月刊ポケカ2年生 新レギュもソウブレイズデッキで遊ぼう
我ら!科学戦隊ソウブレイザー!
ポケカおじさんのぐらさんです。
理系博士です。
みなさま、1月24日からのレギュレーション変更に向かって、ちゃくちゃくと新しい構築を考えているかと思います。わたしはというと、最近は横引きデッキの複雑さに疲れ、縦引きデッキに逃げつつありますw
そして、いま熱い縦引きデッキと言えば、そうです、ソウブレイズ!トラッシュにエネルギーをドンドン捨ててぶっぱなすのが楽しいですよね。でも、夜空を見上げている時にふと考えてしまう方が多いのではと思います。エネルギー何枚採用すればいいの?
そこで、今回は、ソウブレイズデッキのダメージ量の期待値を計算してみたので共有します。また、最後にレギュレーション変更後の採用候補となるかもいれないカードの紹介も少しします。
それではいつもの詠唱をご一緒に!
せーの
ソウブレイズ アタアアアアアック!
え?
イントロ:ダメージ量の期待値を求める
ソウブレイズexのワザであるしんえんほむらはトラッシュにあるエネルギーの枚数に基づいてダメージ量を計算するため、ダメージ量の期待値を求めるには、山札→手札→トラッシュに至る各工程で、どの程度エネルギーをトラッシュできるかを定量的に捉えることが必要そうです。
そして、手札にあるエネルギーをトラッシュに送る手段に着目すると、1ターン内のプレイで2つの手段でトラッシュしていることに気がつきます。
1つ目は、博士の研究等のサポートを使い手札を全てトラッシュする手段です。サポート権を使うだけあって、手札全てをぶっぱできます。
2つ目は、1つ目の手段でドローしたカードの中にハイパーボールや大地の器がある時に、それらを使って補助的にエネルギーをトラッシュする手段です。トラッシュできる枚数は少ないですが、次のターンに先送りせずトラッシュできるおまけ的なダメージアップ手段です。
これら2つの手段でトラッシュできるエネルギーの枚数を1ターン目から最終ターンまで足していけば、ターンを重ねたときのトラッシュにあるエネルギー枚数の推移を知ることができます。つまり、しんえんほむらのダメージ量の推移を知ることができるわけです。わお、すごい。
また、限定的ですが1ターン目にはイキリンコの特性であるイキリテイクが使え、エクストラターン的にエネルギーを増やすことができます。これについても試算に取り入れる価値があります。イキってるぜ。
まとめると、試算に用いる手段は下記になります。
ダメージ計算のその前に
エネルギーをトラッシュするプレイは縦引きのプロセスを含むため、実際プレイしていると、引きの強さに応じてダメージ量が上振れたり下振れたりします。
そこで、今回はダメージ量を計算にあたり期待値という考え方を用います。期待値とは上振れや下触れなく運なしでという意味で捉えると分かりやすいです。
期待値の計算を始める前に少し考えないといけないことがあります。それは、ドローで山札からエネルギーを平均で何枚抜けるのか?手札にあるエネルギーを平均で何枚トラッシュすることができるのか?、先に述べた2つの手段の変数です。次章でこれら2つの変数を求めてから、期待値の計算に着手します。
余談ですが、それらの変数は、何を何枚採用しているかという構築そのものから求めるため、デッキの力量の比較や改善指標に活用することもできるパラメーターです。
つまり、数字を使ってデッキの力量を比較することができるため、ご自身が使っているデッキと公表されているシティ優勝などのデッキと比較してみると、いろいろ考察できて面白いです。
そして何よりも大事なのは、採用枚数の理由を聞かれたときに、「ふつう何枚だから~」ではなく、明確な根拠を言えて、ドヤることができるのが、採用枚数の根拠を自分で計算する最大のメリットです。計算した後は、このチャンスに備えて噛まずに言えように毎晩練習することをおすすめします。
大事な変数の試算
それでは2つの変数を求めていきます。
参考に計算例も記載してますので、みなさまのデッキで計算してみてください。
変数①
山札からエネルギーを平均で何枚抜けるのか?
サポートやイキリンコでドローできる枚数はカードテキストをみればわかるので、山札1枚がエネルギー何枚分に相当するかがわかれば、この解は得られそうです。
変数②
手札にあるエネルギーを平均で何枚トラッシュできるか?
手札にあるエネルギーの枚数は①の解を使い、トラッシュできる枚数する枚数を掛けると求めることができそうです。
計算例
例えば、下記の採用枚数の場合、変数①は0.40になります。
①エネルギー現物:1枚分×18枚採用=エネ18枚
②大地の器:2枚分×3枚採用=エネ6枚
③パーフェクトミキサー:5枚分×0枚採用=エネ0枚
エネルギー26枚相当÷60枚数=0.40
つまり、博士で7枚ドローしたら、7×0.40=約3枚エネルギーをドローできるっぽいということです。
計算例
例えば、下記の採用枚数の場合、変数②が0.18になります。
①ハイパーボール:2枚×4枚採用=8枚
②大地の器:1枚×3枚採用=3枚
③シークレットボックス:1枚×0枚採用=0枚
合計11枚÷60=0.18
つまり、手札が7枚あるならハイパーボール等で、7×0.18=1.28枚のエネルギーをトラッシュできるぽいということです。
はい。
しんえんほむらのダメージ量を求める
それでは、計算に必要な変数がわかったので、それらを使って各ターンのダメージ量を求めていきます。
ソウブレイズデッキのプレイはほぼ定石化しているので(勝手にそう思ってる)、下記のプレイ手順のケースを計算していきます。
プレイ手順
1ターン目
トップドロー→大地→ゼイユ→大地→イキリンコ→大地とか
2ターン目以降
トップドロー→大地→博士の研究→大地とか
計算過程
1ターン目
トップドロー→大地→ゼイユでトラッシュ
8×定数①×(1+定数②)=8×0.40×(1+0.18)=3.78
ゼイユでドロー→大地→イキリンコ
5×定数①×(1+定数②)=5×0.40×(1+0.18)=2.36
イキリンコでドロー→大地とかでトラッシュ
6×定数①×定数②=6×0.40×0.18=0.43
合計4.06+2.54+0.46=6.57
ダメージ量は30+6.57×20=161.4
2ターン目
トップドロー→大地
1×定数①×定数②=1×0.40×0.18=0.07
博士でトラッシュ
7×定数①=7×0.40=2.80
合計0.07+2.80=2.87
6.57+2.87=9.44
ダメージ量は30+9.44×20=219
3ターン目
トップドロー→大地
1×定数①×定数②=1×0.40×0.18=0.07
博士でトラッシュ
7×定数①=7×0.40=2.80
合計0.07+2.80=2.87
9.44+2.87=12.31
ダメージ量は30+12.31×20=276
4ターン目
トップドロー→大地
1×定数①×定数②=1×0.40×0.18=0.07
博士でトラッシュ
7×定数①=7×0.40=2.80
合計0.07+2.80=2.87
12.31+2.87=15.18
ダメージ量は30+15.18×20=333.6
大まかには、2ターン目にはたねex、3ターン目には1進化ex、4ターン目には2進化exをワンパンできるダメージ量に到達することがわかります。
ただし、ポケモンによっては微妙に足りないので、レギュレーション変更後は環境編かに応じて構築の微調整が必要そうです。何よりもかがゲコの代わりをさがさないと。
環境にいるポケモンのHP
160:イキリンコ
210:みどポン、キチキギス
230:カイナ、テラパ、ツキ、ホップザシ
240:ライコ
280:Nゾロ、ハラバリー、お守りカイナ
290:お守りライコ
300:ブリ
310:ドラパ
330:リザ
レギュレーション変更後の期待の奴ら
みなさま知ってましたか?
ソウブレイズデッキって、いろんなタイプのポケモンが採用できるんです。
まさに科学戦隊ソウルブレイザー。
この章では、戦隊のメンバー紹介と必殺武器を紹介します。
ソウブレイズレッド
科学戦隊ソウブレイザーのリーダーであり、メインアタッカー。よくエネルギーと一緒にトラッシュに送られるうっかりな一面も。水が怖い。
ソウブレイズブルー
放送第1期でのかがゲコの殉職により、2代目ソウブレイズブルーの主幹として就任。シティ参戦経験もあり、それなりの実力者。ドヤ顔する悪い癖がある。
ソウブレイズイエロー
戦隊の賑やかし役。シティ参戦経験はない。最近は、かがゲコの殉職によりワンチャン働かないといけないかもとびびっている。ブラックやソウブレイズガールズとの連携が得意。コミュ力の塊。
ソウブレイズブラック
困ったときのお助け役。出ないでよい場面ででしゃばって、相手のボスで呼ばれて負け筋になること多数。本人は呼ぶやつが悪いと思っている。名前が噛みやすいのであだ名で呼ばれる。ソウブレイズバード。
ソウブレイズブラウン
シティ参戦経験が数回あるのが誇り。対戦時に登場は派手だが、対戦が終わるまで基本突っ立っているので、名前はあがるが仕事終りの飲み会に呼ばれたことはない。
ソウブレイズグリーン
自称、特攻隊長。可愛い顔して性格はドS。挨拶より先に紐で縛る。戦闘に役立ったかどうかはよく分からないことが多い。
ソウブレイズホワイト
元、自称特攻隊長。名実ともに実力はピカイチ。競争が激しいソウブレイズホワイトの中でも長年主幹を勤める。ソウブレイズバードのあだ名を欲しがっている。
ソウブレイズグレー
シティ参戦経験無し。謎の経歴の持ち主。以前、どこかの狂ったコンセプトデッキに在職してた噂があるが、今はその面影は見えない。口癖は「帰りたい」。
ソウブレイズパープル
最近、頭角を現してきたルーキー。アカマツの言うことしか聞かない人を選ぶ輩。戦隊には副職で参加している。メインで働いているダメカンをのせられる企業が廃業するらしく、次の居場所確保に焦っている。
ソウブレイズドラゴン
その形状からソウブレイズガールズのお抱えペットとして在籍。ペットでありながらソウブレイズドラゴンの任命をうける実力があるらしい。得意技はジェットエネルギースプラッシュ。戦闘ではソウブレイズガールズとの連絡役として活躍。たまにミミッキュに攻撃する。
ソウブレイズガールズ その1
若さを武器にヒロイン的立ち位置を演じる唯一無比の才能の持ち主。若いのでピチピチだが、経験不足でイマイチパンチが足りない。1回でいい。会話に困ったときの口癖は、やきそば食べる?
ソウブレイズガールズ その2
経験豊富なお姉さま的立ち位置。ソウブレイザー達のパワーの源。山札が空になるまでトラッシュする底なし。たまに、おじさんのほうが出て来たりして萎えるが効果は同じ。
科学戦隊ソルブレイザーの必殺武器
パーフェクトミキサー
放送回数の半分で使われる人気No1の必殺武器。夜のタンカを持ってるときに、トラッシュを経由してポケモンを持ってくる動きも強い。
プライムキャチャー
所有感がなくなった鉄砲。使用率No2。
シークレットボックス
山札から持ってきてよいカードをいつまでも覚えられない謎の箱。No3。
レガシーエネルギー
サイドに最後まで残るエネルギー。No4。
アンフェアスタンプ
相手の手札干渉と、自分の手札補充(火力アップ)を同時に行うことができる。使えた返しにワンパンするカウンターが最強。ほぼ初手にある。
まとめ
みんなソウルブレイズデッキで遊ぼう!
タケルライコに勝とうの巻き
無敵ミロカロスex!戦隊を支える新しい仲間!?の巻き ⬅️NEW
次回に続く