タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「大笑いしながら出会った名曲特集」2023,8,7つまみ聞き
‘80漫才ブームとニューウエーブロック直撃は中2だったDJと、好きなバラエティ番組を1時間半羅列した結果フツーの昭和歌謡曲番組になったDJ2人の音楽トーク番組bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2023,8,7《大笑いしながら出会った名曲特集》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)ハハッ第175回。カフ上げ忘れてました。175回イナゴライダーでございます、音楽評論家スージー鈴木です。
ミ)ミラッキ大村です。
スー)先週は《アルバム二連チャン特集》という事で新しい世界行きましたねえ。あれはまた三連チャン四連チャンやって行きましょう。
ミ)ハハッ四連チャンは…。
スー)で、今日の企画もですね、もし上手く行ったら、今日はお笑い番組なんですけれどスポーツ番組とかニュースとか、ちょっとHな番組とか、様々な展開ができるかもしれない。今日はミラッキさんが3/4喋りますんで、ちょっとミラッキさん、企画の紹介をお願いします。
ミ)はい今日は《大笑いしながら出会った名曲特集》という事で、オリジナルは名曲なんです。
スー)はいはいはい、コミックソングじゃない、って事ですね。
ミ)出会いが、バラエティ番組だったり、ものまね王座決定戦だったり。オリジナルより先にパロディとか替え歌を見てしまったので、この曲イイ曲なんですよと紹介されても、笑ってしまう。
スー)あー、脳内コロッケの発動とか、そういう話ですね。ちあきなおみ『喝采』をどんだけ名曲と言っても、コロッケをが出て来る。
ミ)はい、あの顔が出て来てしまうと。そういう曲のオリジナルを改めて聞いて行こうという企画でございます。
[とんねるずが教えてくれた]
☆「とんねるずの生でダラダラいかせて‼」(’91-01日本テレビ)
♪にしきのあきら『空に太陽がある限り』
☆「とんねるずのみなさんのおかげです」(’88-97フジテレビ)当時金井克子28歳。今28歳歌手はあいみょん。
♪金井克子『他人の関係』
♪渋谷鉄平『Deep』
スー)♪んでんで、って言ってましたね。イイ歌詞だなぁ誰が書いたんだろう、風街の方でしたね。風街の香りしませんでしたね。
ミ)フフッ松本隆さん。そして曲の方は。
スー)もちろん都倉俊一ですよ。ピンクレディーでめっちゃ忙しい年にね。フフッ多分ピンクレディー用に書いたもののボツ原稿かもしれませんけどね。
ミ)呟きでも山本リンダ感が、と。
スー)日本の現在、文化庁長官でございます。
ミ)ハハッ。続いては志村けんさんでございます。
スー)イエイ!パチパチ。
[志村けんが教えてくれた]
☆「志村けんのだいじょぶだぁ」(’87-93フジテレビ)みんなおいらが悪いのさあ。志村けんさん中学生時代に流行っていた曲。中二ロック?スージーさんはムーンライダースだと。
♪尾藤イサオ『悲しき願い』’64
♪青山和子『愛と死をみつめて』’64
スー)これ一応「お笑いの中で出会った曲」っていう括りがあるからアレですけど、曲だけ聞いてたらNHK-FMの昼間の番組みたいですね。フツーの歌謡曲の番組ですよ、これ!
ミ)ハハハハッ。
スー)私はお笑い番組知らないですけど、曲は知ってます。みんな楽しい。多様性だ。今日はミラッキさんが10時台1曲目クイズのヒントも出して下さい。
ミ)わかりました。「大事な歌なので鼻はほじりません。コーヒー熱ッ!」
【今日はここ!スージー・ゾーン】
ミ)さあここからは、せんだみつお、あのねのねの黄金世代をもっとアピールしたい男、スージー鈴木の選曲でございます。
スー)フッフッフッせんだみつお、あのねのね、笑福亭鶴光世代のスージー鈴木でございます。さっき中2ロックっていう話がありましたけれども、私はムーンライダース「カメラ=万年筆」が発売された’80が中2なんです。それは漫才ブームなんですよ。一つのブームがあるとお笑いは新しい音楽を紹介してくれる、ただ漫才ブームっていうのは、抜群に凄まじいブームだったんで、自分らがレコードを出して、ザックリ言うとビートたけしなんですけど。人気がでたらもう必ずレコードを出す。『恋のぼんちシート』が代表ですけれど、とにかくみんなレコード出したんですよね。今日は名曲というしばりなので、いわゆるコミックソングと言うのはハハッかからないハハハハッ。まずは名曲。
ミ)まずは名曲⁈
スー)まずは名曲ロックンロールでしょう。シーナ&ロケッツ。’79に『ユー・メイ・ドリーム』ですから、いわゆるニューウエーブという事で、音楽のニューウエーブ、パンク、テクノっていうのと漫才ブームはほぼ同期なんで、仲がいいんですよね。ツービートの『俺はぜったいテクニシャン』(‘81)はテクノポップだったりします。
ミ)はい。
スー)漫才ブーム直撃世代として、まずはB&Bをご紹介したいと思います。漫才ブーム1番初めに頭ひとつ抜け出でたのがB&Bでございます。「人気もん!ふたり旅」っていうあんまり売れなかったアルバム、あんだけ人気あったのにオリコン入ってないっていう。そのアルバムの発売は’81,6なんですけれど、その3ヶ月後に発売されるシーナ&ロケッツ
のアルバム「ピンナップ・ベイビー・ブルース」の曲が入ってるんですよ。
ミ)おえー⁈
スー)だから鮎川誠の曲をB&Bが歌ってるって事なんですけれど。B&Bのアルバムに『プロポーズ』って曲と『ピンナップ・ベイビー・ブルース』と2曲入ってるんです。今日はB&Bバージョンの『プロポーズ』を聞きたいんですけど、やっぱりB&Bだけだと名曲というのには忍びない。スジノミクスでB&Bの『プロポーズ』とシーナ&ロケッツ版の『プロポーズ』を繋いでみました。
ミ)やりますねえ。
スー)『プロポーズ』ニューウエーブメドレーという事でB&B&シーナ&ロケッツ!
♪B&B『B.B.プロポーズ』シーナ&ロケッツ『PROPOSE』
スー)歌詞がおかしくてですねえ、好きだったと惚れちゃったと。《横を向けばヨコ顔がセクシーたてを向けばタテ顔が…》作詞は糸井重里…。フフフフッ。B&B’81頃はもしかしたらもうツービートに抜かされてる感じはあるんですけど、ま、ざっくりニューウエーブという事で、こういう感じの新しいロックンロールを歌うというね。
と言いますけれども、もっとヒットした曲がありまして、ザ・ぼんちでございます。ザ・ぼんち『恋のぼんちシート』と言うと、誰もが知ってる大ヒット曲でオリコン最高2位なんですね。’81,2,16付ランキング5位『奥飛騨慕情』竜鉄也4位『スニーカーぶる~す』近藤真彦3位『恋=Do!』田原俊彦たのきんの「た」と「きん」を抑えてザ・ぼんち『恋のぼんちシート』2位!
ミ)これは凄いです。だって年間ランキングでも上位に来るラインナップでしたからねえ。
スー)しかしそれを抑えて1位松田聖子『チェリーブラッサム』ハハハッ。
(ザ・ぼんちは)武道館コンサートが有名ですが、漫才ブームが去るのが早くって武道館が満員にならないかもって言う話があったくらい、’81頃にはもう退潮だったんです。
ミ)流行の流れが早かったんですね今より。
スー)もう全然早い。アイドルなんかもすぐに落ち目になったりしてたんです。
これは珍しいパターンで『恋のぼんちシート』の“ぼんちシート”って何かって話なんです。これ元ネタが、同じく近田春夫が手掛けた’80ジューシーフルーツのアルバム「Drink!」の中に入ってた『恋のベンチシート』っていう曲がありました。まあまあ有名だったんですけど、シングルじゃないんでね知名度が無いんですけど。そのパロディの『恋のぼんちシート』の方がめっちゃ売れたんですよ。
ミ)はあーそんな事がある位、漫才ブームが凄かったって事なんだ。
スー)逆に言うと『恋のベンチシート』っていう元ネタが知られてなかったって事なんです。今日はその元ネタの方をかけようかと思っています。だから一風堂と一緒ですよね。今“一風堂”っていうとラーメン屋ですけれども、その元ネタがバンドの“一風堂”でその元ネタが雑貨屋の“一風堂”だったっていうね。これが“ぼんちシート”の元ネタでございます。
(☆ここまでスージーさん『恋「の」ベンチシート』と言い続ける^^;)
ミ)これ『恋「は」ベンチシート』?
スー)失礼しました『恋「は」ベンチシート』でございます。エンディングがイイんで注目して聞いて下さい。
♪ジューシーフルーツ『恋はベンチシート』
スー)かわいいフフフッ。テストに出るのはザ・ぼんちは『恋「の」ぼんちシート』ジューシーフルーツは『恋「は」ベンチシート』。それ位『恋のぼんちシート』の印象が強かったって事ですね。両方とも近田春夫ワークスでございます。
さて次はちょっと趣旨から逸脱しますけれども、曲が名曲だったらイイんじゃないかという事で、ご本人様のご降臨でさっき出ましたビートたけしでございます。もう何やっても売れた!という印象がありますが、このシングルはフフッあんまり売れなかった。
ミ)あ!そーなんですね⁈
スー)しかし、もうねスタッフが凄い。
ミ)そうですよね。
スー)作詞谷川俊太郎フフッ作曲編曲坂本龍一。タイトルが『TAKESHIの、たかをくくろうか』。“たかをくくる”って今もう死語ですかねえ。大した事ないと世の中を侮る、っていかにも当時のたけしっぽい。坂本龍一の三拍子と言えば『めだかの兄妹』(‘82わらべ)のアレンジかこの曲でございます。
ミ)ウハハッ。
スー)三拍子なんですけど、所々オシャレなんですよ。’83,5『TAKESHIの、たかをくくろうか』。
♪ビートたけし『TAKESHIの、たかをくくろうか』
スー)(所々オシャレって言った)メジャー7thは♪たかをくく~ろう(※ギターで鳴らす)かぁ~この和音が!
ミ)いいですねぇ。
スー)坂本龍一と言いましょうか。三拍子でメジャー7thはエリック・サティ『ジムノペディ』(※1866仏生まれ音楽界の異端児と言われたエリック・サティが1888作曲したピアノ独奏曲)の世界ですね、おっしゃれ~と。「散開」の年ですかね?
ミ)坂本龍一イケイケの時ですよ。
スー)ハハハッ。’83の細野晴臣どんだけ働いてんねんバナシあるじゃないですか、(坂本龍一も) 『めだかの兄妹』とかフフッ忙しいのに仕事選べよ、とか思いますけど。まあ若い時で才能が溢れて。曲頼まれて作ってエンディングどうしようかな♪くく~ろうか~。
スー・ミ)ハッハッハッ。
スー)ハハッなんかビートたけしもさぐりさぐり歌ってる感じがします。という事で名曲がかかって来ましたが、最後も名曲で。私が大好きなのりお・よしおの『MAIDO』またかけてイイですか?
ミ)ハハハッまた?
スー)2回目かな?理由言っていいですか?好きなんですハハハッ。
ミ)しょうがないです、名曲ならば。
スー)いつも一応ある23/4プレッシャー“から解き放たれて、1/4の時は好きな曲をハハッ。「いつもそうじゃないか」というツッコミも浜野さん(ディレクター)から来ていますけれど、いい曲なんです!のりお・よしお『MAIDO』!オリコン最高98位。
ミ)ハハハハッ!
スー)’81,3,10もうすぐ「ロングバケーション」が発売されるかなという時期ですね。加藤優がそろそろ捕まるかという時(☆スージーさん「3年B組金八先生」第1,2シリーズ大好き^^;)3月10 日に発売されてますれども、ロサンゼルスの西海岸サウンドとシカゴのブルースブラザーズサウンドと大阪浪速の立売堀(いたちぼり)の商人が交差する名曲だと個人には思っております!
♪のりお・よしお『MAIDO』
スー)ツインリードの音がいいんですよ。《誰が鰐淵晴子やねん》わかんないですよね。
ミ)わかんないですね。
スー)昭和の池田エライザみたいな方ですね。あ、すいません、どーでもいいです。
【告知タイム】bayfmサマーキャンペーン開催中。8/12(土) 幕張新都心グランドモール1階グランドコート13:00「9の音粋」出張型イベント「90の音粋サマー編vol.2」。火曜DJトムセン陽子水曜DJ藤田太郎月曜ミラッキ大村。サマーソングリクエストも募集。bayfmHPを参照。
ミ)当日は暑さ対策もよろしくお願いいたします。
スー)その後マリンスタジアムに行って頂いて、今チーム状態があんまり良くないので応援もしてもらえればと思います。
【告知】△8/13(日)ミラッキさん:トークイベントwithヒャダインさん代々木woofer
ミ)(※ミラッキさん同時代~スージーさんより上世代からメール等)今日はリアクションも振り幅が大きいハハハ。
スー)私にもTweet来てますよジャスさん《(スージーさん選曲)これbayfmのライブラリーにあったのか?》(☆声を潜めて)ある訳ないじゃないですか。
ミ)アハハハハハッ!
スー)ハッハッハッ自前です。
【22:00台前半】
【告知タイム】
△スージーさん
・8/29(火)南青山BAROOM19:00スージーさん月イチイベント「レコード研究室」《イントロの音粋『レイト’70’sVSアーリー’90’s』feat.藤田太郎》
ミ)10時台1曲目クイズ正解者たくさん来ております。シャチボウイさんオーレンさんキンドーチャンさんさつきさん流山のクマクマクマさん夜のペリカンさん…止まらない位たくさん来ております。
スー)あー多いですねえ。
ミ)ステッカー当選者、ヒヤミンさん。
[ものまね王座決定戦が教えてくれた]
☆クイズ作家日高大介さんが[ものまね王座決定戦]のデータベースをHPで作っている。
☆歌詞に出て来るコーヒー。鼻をほじるのは『真夏の世の夢』?劇的にどーでもイイ話^^;
コロッケのものマネ。
♪野口五郎『私鉄沿線』
☆栗田貫一
♪郷ひろみ『哀愁のカサブランカ』
☆清水アキラ100点。スージー世代は橋幸夫ものマネはザ・ぼんち
♪橋幸夫『恋のメキシカンロック』
☆ビジー・フォー100点。ウォンチュー入るバージョン。
♪敏いとうとハッピー&ブルー『星降る街角』
☆岩本恭生100点
♪布施明『積木の部屋』
【ラスト・ゾーン】
[嘉門達夫が教えてくれた]
☆’77の2曲
♪ピンク・レディー『カルメン’77』♪石川セリ『ダンスはうまく踊れない』
☆ラスト2曲
♪中村雅俊『ふれあい』♪サザンオールスターズ『ミス・ブランニュー・デイ』
スー)来週は打って変わって《いのちのうた特集part2》でございます。去年は8/15来週が8/14という事で終戦記念日前日なんで、音楽を通じていのちについて考える特集を再び!開催したいと思っております。
「bayfm9の音粋、お相手はアシスタントディレクター岡部いさこ「せ!」ミキサーワタナベさん「ん!」ディレクター浜野ツトムさん「そ!」プロデューサー西宮ひろきさん「う!」そしてスージー鈴木「反対!」でございます」
ミ)DJはミラッキ大村でございました。
スー)’90代ってお笑い文化盛んですね!あ、でもものマネは’80代後半の話が多かったか。
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スー)よろしくお願いします。
★みにょん:常連リスナーさんが呟いていたように「出会いは大笑いだったけど、オリジナル曲のすばらしさを解説も含めじっくり味わう回を期待」したが、ただ昭和歌謡曲を羅列し「この番組でやっていた」くらいの、歌謡曲番組で終わった感があり残念だったし、対比すべき嘉門達夫曲オンエアすらなく(ミラッキものマネ聞いても…)正直退屈だった。
スージーゾーンではテーマに搦め手^^;ながら、いつもの月9らしい繋ぎと楽しさ、楽曲へのリスペクトを感じられ、今回のオンエアでなんとか一矢報いたという印象だった。
リスナー間のコミュニティー?が盛り上がっていると、番組への批評的な感想は呟きにくくなる。いいねいいね面白い面白い以外の感想や意見はいわゆる“同調圧力”が押しとどめる。けれど、番組を好きで良質のエンタメとして続いて欲しいと思えば、様々な“批評””感想“はあって良いと思うし、それを受け入れる番組、出演者、リスナーであって欲しいと思う。
☆《いのちのうた特集part2》音楽を通じていのちについて考える特集
☆番組特製ステッカー:シェア大賞・みるさん メール大賞:鳩を見るさん⇒世代の段差を楽しんで頂いてありがとうございますbyスージ―さん