性癖学概論:性癖とはそもそも何なのか?
後ろ暗いジャンルと考えられる性癖だが、今の世の中、向き合う必要のあるジャンルであると思う。
今の世の中、あらゆる情報が錯綜し、
自分の思わぬ性癖と出会うことも多く感じられる。
それはSNSの台頭による部分が大きく、
これまでは「異常者」として叩かれる場合が多かった「特殊性癖」ーー敢えてこの表現を使うがーーにおいても、
匿名で発信を行えるSNS内で仲間を見つけられるようになり勢力を増した。
そうして人数を増やした「特殊性癖持ち」は、
彼ら自身の性癖が「特殊である」という認識ではなくなっていく。
結果、より一層そのジャンルを発信する機会が増えていく。
そうした仲間内の盛り上がりがその他大勢の目に触れる事が増えたからであろう。
最近はとても一般的とは言い難い性癖群を目にする機会が明らかに増えたように思う。
一時期話題になった「童貞を殺すセーター」や
「ドラゴンカーセックス」を筆頭に、
日々新しい性癖が発掘されているのである。
そんな昨今、自分の感覚では理解し得ない性癖と意図せず出会うこともある。
そんな時、闇雲に否定して攻撃してしまうことのないよう、
それぞれの性癖への最低限の理解を深めることで、
せめて住み分けができるのではと考えてこの記事を書いている。
さらに、所謂『特殊性癖』と言われるものに対して、
その根源になっている人間の欲求とはなんなのか、
どういった考えで特殊な状況において興奮を覚えるのか、
独自に分析を進めていきたい。
勿論独断と偏見が交じり合うものになり、
賛否も分かれることは承知の上である。
だが、性癖とはそもそも個人によって異なるものであり、
当然それに対しての見解も異なるであろう。
あくまでも1個人の意見という立ち位置で考察を進めて行きたい。
むしろ反論、別解があるのであれば意見いただきたい。
より考察が深まるので、是非理性的に話せる賢者タイムの方々からの様々な角度からのご指摘も期待する。
遅筆、拙筆はご容赦いただきたい。
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