流れるがままに
話せる言語が増えると、その瞬間を表現する言葉の選択肢が増えることになる。
日本語以外の言語を胸張って「話せます!」とは言えないけど、日本語・沖縄の言葉・スペイン語・ポルトガル語・英語を思いつくままに混ぜて喋っているとき、とても気楽だし心地いい。
そのときの気持ちに一番フィットする言語を使える楽さは、自分の心をオープンにしてくれる。
愛情表現&悪態つくときはスペイン語を使いがち。
子どもに声をかけるときは沖縄の言葉。
ビジネス書類の名称は英語。
たまらなくかわいい時にはポルトガル語。
"恥ずかしい"を細分化して話せるのは日本語。
沖縄と日本語のオノマトペも多用する。
日本語ぺらぺらのブラジル人は「今日…」と言ったあとにポルトガル語で話しかけてきた。理由は「眠くて日本語話すのめんどくさかった」から。
感動して英語でつぶやくハワイ人に日本語で返事をする。
No hagas 遠慮!(遠慮しないで!)
スペイン語にはそもそも遠慮の概念がないから、そこは日本語から拝借する。
だーだー、ちーごーごーしてないねー?(あらあら、血出てない?)
※この"だーだー"は訳が難しい。何かをこっちに見せてほしい、渡してほしいときに使う呼びかけ言葉。
言語切り替えスイッチを持たずに、そのときどきしっくりくる言葉で話す。
あまり考えず、脳への負荷を減らして気楽に。
単語だけ混ぜたり、日本語から別言語になったり、グラデーションをもって、流れるがまま、口から出るままに。
言語を伸ばしてやりたいことがある。
今年こそはオンラインスペイン語とる…はず。(意志薄弱)