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名古屋グランパスにハマった経緯を遡ってみた

はじめまして、名古屋グランパスサポーターのまついちと申します!
本題に入る前にざっくり私のプロフィールを紹介させてください。

年齢:20代後半
出身:愛知県名古屋市
居住地:関東
サポーター歴:2024シーズンで6年目
応援スタイル:基本的にゴール裏で1人で応援。関東アウェイはほぼ全ての試合を観戦しており、ホームは2ヶ月に1回程度で父親と一緒に行きます。


noteを書くに至った経緯

アカウントは何年も前に作っていたのですが、完全に放置していました。
ではなぜnoteを書こうと思ったのか?
それは元グランパススタッフ遠藤さんのnoteに刺激を受けたからです。

私はあくまで1サポーターなので、壮大なストーリーや学びのある記事は書けません。ただ、サッカー経験0の私がなぜグランパスにハマったのかを書き残すことで、ほんの少しでも何らかの形でクラブの役に立てるかもと感じたので書いてみることにしました!

幼稚園でサッカー引退

まずは私の昔話からお付き合いください。

私は小学校から大学まで野球一筋だったので、サッカーとはほぼ無縁の生活を送っていました。

幼稚園のときに少しだけサッカー教室に通っていたのですが、大会でいきなりGKをやらされました。ルールを全く理解しておらず、ゴールラインの後ろでボールをキャッチして失点となり、そこでサッカーに対する情熱は消えました。あのときのスクールコーチの何とも言えない表情は忘れられません。
(まじでGKの基礎ぐらいは事前に教えてほしかった)

グランパスとの最初の繋がり

同じ学校にグランパスユースの子がいたので、体育の授業でその子のプレーを初めて見たときは本当に感動しました!!
ドリブルは速くて上手いし、サッカー部が複数人で潰しに行ってもまあ取られない、そしてゴールまで持っていく力強さもありました。

子どもながらに「ああこういう子がスポーツで飯を食っていくんだな」と思ってみてました。特別仲がよかったわけではないですが、人柄も良かったと記憶しています。

今あの頃に戻ったら、全力でコールとチャントを叫んでしまうでしょう。絶対に。チャントも自作しちゃうかもしれない。今思えばユースのプレーを授業で見られるなんて、なんという贅沢な時間だったんだ。もっと楽しめこの時を!

グランパスにたどり着く

今後noteを書く機会があったら詳細を書ければと思いますが、社会人になってからプロスポーツチームで働きたいと思っていた時期がありました。
仕事にするからにはファン心理を理解することは必要不可欠だろうと考え、
「野球以外のスポーツ」かつ「自分と何かしら関わりがあるチーム」がいいなと思い、その条件を満たすグランパスにたどり着きました。それまで存在を知らなかったDAZNにもすぐに登録しました。

初の現地観戦(2019年7月13日 VSセレッソ大阪@ヤンマースタジアム長居 3-0負け)

最初はDAZN観戦がメインでしたがいざ現地に行くことに。
初めての現地観戦は丁度大阪出張中で、場所はヤンマースタジアム長居のメインスタンドでした。チケットの取り方を調べて、同期も連れて行き、HPで選手情報をおさらいして相当ワクワクしていたのを今でも覚えています。
ただ天候はあいにくの雨でした。しかも結構な本降りだったかと。

カッパは各自持参していたのですが、初めての観戦だったのでリュックや荷物を入れるゴミ袋をすっかり忘れていました。全員が困り果てて、観戦どころじゃなかったのですが、

そこに天使が舞い降りました。

前の席に座っていたグランパスサポーターのご婦人が「この袋使いなさい!」と全員に袋をくださったのです。試合も天候も非常に残念だったので、より一層その方の優しさが沁みました。

正直試合前はサッカーファンは怖いイメージがあったのですが、あのご婦人の優しさによって、次もまた試合を観に行きたいと思わせてくれました。

初のゴール裏観戦(2019年8月10日 VS川崎フロンターレ@豊田スタジアム 3-0勝ち)

ショックな敗戦とグランパスの優しさに触れて、いざ次はホームへ!!
今度は友人の友人にチケットを買ってもらいました。

ゴール裏は熱狂的なサポーターばかりで、声を出して飛ぶ。
それは素人の私でも知っていたので、チャントを唄えないと周りに白い目で見られるかもしれないとビビりまくり、Youtubeでグランパスのチャント集をひたすら聞きました。通勤時はもちろん、風呂で何度も歌って練習した記憶があります。(ただ、ROSSO GIALLO NAGOYA GRAMPUSの手拍子が何回練習してもできませんでした。今はできます)

殺気立っている方ばかりなのかなと勝手に思っていたのですが、試合前にお菓子をくださったり、ミニフラッグの振り方を丁寧に教えてくださったり、本当に優しい方ばかりでした。知らないチャントも周りの人に合わせれば問題ないし、当然白い目で見られるなんてことは全くなく、杞憂に終わりました(笑)

試合内容も王者川崎フロンターレ相手に完勝!!
初対面の人達とハイタッチして喜んで、こんな感動的な体験は中々できないなと冗談抜きで半泣きになっていました。ゴールや勝利の瞬間はどんな言葉でも表せないかけがえのない時間だと思います。

名古屋グランパスに携わる方々への感謝

もっと色々書きたいことがありますが、キリがないので(笑)

来シーズンでサポーター歴6年目を迎えますが、グランパスに関わる方々には感謝しかありません。加えて、クラブスタッフの方々には様々な苦労があると思います。本当にいつもありがとうございます。

私の周りでは趣味が無いことに嘆いている人も多くいます。そんな中、オフシーズンの移籍情報に一喜一憂し、ユニフォームはどうしようかと連日スマホとにらめっこをして、チケット争奪戦でまた一喜一憂して、勝敗で全ての感情を揺さぶられて、良くも(悪くも笑)グランパスのおかげで私の人生はより色濃くなったと思っています。

そして何よりもグランパスの試合を観に行くことで、家族と過ごす時間が圧倒的に増えました。これは愛知県外に住んでいる私としては本当に有難いことです。

近頃のグランパスは運営上の問題や常識外れのトラブルに巻き込まれて話題になってしまうことも多いですし、私自身もSNSで愚痴ってしまうことも正直あります。ただ、純粋にサッカーを楽しむために最大限尽力してくださっている方々の存在を決して忘れてはいけないと思っています。

1サポーターとしてできることは限られていますが、名古屋グランパスに携わる方々が名古屋グランパスを好きでい続けられることを心から願っています。

グラぽの紹介とグラぽに携わる方々への感謝

もし名古屋グランパスに興味を持ち始めたばかりの方がこのnoteを読んでいるのなら、名古屋グランパスについて語り合うサイト「グラぽ」を覗いてみてください。

試合のプレビュー・レビューは、移籍の仕組みの解説、シーズンの流行語大賞を決める企画等々、どのコンテンツも面白くて興味深くて、読めばグランパスのことがもっと好きになります!

しかも高品質なコンテンツが無料で見れるんです!!もしグラぽが有料化しても120%納得できますし、喜んでお金払いたいぐらいです。

ちなみに私はグラぽのプレビュー・レビューを読む習慣をつけることで、敗戦時の負の感情を多少コントロールできるようになりました(笑)

グラぽに携わる方々にも同じく感謝しかありません。サッカー経験0の私は戦術知識も皆無なので、当初は試合結果を1試合ごとの単発の事象としか捉えれませんでした。

今でも戦術知識は無いに等しいですが、グラぽの記事のおかげでクラブや選手の意図を理解しようとする姿勢が身に付いたと思いますし、クラブの動きをストーリーとして見れるようになったと思います。

企画・執筆・構成等々、運営に携わる方々の苦労は私の想像を遥かに超えるかと思いますが、ぜひこれからもグラぽの運営を続けていただきたいです。

グラサポとして心がけたいこと

個人的には「口よりも金を出す」を大事にしています。
元も子もないですが、サポーターがお金を落とすことが一番の支援だと思います。
いくらアウェイ観戦をしても、チケット収入はグランパスには入りません。
なので、可能な限りホームに行ったり、グッズ購入でお金を落とすことを心がけています。

あとは私自身が経験したように、サポーター1人1人の何気ない優しさや気遣いが名古屋グランパスの輪を広げるはずです。クラブの繁栄のためにも、マイルドなコア層でありつづけたいなと思います。

最後におせっかいですが、もしゴール裏での観戦を考えている方は事前にYoutubeでチャントを予習しておくことをおすすめします!なぜならその方が絶対に楽しく観戦できるからです。野次やブーイングに拒絶反応がある方は、まずは他の座席から観戦して様子見がベターだと思います。

最後に

気づけば3,500文字以上も書いていました。
もし最初から最後まで読んでくださった方いらっしゃいましたら、本当に本当にありがとうございました。
今シーズンも共に各々のスタイルで名古屋グランパスを応援していきましょう!!

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