セルフケア&ストレッチ⑤這う動作
体の5大リセット
①Breathing 呼吸
②nod 頷く
③rolling 寝返り
④locking 身体を揺らす
**⑤Crawling 這う動作 **
⑤Crawling 這う動作
④のロッキングの動きを動作を、対角の動きでつなげていきます。
近年、這い這いの時期を早く終えて立ち上がってしまう子が多いようですが、体の統一感を学ぶ非常に重要な行為です。 大人が行うとかなり大変なエクササイズになりますが、脳梗塞などのリハビリでクローリングを行うと、麻痺からの回復がみられるというデータもあるようです。
対角側の手足を動かすという行為は、歩くという基本的な行為を含め、体に備わったシステムです。このシステムをうまく使いこなせなければ、スポーツパフォーマンスをあげることが難しいだけでなく。日常生活の怪我や病気につながっていきます。
○仰向けで、歩くように動かすデッドバグ
仰向けでエクササイズをする時につながるアンテナチェーン(体前側のつながり)を強化します。
両手両足を上げた状態から、対角の手足を遠ざけます。
歩行と同じようなパターン ゲイトバグ
次にポステリアチェーン(背中側の連鎖)四つん這いから対角の手足を遠ざけます。
バードドッグというエクササイズになります。
歩行同様の動きに変えてスピードスケーターという動きにかえてみます。
上記のようにポステリアチェーン、アンテリアチェーンと言われるつながりを体に教育し、這う動作の基礎を作ります。
そして、赤ちゃんが行う這い這いをしていきます。実際、ここから前進していきます。
この動きは肩甲骨を安定させます。
写真では膝をついてやっていますが、膝を床から少しだけ離し、腰の高さを左右並行に保ったままの前進、後退、横歩きなどを行い体のコーディネーションを計っていきます。
これで、5大ストレッチは終了です。
各工程を毎日行うと大変かもしれませんが、月曜日は呼吸、火曜は寝返り...と曜日ごとにやってみる。または寝る前は寝返り、朝はロッキングするみたいに日々の生活の中に落としこんでみていただくといいと思います。
スポーツを本格的に行っている人の中には、いまだにスタティックストレッチ(静的ストレッチ)を行っている人を見かけますが、呼吸をしっかりするだけでもかなり違ってきます。
ウォーミングアップにはこの5大ストレッチで十分ではないかとさえ思うほど、身体のコンディション作りには最適です。
Instagramをしている方は、original strengthを検索して、動画を真似てみて下さい。楽しいエクササイズが満載ですし、真似るだけで身体が変わってきます
最初から読み直す ①Breathing 呼吸
参考文献・参考セミナー
・「呼吸力」こそが人生最強の武器である 単行本(ソフトカバー)
大貫 崇 (著)
・新しい呼吸の教科書 - 【最新】理論とエクササイズ - (ワニプラス) 単行本(ソフトカバー)
・originarl strength pressing reset (セミナー)
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