
自社オウンドメディア成長日記#1
はじめまして。当noteをご覧いただき誠にありがとうございます。
オウンドメディア運用代行とSEO対策を手がける、合同会社GRADMINという会社の代表を務めています、後藤廉です。
これまで数多くのクライアント様のメディアを育ててきましたが「経営者やWeb担当者の方々により具体的な価値をお届けしたい」という思いから、このたび自社オウンドメディアを立ち上げることにしました!
このnoteでは、メディア運営を生業にしている私が、自社メディアを0から育てていく過程を、すべて丸裸で公開していきます。
当記事は「自社オウンドメディア成長日記#1」として、現状のメディア状況から課題、今後の目標までを記していきます。
「オウンドメディア成長日記」は振り返りとして、月に1回公開していきます。その他にも施策や実体験から得たノウハウは不定期で公開予定です。
自社メディア立ち上げの背景
「御社は自社でメディアを育てていますか?」
これは、お客様からよくいただく質問です。確かに、メディア運用代行会社である私たちが、これまで堂々と公開できる自社メディアを持っていないのは不自然かもしれません。
しかし、これには理由がありました。
これまで私は、クライアント様のメディアに100%注力することを選択してきたのです。
(その結果、多くの成功事例を積み重ねることができたと自負しています)
これまで数多くのクライアント様のメディアを育ててきた中で、実は弊社も最近になり小規模ながら自社メディアの運営をスタートさせました。
現在の状況をお伝えすると、
運営メディア:Content Hub - Web担当者のガイドブック -
▼サイト評価

公開記事数:24記事
被リンク数:参照ドメイン数8本(ルートドメインは52本)
DR:25
※「DR(Domain Rating)」とは、海外のSEO会社であるAhrefsが提供する指標で、いわばサイトドメインのパワー(強さ)を示す値です。サイトの被リンクの量や質を基に算出され、0~100のスケールで表示されます。
▼アクセス状況

合計クリック数:207
合計表示回数:2.43万
平均掲載順位:36
正直なところ、当メディアは「いつか花開けばいい」「マイペースに運営して行こう」という程度のモチベーションでした。
しかし、この状況を大きく変えて行こうと思います。
その決意として、自社メディアの成長過程を毎月発信します。
なぜ今、本格的なメディア運営を決意したのか
これまでクライアント様のメディアを最優先してきた中で、いくつかの重要な気づきがありました。
認識のギャップが生む、プロジェクトの遅延
数字で示す、オウンドメディアへの投資判断
ノウハウの見える化による、信頼関係の構築
認識のギャップが生む、プロジェクトの遅延
1つ目は、お客様との知見やノウハウの差異です。オウンドメディアに関する認識の違いにより、プロジェクト開始前の共通理解を築くのに予想以上の時間を要することが多々ありました。
「なぜその施策が必要なのか」「どうしてその方法を選ぶのか」といった部分で、十分な認識共有ができていないまま進めてしまうと、後々のプロジェクト進行に支障をきたすことがあります。
数字で示す、オウンドメディアへの投資判断
2つ目は、最も多くいただく質問への答えを、実践的に示したいという思いです。
「オウンドメディアへの投資は、いつ頃回収できるのでしょうか?」
この質問に対して、これまでは他社事例やデータを基に説明してきました。しかし、より説得力のある回答をするためには、自社での実践例をお見せすることが最適だと考えています。
投資から回収までの道のりを、具体的な数字とともに公開することで、オウンドメディアへの投資判断の指標を提供できると考えています。
ノウハウの見える化による、信頼関係の構築
3つ目は、情報過多の現代において、「実績」や「ノウハウ」を持っているだけでは、本当の意味でお客様に価値を届けることができないという現実です。
そこで、既存の自社メディアを本格的に育てていくことを決意しました。
私たちが実践している手法を、自社メディアを通じて可視化することで、以下のような価値を提供していきたいと考えています。
クライアント様との共通言語の構築
具体的な成功事例とKPIの提示
投資対効果の可視化と回収時期の具体的な指標提供
失敗事例を含めた、リアルな成長プロセスの共有
プロジェクト開始前からの知見の共有による、スムーズな協業体制の確立
現在の自社メディア進捗状況
弊社メディアの現状を詳しく分析すると、
【基本情報】
ドメイン取得日:2024年8月1日
累計記事数:24記事
記事の平均文字数:5,000字以上
【技術的指標】
被リンクドメイン数:8つ
内部リンク施策:未対応
【流入データ】
月間流入数:207アクセス
これらの数値を、今後の成長の基準点として活用していきます。
直面している課題としては、
コンテンツの更新頻度の低さ
リンク構造の最適化
CTAの設置
などなど。。リソースをクライアント様に割いていた分、自社オウンドメディアの運用は後回しになっていました。
ここで少し宣伝です
昨今、「コンテンツマーケティング」「オウンドメディア」という言葉は、多くの経営者の方々の関心を集めています。しかし、その実態は玉石混交。
残念ながら、「とにかく記事を量産すれば成果が出る」という安易なアプローチが横行しているのが現状です。
そんな中で、私たちが常に心がけているのは「本質的な価値の提供」です。
私たちは以下の3つを軸に、真に価値のあるメディアづくりを実践しています。
データに基づくキーワード戦略
単なる検索ボリュームだけでなく、ビジネスインパクトを重視したキーワード選定を行います。検索意図を深く理解し、最適なコンテンツを設計することで、確実な成果につなげます。ユーザーファーストの記事設計
SEOの技術的要件を押さえつつ、何よりもまず「読者にとっての価値」を最優先します。専門家の知見と、読者目線でのわかりやすさを両立させた記事制作を行います。継続的な改善とアップデート
業界の動向や読者のニーズ、検索アルゴリズムの変化に合わせて、常にコンテンツを最適化。一度作って終わりではなく、継続的な価値向上を目指します。
この方針で、多くのクライアント様のメディアを成長させてきました。そして今、自社メディアでもこの手法の有効性を実証していきます。
以下のような読者様は、ぜひ一度お気軽にご連絡ください!
・自社のオウンドメディアを成長させたい経営者様
・コンテンツマーケティングに関心のある事業責任者様
・Web担当者として成果を出したいご担当者様
>>GRADMINに無料相談してみる
今後の目標設定
開設から約4ヶ月が経過した私たちのメディアは、正直言ってこれまで片手間の運営でした。しかし、このnoteで成長日記として発信する以上、以下のような目標を設定します。
【現状の指標】(2024年11月時点)
公開記事数:24記事
月間アクセス数(過去28日):207
主要キーワードのポジション:30〜40位台
問い合わせ数:月間0件
半年後(2025年5月)の目標
今回の本格運用にあたり、半年後に以下の目標を設定しました。
【定量目標】
記事数:月8本ペースで累計72記事
月間アクセス数:1,500
問い合わせ数:月1-2件
主要キーワードTOP20圏内:3キーワード
【定性目標】
実践的なナレッジの蓄積と公開
キーワード選定からコンテンツ設計まで
制作フローの最適化
独自の価値提供領域の確立
具体的な成功事例の提示
失敗から学んだ知見の共有
コミュニティの形成
読者との双方向コミュニケーション
実践者同士の知見共有
1年後(2025年11月時点)のビジョン
【定量目標】
月間5,000アクセス達成
メディア経由の問い合わせが月間4-5件
累計記事数:120記事
主要キーワードTOP10圏内:5キーワード
【定性目標】
外部メディアからの寄稿依頼の獲得
業界における主要な情報源としての地位確立
2年後のビジョン(2026年11月時点)
【定量目標】
月間20,000アクセス達成
メディア経由の問い合わせが月間15-20件
累計記事数:220記事以上
主要キーワードTOP3圏内:10キーワード
【定性目標】
業界内での講演・登壇
メディア運営ノウハウをまとめたホワイトペーパーの公開
大手メディアからの定期的な寄稿依頼
3年後のビジョン(2027年11月時点)
【定量目標】
月間PV:50,000
メディア経由の問い合わせ:月間30-40件
主要キーワードTOP3圏内:20キーワード以上
【定性目標】
オウンドメディアの成功事例を10件以上蓄積
上場企業のメディア支援実績
これらの目標達成に向けた具体的な施策と、その進捗状況は、このnoteで随時共有していきます!
最後に
この記事を読んでくださっている方々へ。
私は、この自社メディアを通じて、オウンドメディア運営の「リアル」をお伝えしていきます。成功も失敗も、すべて包み隠さず共有させていただきます。
次回は、2025年1月の年始に、1ヶ月目の振り返りを詳しくご紹介する予定です。
ご質問やご要望がございましたら、ぜひコメントをお寄せください。できる限り丁寧にお返事させていただきます。
それでは、次回の更新でお会いしましょう〜