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ラジオNIKKEI賞2022予想

開幕週の福島競馬場で行われる、
ラジオNIKKEI賞の本命馬及び
買い目を記載していきます。

まずは、勝てるバックグラウンドを持った馬、
すなわち、騎手×調教師×出身牧場が
重賞を勝てる組み合わせである馬を
ピックアップします。

■勝てるバックグラウンドを持った馬
③フェーングロッテン
 (松若騎手×宮本調教師×ノーザンファーム)
⑪ソネットフレーズ
 (津村騎手×手塚調教師×ノーザンファーム)
⑫グランディア
 (坂井騎手×中内田調教師×ノーザンファーム)

どの馬を本命にするかは後ほど記載します。

続いて、逆に上位人気想定ながら
勝てるバックグラウンドを持っておらず、
本命にできない理由がある馬をピックアップします。

今回は3頭挙げます。

■本命にできなかった馬
①サトノヘリオス
・岩田望来騎手の重賞での実績不足
 - 1番人気で重賞を勝てる実力ではない
 - 福島競馬場での経験も浅い
・皐月賞からの直行組の勝利は困難
・小回りコースではかなり外を回る未来が見える
 - 直線も短く、開幕直後の馬場のため届かない
・ハンデも実績の割に重い
・好走したレースの後半ラップは平凡


⑨ベジャール
・田中博康調教師の重賞実績不足
 - 重賞0勝
・トップハンデを背負うが、
 前走負けたピースオブエイトの強さは不明
 - ダービーでは見せ場なしに敗退
 →ベジャールの強さは未知数
 - ダービー上位組と好勝負した
  ボーンディスウェイより重いのは
  背負わされた印象
・好走したレースの後半ラップは平凡

⑥ボーンディスウェイ
・牧調教師の重賞実績不足
 - 長年の調教師生活で1勝のみ
・皐月賞からの直行組の勝利は困難
・好走したレースの後半ラップは平凡
・ただし、ハンデは恵まれており、
 先行力という武器もあるので2、3着の可能性はあり

【レース傾向】
続いて、レースの傾向を考察します。
・開幕週ということもあり、先行前残りの傾向が顕著
・G1からの転戦組や重賞連対組はハンデが重くなり
 苦戦する傾向にある
・逆にクラシックトライアルで惜敗し、
 ハンデが軽めの馬が上位争いをする傾向にある
・良馬場で行われた場合は後半の3〜4ハロンは
 11秒台が続くラップとなる
→つまりクラシックには出れなかったが、
 実力のある軽ハンデ馬が勝つことが多い
 その中でも特に小回り実績がある
 内枠の先行馬が狙い目

【本命馬発表】
ここからは本命にすべき馬を考察します

分析したレース傾向からいうと、
好走したレースの後半ラップが優秀で、
軽ハンデ、前走ダービートライアルで惜敗、
先行馬という条件に合致する
⑫グランディアが最も狙い目ですが
この馬は8枠12番とかなり外枠を引きました。
尚且つ、最近は出遅れ癖もあるため
先行できず外を回る可能性が高いと判断しました。
2、3着候補ではあるものの、優勝の可能性は
枠順によってかなり低下したと考えられます。

次に、⑪ソネットフレーズを見ていきます。
この馬はデビュー2戦目で重賞2着の実績があり
牝馬ということを考慮すると54キロは
実質的なトップハンデです。
またこの馬も外枠を引いており、
前走の競馬からも先行できるかは疑問です。
実績や追い切りの動きを見ても、
持っている能力はこのメンバーでも
トップクラスではあることや、
2着に入ったデイリー杯の後半ラップも優秀のため、
地力で2、3着を確保する可能性は大いにありますが、
優勝までとなると疑問です。

本命馬は、③フェーングロッテンです。
内枠を引いたこの馬は前走同様、
先手を取る可能性が高く、
開幕週で直線の短い福島では
かなり有利にレースを進めるでしょう。
リステッド競走を勝っていることで、
ややハンデは背負いますが、
展開的に今回は競りかけてくる馬も少なそうで
内枠を利して逃げ切る可能性は十分と考えます。
この馬の前走の後半ラップも秀逸で、
自分から後続に厳しい流れを作れる点も
評価したい点です。

この馬が作るレースの流れであれば、
後半ラップに実績のある
⑪ソネットフレーズや、
⑫グランディアを連れてくる可能性が高いです。

馬券もこれを考慮して組み立てます。

【推奨買い目】
■単勝③フェーングロッテン
■複勝③フェーングロッテン
■ワイド
 ③-(⑪、⑫) 2点

おそらく③はそこまで人気を集めないため、
単勝よりも複勝やワイドを厚めに
購入されることをおすすめします。

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