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【グラミンメンバーの声】#3 外国人に向けた着物のサービスで自立した方の話

こんにちは。グラミン日本です。

前回の記事では、イラストレーターのスキルと癒しの視点を活かし、「遺し絵」のサービスを立ち上げたグラミンメンバー「遠藤ひろみさん」のインタビューを紹介しましたが、いかがでしたか?

今回は、「外国の方向けに、日本伝統の色打掛着物の販売、生地を活かした小物の販売、写真・ビデオ撮影」などを行っている「グラミンメンバーの声」をお届けします。過去2回の「グラミンメンバーの声」はマガジンにまとめていますので、そちらも見てみてくださいね。

どんな方がメンバーなの?

インタビューにご協力いただいたのは、3人目のグラミンメンバー「Nさん (仮名)」です。

マスコミ業界専門学校を卒業後、カメラマンの師匠へ師事。アシスタントを経た後独立。撮影と勉強のため海外へ。その後、結婚・出産。現在外国籍と日本のハーフの子育てをしながら、日本の伝統文化の結婚式着物を用い、日本人撮影者として新たなスタートをきる。
(「グラミン日本STORYBOOK」より引用)

どんなサービスを立ち上げたの?

外国の方向けに、日本の伝統着物である色打掛の販売・着付け・写真・ビデオ撮影などを提供しています。
(「グラミン日本STORYBOOK」より引用)

Nさん商品写真

この写真は、Nさんが取り扱っている日本の伝統着物「色打掛」です。絵柄や刺繍がとても華やかで、海外の方にも喜ばれそうですね。

今回は、「外国の方向けに、色打掛の販売・着付け・写真・ビデオ撮影」などを行っているNさんが、どうやってグラミン日本と出会ったのか、実際に参加してみてどう感じたのか、などインタビューしました。

①グラミン日本に参加するまで

独身時代子供を産む前に、大金を払い、起業塾や経営セミナーに通いましたが、うまくいきませんでした。子供を産みシングルマザーになってから、そのような場に行くことすら怖くなっていました。幸せな主婦と私は違うという思い込みがあり、気持ちが苦しくなっていました。また、シングルマザーの起業など理解されなかった事もあり、あきらめていました。
(「グラミン日本STORYBOOK」より引用)

つまずいてしまった経験や生活環境の変化から、次のステップへ踏み出すことが難しくなることってありますよね。「幸せなあの人と私は違う」と、自分の気持ちを押さえつけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

Nさんのように「意欲がある方」が自分の夢を諦めなくて済むように、グラミン日本ではさまざまな企業や団体と連携して、プチ起業(趣味や特技、興味のあることを仕事にすることを私たちはプチ起業と呼んでいます)に必要な実践的なトレーニングを提供しています。

②グラミン日本と出会ったきっかけ

以前からユヌスさんやグラミン銀行の存在は知っており、自分もバングラデシュ人であれば是非参加してみたいと思っていました。実際、ユヌスさんのセミナーに参加したこともあります。

そして、日本シングルマザー支援協会がグラミン日本と連携していることを知り、プレグラミンに参加しました。貧困国で生活し、出産していたこともあり、グラミンを知っていました。日本にもあることに感激し、サポートを受けたいと思いました。
(「グラミン日本STORYBOOK」より引用)

実は、私たち「グラミン日本」は、バングラデシュで創設されたグラミン銀行の日本版なんです。2006年にノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行の創設者がムハマド・ユヌス博士です。Nさんはグラミン銀行のことをご存知だったそうです。素敵なご縁を感じますね!

③実際に参加してみて

今まではセミナーや起業塾など行っても、偏見などがあってあきらめていたし、それが全くない場があると思いませんでした。実際に日本シングルマザー支援協会のプレグラミンに参加して、受け入れられる安心感を感じました。子ども連れでの参加も、子どもがじっとしていられないこともあり、周りの目や雰囲気から参加するのは無理だとあきらめていましたが、むしろ歓迎され、他のお子さんが面倒を見てくれたりして、落ち着いていてくれたのは初めてでした。おかげで私も集中して参加することができ、こんな場があるんだと嬉しくなりました。
(「グラミン日本STORYBOOK」より引用)

グラミン日本が開催するワークショップの中には、心を込めて相手の話に耳を傾ける「傾聴」について学ぶ時間があります。Nさんが「受け入れられる安心感」と話してくださいましたが、これがまさに信頼し、共感できる関係づくりに繋がります。グラミン日本は、メンバーのみなさんが安心して参加できる環境を大切にしています。

5人一組の仕組みは、自分にはない知識やアイディアをメンバー同士で出し合えるのが良いです。また、子育てや仕事で日々大変でメンタル不調になった時も、励まし合えているので、みんなに出会えて良かったです。収支の面も、生活費と区別なくなってしまうので、金融教育があるのは助かります。

今までは自分がやりたい気持ちややりたいことばかり優先していて、お客さまが喜ぶことやマネタイズの部分が不足していましたが、毎回のセンターミーティングが学びの場にもなっています。
(「グラミン日本STORYBOOK」より引用)

また、プチ起業を成功させるためには、アイデアだけでなく、事業を回していくためのお金の知識も必要になります。グラミン日本では、5人一組の心強い仲間達たちと支え合いながら、マネタイズなどの実践的で必要不可欠なスキルを身につけることができます。

④最後に

ハーフの子を持ち、私もいろんな偏見を受けているママのサポートしたいと思っていたことを思い出しました。シングルマザーにはできないとあきらめ、孤独な気持ちもありましたが、シングルマザーの仲間と進んでいきたいと思うようになりました。資金融資を受けたからこそ、できることがあることを体感しました。シングルマザーでも、このような機会に出会えた事、恵まれた事、感謝しております。
(「グラミン日本STORYBOOK」より引用)

誰もが活き活きと生きられる社会」をめざしているグラミン日本は、実際Nさんのようにさまざまなバックグラウンドを持った方が参加されています。その中で似た境遇を持つ仲間、同じ目標を持つ仲間と出会い、トレーニングを通じて起業の夢を実現されました。そして、今は日本の着物を通じて海外との架け橋として活躍されています。Nさんが希望する自立した生活への第一歩を踏み出すことに携わることができ嬉しく思います。

おわりに

今回は、「外国の方向けに、日本伝統の色打掛着物の販売、生地を活かした小物の販売、写真・ビデオ撮影」などを提供している、Nさんのインタビューでした。

次回は、グラミン日本についてもっと詳しくインタビューした「おしえて、グラミンのこと!」をご紹介します。「グラミンメンバーの声」#1〜#3に登場いただいた、せやさん、遠藤ひろみさん、Nさんの3人に再びお話を伺います。次回もぜひ楽しみにしていてください!

<メンバーの方々はこんな方々です!>
■現在の収入が一定ライン(*)以下の方
 (*)生活保護基準の1.8倍以内が目安です。地域や世帯構成によって異なります。
■5人一組のグループで互いに信頼しあい、助け合うことができる方
■働いて生活をステップアップしたい方、前向きに生きていきたい方

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