりやすい
☑︎システムさえ確保したら成功するかのように誤解を与えるビジネスにはまりやすい
☑︎次から次へと講座ビジネスにはまり込み自分が必要なものは何なのかの選択ができないまま民間資格だけ増える
☑︎しっかり考え突き詰めていくべきことをすることも仕事だと忘れている
今は過去の自分の結果であり、未来は今の選択の結果ですね。あなたの成功とは?
まず今日は考えてみましょうね。