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【デザインフェスタ59】出展記録①―10年やってやっと気付いたこと―

“絵を描くように編みあげる”をコンセプトに
絵画のようなレース編みの作品を作っています、graffyです。

ある日、目にした名画に惹かれて…

ふと糸の編み目でその魅力を
表現してみたいと思い立って編みはじめ…
正確な日にちはわかりませんが10年が経ちました。

↑編みかけの作品

今回出展したデザインフェスタ(以下 デザフェス)でお声掛けをする際、
「こんにちは」
「小さい作品なので、ぜひ近くでご覧ください」
と同じくらい よくかけた言葉が
「10年活動してるんですが、全然知名度がないので…作品と名前を覚えてもらえたら嬉しいです!」
というリアルな心境でした(笑)
(そして、ショップカード受け取ってくださった方、笑顔をくださった方、お話しさせてくださった方、作品をじっくり見てくださった方、購入してくださった方…本当にありがとうございました✨)

さて、この10年のうち、デザフェスにも何度となく出展してきたわけですが、特に注目されるでもなく
「誰も来てくれなかったらどうしよう」と。
毎回ビクビク不安になりながらも
「見てもらうことが重要、そこからスタートだ!」
と自分で自分に言い聞かせるようにして参加を続けてきたのですが、
やっと今回、自分のいる場所が「ここでよかったんだ!」「デザフェスに出られてすごくよかった」と思えるところまでやってきました。

↑デザインフェスタ59 出展時の様子

さて「自分のいる場所」と、いうのも…
ずっと『アクセサリー』にしていたジャンルを『絵画』に変えて大正解だったのです!!!

出展スペース(=ブース)は、A〜Qのエリアと番号で示されるだけなので、知らない方も結構いらっしゃるのではないかと思いますが…
デザフェスは、申込みの時にジャンルを選びます。
イラスト、絵画、書籍、写真・映像、フィギュア・人形、玩具、立体・工芸、インテリア、アクセサリー、ファッション、雑貨、フリージャンル…かなり細かく分かれています。

違うジャンル同士隣になることもあるくらい、
配置は割りとザックリ決められているようではありますが
西館…絵を中心としたクリエイティブ空間
南館…アクセサリーを中心としたハンドメイド空間
というイメージでまとまっているようなのです。

会場である東京ビッグサイト。デザフェスは西館と南館を使って行われていますが、1日では回りきれないほどの規模!1日あたり約6500もの出展者さんが個性豊かな作品をブースいっぱいに広げます。

見に来てくださる方々も、
そもそも行きたいブースがあるから来るという方がほとんどなわけで、
「ここと、ここと…ここは回りたいな」とか
「効率よく回るには…」
「あれは人気だから早めに行かないと!」
「お目当てのもの売り切れませんように!!」
などと事前に計画を立てる方も多いと思います。

そこで!実はすごくネックなのが
西館と南館の移動!!!
計画の地点で「向こう側は行かなくてもいいかな」
当日回ってみて「どちらかしか回れなかった」
という話を聞くこともあるくらいで、行き来しづらく、自然とそれぞれの客層も違ってきます。

私が作る作品は、アクセサリーに仕上げることが多いので、今まで何も疑いもせずにアクセサリーとして申し込んで、ハンドメイドの空間にいたわけなのですが…どうやら全然合ってなかったようなのです😅!!!

確かにアクセサリーの形はしていますが、アクセサリーであることより、アートとしての魅力が伝わったら嬉しい!

長い事気付かずに活動していて
10年も まわり道してきたようにも思えますが、
今回のデザフェスで、ブースに立ち寄ってくださった方々の反応が本当に嬉しくて
絵画として、アート作品として 出展して
今回は手ごたえ
のようなものを感じました。
長年の悩みやモヤモヤから、頭の中はすっかり、そしてすっきりクリアになった気がします✨
私の挑戦は、これからが更に楽しくなるはず!!!
10年の不安もいつの間にか消えていて、次に出展することが、わくわくするほどになってきたので、また11月も出たいと切に願うほどです。
(出展できるかどうかは、抽選で決まります💡)

まだまだ見直したり、検討するところもありますが
とても良い1日になりました。
当日、また今までの出会いに感謝です、
ありがとうございます✨

(デザインフェスタについては、書き残しておきたいことがたくさんあるので、また書きます。よかったらお付き合いください)
(今後この下に有料記事を付けようと考えています。「出展したからこそわかった細かいこと」や「具体的なお金の話」を有料にして残してみようかな、と)

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