フィリピンの街角カラオケ:『美女と野獣』
カラオケで歌う人の動画をYouTubeで見るたび、世の中には歌のうまい人がこんなにもたくさんいるのかと驚かされる。
この「フィリピンの街角カラオケ」の動画は5年ほど前に話題になったものだが、今でもときどき見たくなる。
歌のうまさはもちろんのこと、短パン姿で足先をさすりながら歌うという「ゆるさ」や、背後から指でツンツンといたずらされるという楽しげな雰囲気が好きなのだ。
フィリピンでは、もちろん訛りはあるけれど、多くの人が日常会話程度の英語を話せる。
私が旅行していたときも、英語が通じないということは一度もなかった。
日本人の「歌ウマ動画」もたくさんある。
しかし、英語の歌をきちんとした発音で歌える人は少なくて、なかなか世界的にバズるということは難しいようだ。
日本の英語のカリキュラムは、発音の練習にもっと時間を割いたらいいのにと思う。
私は発音の大切さに気づくのがだいぶ遅かったが、発音を矯正したら劇的に相手に通じやすくなったし、相手の発音も聞き取りやすくなった。
カタカナを読んでいるような発音しかできず、旅行先で自分の言いたいこともまともに言えないようなレベルなのに、受験のために「仮定法過去完了の倒置」を勉強したり、ふだん絶対に使わない「irrefutable(論駁できない)」のような単語をせっせと覚えるというのは、順番が違うのではないかといつも思う。
話がずれてしまったが、今日の1曲はフィリピンの街角カラオケで『Beauty and the Beast』。