スペイン留学_ VIAJE:トレド
¡Hola!
先日、学校の遠足でトレドに行ってきました!
その時はまだ風邪が治ってなくて、坂道がしんどかったですが、綺麗な建物を見れて幸せでした。
トレドってどこ?
トレドはスペインの中心に位置し、タホ川に囲まれた町です。ギリシャ生まれの画家エル・グレコが半生を送ったところでもあります。16世紀であゆみを止めた町といわれます。560年に西ゴート王国の首都となったトレドは、711年から約400年にわたってイスラム教徒の支配下に置かれました。1085年のアルフォンソ6世による再征服の後、1492年にカトリック両王によって追放されるまで、ユダヤ人と共に多くのイスラム教徒がいました。
正面に見えるのは、カテドラルです。
狭い坂道を通っていきます。
カテドラル
この日は、カテドラル前の広場で、筋肉自慢大会(鉄棒のある特設リングで筋トレする戦い?)があり、にぎやかでした。
免罪の門側からの写真です。
フェルナンド3世の命により、1226年に建設が始められました。1493年に完成し、世界でも有数の大きさのゴシック様式の建物です。
トレドのパイプオルガンも大きいですねー
ステンドグラスが綺麗でした
こちらは主祭壇です。
柵で見えにくいですが、新約聖書の20場面が描かれています。
正面の門は、時計の門と呼ばれています。
絵が気になるので近づいてみます。
上部のステンドグラスがきれいです。
主祭壇の裏には、トランスパルテがあります。天井の窓から光が差し込み、煌びやかに見えます。彫刻も盛りだくさんです。
天井の絵はフレスコ画です。
こちらは宝物室にある「聖体顕示台」です。なんと純金と純銀でできています!宝物室には様々なお宝が展示してあります。
カスティージャ・イ・レオンの紋章です
中庭を囲む回廊の壁には、大きなフレスコ画がいくつも描かれています。
フレスコ画って雰囲気がやわらかくて見ていて落ち着きます
カテドラル内部にある、モサラベ礼拝堂が気に入りました!
聖歌隊席です。奥にみえる彫刻は、実際大きくて迫力がありました。椅子のひとつひとつには異なる彫刻が施されているので、ぜひチェックしてみてください!!!!!聖具室には、エル・グレコの宗教画をはじめ、ゴヤ、ティッツァーノなどの宗教画もあるので見所だと思います。
サン・フアン・デ・ロス・レイジェス教会
1476年、トロの戦いでポルトガルに勝利したことを記念して、カトリック両王が建てました。ゴシック様式とムデハル様式を混ぜたイサベル様式です。
わたしの好きなムデハル様式です。
床のタイルが特徴です。
壁画?も時代を感じます。
いろいろ
サント・トメ教会
エル・グレコの傑作、『オルガス伯爵の埋葬』です。
下部は、聖アウグスティヌスが地上に降りて伯爵の遺骸を埋葬している場面。上部は、雲上のキリストと聖母マリアに、伯爵の魂が天使によってささげられている場面が描かれています。
時間がなかったのかどうかは分かりませんが、礼拝堂もみたかったのに、入ってすぐの部屋にあるエル・グレコの絵を見て退出。。。残念です。
暑かったのでアイスを買いました。チョコチップ味!
お昼ごはんのお店チョイスをミスってしまい、めっちゃ高価でした。
スペインのじゃがいもは美味しいから許す。
トランシト教会
遠足で訪れた最後の建物ですが、最後までこれがなんの施設なのかわかりませんでした。内部の展示もあまり興味がなかったので。
調べると、ムデハル様式のユダヤ教会みたいです。
装飾がとにかくかわいい。より近くから見てみましょう
2階から撮影しました。上部の窓、メスキータを思い出させますね~
さいごに
「もし、一日しかスペインにいられないのなら、迷わずトレドへ行け」という言葉がありますが、正直そうは思いませんでした。カテドラルには有名な画家の絵があったり、エル・グレコ美術館にも傑作が展示されているようなので、絵画が好きな人は、楽しいと思います!