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高山ステークス2022・徹底展望(最終決断編)

いろいろ検討していたら時間がなくなってしまったので、さっそく本題に進みます。

6月5日・中京10R 高山ステークス

(3歳以上3勝クラス・芝2000m)

◎⑩イクスプロージョン
○⑭プライムフェイズ
▲⑤ストリクトコード
△⑦ニホンピロタイズ
×⑫ミトノマルーン

データ分析編でも軽く触れていたが、人気はかなり割れている。このテキスト作成時点で単勝1番人気は4.1倍で10倍以下は4頭。11倍未満まで含めると7頭が該当する混戦と言っていいだろう。
ちなみに過去10回の高山特別・高山ステークスで単勝1番人気が4倍以上だったのは2頭いていずれも掲示板を外した。ちなみに過去10回で馬券圏内に絡めなかった1番人気はこの2頭だけ。つまり3倍台以下の1番人気は必ず馬券に絡んでいるということになる。

その1番人気のイクスプロージョンは、前走が昇級初戦・日本レコード決着の三方ヶ原ステークスで2着。ある程度人気になるのは致し方ないが、恐らくレースの頃には4倍を切る単勝人気になると見る。
反動を疑う声もあるだろうが、道中は前の2頭がかなり飛ばしていたことによってペースが上がったもので、3番手グループを追走していた組にしてみれば平均よりは遅いペースと言えるし、4角先頭とは言え最内をロス無く回ってのもの。
直前の追い切りもウッドで6ハロンから追って、終いも11秒台前半で上がっているので状態面の心配もなしと考えていいだろう。

相手のプライムフェイズは2番人気になりそうなのが少々不安材料だが、とりあえず芝のチャンピオンディスタンスなのでディープインパクト産駒に注意したいというのと、3勝クラス・芝2000mの昇級初戦の馬が比較的結果を残している中で今回該当する3頭のうち、前走中山のアステロイドベルト・今回中1週のメイショウボサツとの比較でより優位になると踏んでこちらを上位とする。

穴候補としてはストリクトコード。今回唯一の牝馬だがこちらもディープインパクト産駒。こちらも中1週ではあるが、その前走が超スローの上がり勝負だっただけに、休み明けと考えればそう悪いレースではなかった。現級では牡馬相手のレースで2着もあり、そう考えれば人気以上においしい存在と言えると考える。
あとはニホンピロタイズ。単純になぜか強い3番人気というのが推奨ポイントにはなるのだが(笑)今回2頭だけの出走の4歳馬の中では既に3勝クラスでも結果を出しているし、叩き2走目で馬体が絞れたのも好材料。人気上位だが抑えてはおきたい。

最後に抑えとしてミトノマルーン。平地であれば恐らくハナを切るのはこちらと見て取り上げる。
中京に限った話ではないが、芝2000mともなると後傾ラップになるケースが多く、中京でも今年の金鯱賞のジャックドールは時計こそ速かったもののやはり後半1000mの方が前半のそれより速かった。
昨年もギベオン・ユニコーンライオン・ショウナンバルディと重賞で悉く穴を開けた逃げ馬がいたのを忘れてはいけないし、昨日の鳴尾記念も逃げたキングオブドラゴンは結局5着も0.3秒差まで粘ってはいるので、早い時計が出るコンディションとの相乗効果で穴のチャンスがあるのでは…と踏む。

結果的に人気上位馬に印を付ける形になってしまったため、買い方は少し考えてこのように勝負してみることにしたい。

■買い目
3連単 フォーメーション ⑦⑩⑭→⑤⑦⑩⑭→⑤⑦⑩⑫⑭ 各100円
3連単 1着流し ⑩→⑦⑭→⑦⑭ 各100円
ワイド ⑤-⑫ 100円

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Grade(えすふーじ)
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