タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「阪神ロック特集」2023,7,17つまみ聞き

少年時代は阪神ファンだったが今はロッテファン“関西=阪神ファン”は’85優勝以降と語るDJと、少年時代「ズームイン朝‼」で負け続ける阪神ソングを聞いていたDJ2人の音楽トーク番組bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2023,7,17《阪神ロック特集》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)                                    スー)7/17月曜日第172回のアレです。あれ?アレってなんやったっけ?9の音粋でございます。
ミ)そらそやろ、ミラッキ大村です。
スー)フフッそらそやろ。阪神では“優勝”と言わずに”アレ“と言う風に岡田監督が言うらしいですね。(☆今季から監督になった岡田彰布の口癖^^;)《阪神ロック》という唐突な新機軸の切口の企画なんです。まあ、セリーグで頑張ってますしね。(☆オンエア時セリーグ首位)オールスターのファン投票はほぼ全員阪神でオール阪神とか言って。
ミ)アハハハッ。
スー)なのでマリーンズの話はたまにしましたけれども、今回は《阪神ロック》と。阪神ファンの方初めて聞く方も多いかもしれませんけれど、先言っときますけど我々は決して阪神ファンではございません。どちらかというとマリーンズの方です。さっき見て参りました(※この日bayfmお隣マリンスタジアムでロッテ×楽天試合)。負けた…。
ミ)あ、負けたフフフッ。
スー)でも阪神は勝ってるようですね。という訳で縦縞対決を願って居る訳でございます(☆タイガース・マリーンズとも縦縞ユニフォーム。日本シリーズで当たりたいと)。ま、これ音楽番組なんですんで、阪神(タイガース)の話を2時間するんじゃなくって、阪神とか甲子園とか、そんなんに、ちなんだ音楽を2時間かけられれば、これが上手く行けばね。中日特集とか、カープ特集とか。
ミ)フフフフッ。
【21:00台前半 始球式】
スー)まずは始球式ですね。日本を代表するロックスターと阪神の選手と始球式で対決して貰いましょう。ロックスターはですね、茅ヶ崎第一中学野球部でピッチャー、サイドスローと言われてました桑田佳祐。桑田少年がですね、当時阪神の金本知憲(右投左打’03-12阪神'16-18阪神監督)と対戦しますね。バラードきりんさん《金本知憲と桑田佳祐の親交は深く、2012LIVEツアー大阪公演で金本がサプライズで登場した》と。
ミ)へええー。
スー)別に野球と直接関係の無い曲なんですけれども、間奏の所で桑田佳祐がピッチャーなんですね、それで金本と勝負するという。始球式でございますね、こっから行きたいと思います。2011年アルバム「MUSIC MAN」から。
♪桑田佳祐『OSAKA LADY BLUES~大阪レディ・ブルース~』
スー)打たれましたねえ。おーん、おーん(☆これも岡田監督の口癖^^;)フフッ。
あいみょんが昨年11月に甲子園でライブを行いましたね。彼女は甲子園の地元西宮出身の、いわゆる“みやっこ”という事で阪神ファンと言明しております。『空の青さを知る人よ』という曲にリクエストたくさん貰ってまして、まろんかふぇさんブルートパーズさん。大山悠輔(右投右打・内野手)っていうバッターがいまして、(この曲が) 打席登場曲でもありますので、これをかけたいと思います。
続いて『優しい雨』小泉今日子。
ミ)あ、名曲。
スー)いわれがありますね。昨年6月の阪神対DeNA戦では、選手が登場曲に懐メロをかける“虎フェス”という企画だったんです。いいですねぇこの企画ねぇ。で阪神先発今やエースですね、青柳晃洋(右投右打)というピッチャーが小泉今日子『優しい雨』を選んだと。しかし!曲をイントロからかけてしまった為サビまでが長く、結果サビ目前で規定投球練習数を終えてしまった。
ミ)ウハハハハ。
スー)あら⁈と。こっからなんですけれど。この件がネットで報道されると小泉今日子本人がTwitterで反応《曲を選んで下さってありがたい。そしてイントロが長くてごめんなさい》と。
ミ)ハハハハハッ。
スー)《私もライブでこの曲を歌う時、イントロでゆっくり動いてます》と。そしてリベンジの日が来ました。去年7/22同じくDeNA戦で規定投球練習数を終える前にサビが球場内に響き渡った、というお話。
ミ)あ、イイ話ですねえ。
スー)おーん、ええ話やハハ。という訳で女性ボーカル。甲子園でライブをしました西宮のあいみょんが大山悠輔の打席登場曲を歌っている『空の青さを知る人よ』から小泉今日子『優しい雨』という流れでございます。
☆ここでミラッキさん青柳選手『優しい雨』発売された年(’93)に生まれという情報。
スー)甲子園って雨が降っても試合ができる「阪神園芸」の方たちが水はけ等の処理が。(☆「阪神園芸」甲子園球場のグラウンド整備作業を担当。試合前試合中の雨天時の迅速なグラウンド整備は“神整備”と野球関係者・ファンから高評価!)だから“優しい雨”くらいなら試合ができると。あいみょんからキョンキョン!
♪あいみょん『空の青さを知る人よ』♪小泉今日子『優しい雨』
スー)Twitterひとり馬券部員さん《青柳投手は雨ヤギさんと呼ばれている》登板する時、雨が多いんですよ『優しい雨』はここにもかかってるんですよね。
ミ)なるほど。
スー)この前ラジオ(※文化放送「純次と直樹」高田純次×浦沢直樹「今週のツブヤイター」ネタとリスナーさんから)で高田純次が言ってたネタ。おじいちゃんが死にましたと、あいみょんのファンでしたと。戒名は戒みょん。
ミ)ハハハ。
スー)ハハッすいません、あまりにも気に入ってて。ハハッ!ネタを借用しました失礼しました。
さてさて、甲子園ライブってあんまり無いんですよね、ドームでもないし人工芝でもないのでね天然芝なんで。でもね安全地帯が2019,11にやってる、コロナの直前ですね。このライブ盤が出ております。そのライブから、阪神が優勝した’85モノで『悲しみにさよなら』。だから’85当時は21年ぶりか、優勝から遠ざかってる”悲しみ“にさよならという意味もあったんではないかということで。甲子園で’85のヒット曲を聞くというのはイイんではないかという事でございますね。ちなみに発売は’85,6,25。その2日前に掛布雅之(当時30歳右投左打)は300号ホームランを打っております。ハハッだからなんなんだって事なんですけど。ハハッ絶妙な点で音楽の話をしながら、ちょいちょいと阪神に寄せて行くと。10時台はもうちょっと阪神にグッ!と行くかもしれませんけど。今は音楽番組として。2020,8に発売されましたアルバム「安全地帯IN甲子園球場・さよならゲーム」から『悲しみにさよなら』。どうも阪神も今日は勝ったようです(☆阪神4-1中日)
♪安全地帯『悲しみにさよなら』
スー)優勝から遠ざかる悲しみからさよならという事でね。
ミ)ハハッ。
スー)まぁマリーンズとタイガース、両方とも頑張って欲しいと思います。
ミ)ホントですねえ。
スー)まったくまったく。ハートブレイクジュリアさん大阪から46カラット《青柳選手が登板する時は雨が降るという事を伝えて下さい》ありがとうございます。
ミ)甲子園球場で収録されたとは思えない音の良さ。
スー)音がイイんですよ。この番組かけたこれまでのライブ盤の中で、音質ナンバー1じゃない?最低は後楽園球場のキャンディーズ解散コンサート、何歌ってるかわかんないフフフッ。
22時台1曲目クイズのヒントでございます。今、青柳って出ましたね。「1979年の青柳晃洋ちゃいまんねん!ぽあー!」
ミ)なんでしょう。
スー)青柳の投球フォーム見て下さい。(なんの声?^^;)ヨロシクオネガイシマス。
ミ)ハハッ「青柳の投球フォーム見て下さい」野球ファンメッセージになってますから。
スー)アッハハハッ!まあ、阪神のエースですからね青柳。
 
【ミラッキ・ゾーン】 
スー)bayfmのアレ、月曜日。今日はアレ特集という事で。こっからは好きなタイガース助っ人はスタントンとボークレアとラムダという、ミラッキ大村さんの選曲でございます。
ミ)違いますよ。グレンとクールボーです。
スー)ハハッちょっと違いがわかんない。
 
☆’80代後半「ズームイン‼朝‼」。当時よみうりテレビアナウンサーの2人。発売’89,3.
阪神勝利の翌朝に流れる曲。子ども時代のミラッキさんが聞き慣れていた。
☆カップリング曲負けた時に流れる曲。当時ほどんどこちらが流れていた。
♪辛坊治郎&森たけし『負ける気せんね』♪『ハイハイ敗‼』
☆’82「面白プロ野球ファン応援合戦」阪神×巨人のヤジ合戦の音源をサンプリング。’00発売アルバム「VOXXX」
♪電気グルーヴ『密林の猛虎打線』
☆阪神ファン石川梨華が’02TVクイズ番組で凄い!と話題になった。
♪タンポポ『恋をしちゃいました!』
 
【22:00台前半 阪神音源と歴史】
[告知タイム]
△ミラッキさん:8/13代々木WOOFERトークイベントwithヒャダイン 先日イベントのアーカイブも配信中。
△スージーさん
・7/19(水)19:00「ロック人国記~横浜・湘南編」NHK文化センター青山 
・7/23(日)「ロックンロール大学『チェッカーズ学』ゲスト倉中保(元キャニオンレコード)NHK文化センター青山 14:00~・17:00~(配信あり)
・スージー鈴木ライナーノーツ全70曲分入り!シティポップコンピレーション「音楽のある風景」(燈音舎)通販販売
スー)全70曲のライナーノーツは、スポーツでしたね。もう、ドンドン書きますよ!書いて書いて書きまくってやる!
ミ)凄いな!
スー)頑張りましたよー。こんな事も大阪では阪神が優勝して盛り上がって、千葉ではマリーンズが優勝してくれたらね。こんな疲れなんて吹っ飛びますよ!縦縞対決!2005年以来の。
ミ)それ、タイガースのファンの人は、あんまり思い出したくないだろうなと(☆1-10/0-10/1-10/2-3で1勝もできず^^;)フフフッ。
スー)でも両方共、最後の優勝になりますからね。マリーンズはあん時2位だったんですけどプレーオフ勝ったら優勝だったんでね。2005年からなんですよ。もう18 年⁈長いなあ~。
先程の(クイズヒント)“1979年の青柳”、これ簡単には検索できないと思ったんですけれども、めっちゃ来ました。曲自体が有名なのかな、山ほど来ました。この方にステッカー差し上げましょう。ラジオネーム、いいですねえ、グリーンウェルのお告げ。(☆’97鳴り物入りでレッドソックスから獲得したマイク・グリーンウェル。春季キャンプ中突然帰国ようやく再来日GWに華々しくデビューするが5/10自打球を足に当て足指骨折。「骨折は神のお告げ」と引退会見^^;出場は7試合)
《ヒントから『Mr.アンダースロー』明石家さんまで行きます。私はラインバックとボークレアが好きでした。打てないから棒をくれ、みたいな事だと思ってました》グリーンウェルのお告げさんにステッカーを差し上げます。おめでとうございます。その他moonyさんビギンさんからもリクエスト予想貰っておりましたね。
何かというと1979年の阪神のエースは小林繁という人なんですね。これは“江川事件”てのがありまして、分かんない人は検索して下さいね。そのあおりを受けて巨人から阪神に来て、この年なんと22勝9敗。
ミ)わっ!凄い!
スー)沢村賞&最多賞。で、その物マネで名を上げたのが明石家さんまですね。形態模写っていうんですかね、明石家さんまは小林繁の形態模写で人気が出たんですよ。曲名は『Mr.アンダースロー』っていうんですが、小林繁はどちらかというとサイドスローなんです。これね大阪CMソングで確か!CMで温風が下からフワッと上がって来る。
ミ)ハハハッ。
スー)ハッハッハッハッ。これ言わないとね、なんでアンダースローなのかって言うのが分からないんですよ。そういういわれでございました。青柳晃洋さん出てました、青柳はセリーグなんでピッチャーも打席入りますけど、青柳の打席登場曲がこの『Mr.アンダースロー』だそうですフフッ。
ミ)へええー。
スー)歴史が一周回って繋がりましたね。という訳で“’79の青柳”っていうヒントは、’79の沢村賞・小林繁の事でございました。ちなみに青柳は下手ぎみのサイドスロー、クオータースローと言われてるそうですね。
♪明石家さんま『Mr.アンダースロー』
スー)いいですねぇ“きゅんメロ進行”ですよ(☆スージーさん命名。キーがCでいうと「F-G-Em-Am」日本人大好き老いも若きもきゅんとするコード進行^^;「VocaL magazine web」で「きゅん♡メロの秘密」コラムを連載中)’79ですから、’79のきゅんメロ進行は『Mr.アンダースロー』と『いとしのエリー』です。
ミ)はああ~⁈
スー)ハハハハッ。えー掛布雅之の話をしたいんですけれども、’70代後半のバッターと言えば、掛布雅之と田淵幸一。当時ね♪カ・ケ・フ・カ・ケ・フとか♪タ・ブ・チとか、選手名のコールが出て来たのがこの辺で、かなり盛り上がりましたね。で、掛布と言えば本人が歌う『掛布と31匹の虫』というシングルがあります。
ミ)はい聞いた事ありますね。
スー)作詞はらたいら作曲長門大幸(※ビーイング創始者)。ビーイング系(‘90急成長をしたレコード会社音楽制作マネージメントオフィス)の狼煙と言われてますね。ドーンと行くんですけれども。一応今日は《阪神ロック》なんで、そのB面でですね、当時の阪神の選手を背番号順に読み上げるっていう『トラ・トラ・ロック』ていう曲がありまして。私も聞いた事なかったんですけど。
ミ)ハハハ聞いた事なかったハハ?
スー)持ってますけど、聞かないですよ。あんだけ野球雑誌で音楽聞いてますからね、評論するんだけど(※スージーさんは「週刊ベースボール」で毎週野球にちなんだ音楽音楽コラムを連載中)聞かない。聞いてみましたら、中々良かった。読み上げるのはね、エイちゃん。
ミ)お?エイちゃん?
スー)大阪人で当時エイちゃんと言えばね中村鋭一。朝日放送アナウンサーのね。矢沢永吉じゃなくって、中村鋭一エイちゃん阪神ファンで有名。当時の大阪のラジオスターですね。が、選手名を背番号1からドンドン読んで行く。当然掛布もいますけれどね、それが’78後藤監督で最下位になった頃の阪神。
ミ)はひゃぁ。
スー)ハハハー。作詞はらたいら作曲長門大幸で‘78この2年後に三原順子『セクシー・ナイト』を長門大幸が出しますけれども、ちょっとねえ『セクシー・ナイト』のイントロの感じがします。なので阪神興味無い方は『セクシー・ナイト』を思い浮かべて聞くとイイかなと思いますね。続けて、映画「がんばれ‼タブチくん‼part1」これも’79の主題歌。クレージー・パーティーで『WAOH‼』って曲があります。ご存知ですよね、歌うは根本要、作詞作曲も根本要。おそらく根本要の実質的デビュー曲だと思います。なのでスターダストレビューファンは必聴かもしれません。一応当時田淵は西武ライオンズ行ってたんですけどフフ。
ミ)そうですよね。
スー)一応セーフと。阪神の田淵が西武に行った1年目という事でね。せっかくなんでその『トラ・トラ・ロック』の前に、やっぱり’85が懐かしいので、’85,4,17と言えば、例のバース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発でございます。その2本目の実況がCDになっておりましたので、2本目掛布のホームランの部分を『トラ・トラ・ロック』に重ねて。
ミ)ハハハッ時空越えちゃうじゃないですかハハッ。
スー)越えるんですよ越えるんですよ、これぞタイムリープ。君たちはどう生きるか!’85のバックスクリーンの3連発、掛布!
♪バックスクリーン3連発2本目掛布ホームラン実況からの^^;『トラ・トラ・ロック』
♪クレージー・パーティー『WAOH‼』
スー)偉大なるスターダストレビューの第一歩ですよ。
ミ)うーんフフフフッ。
スー)「バットにまたがりアフリカからやって来た象 スーパーウルトラタブチマン」わっかんないハハハッ。これはB面でA面は『がんばれ‼タブチくん‼』こちらも作曲根本要。こっからですよスターダストレビューが始まんのは。もう『夢伝説』への第一歩でございます。
ミ)ハハハッ。あと『トラ・トラ・ロック』これ松村邦洋さんにしか聞こえないけれど。
スー)ハッハッハッ。今、なんておっしゃいました?
ミ)え?松村邦洋さん。
スー)聞いときましょうか。次ね2003年なんですけれども、18年ぶりのリーグ優勝でとても盛り上がりました、もう20年前なんですけど。この年ね、さっまざまな阪神音源が発売されたんですよ。中でもね、阪神ファン音楽家の『We Are the World』と言われる、フフッ言ってんの私しかいませんけど。Tigers Freaks Bandってのがありまして『嵐は西から』という非常!に優秀な曲があるんですよ。メンバー凄いですよ中川敬、Char、サンプラザ中野、杉本恭一、石田長生、三代目魚武濱田成夫等阪神ファンのミュージシャンが集まって、歌うはギター弾くはラップやるは。そしてギターソロの後で松村邦洋物マネ4連発。
ミ)わあイイですねえ!
スー)ハッハッハッ。でもホントね、作詞作曲編曲は石田長生あのBAHO(‘89Charと結成したアコースティック・デュオ)の人ですね。(☆スージーさんはスージー鈴木著「いとしのベースボール・ミュージック」リットーミュージック社この曲を紹介しているページで《作詞・作曲・プロデュースは石田長生。古くはソー・バッド・レビュー、最近ではCharとのユニット=BAHOで名高い”浪速のクラプトン“。筆者のような”元浪速のギター少年“にとっての憧れの存在である。》と書いている)途中のめっちゃくちゃ素晴らしいギター・ソロも多分石田長生だと思うんですね。で、エレキギター・ソロが多分Charだと思うんですけど。フフッ今までのを否定する訳ではないんですけど、もうホントに音楽として素晴らしいので、是非20年前の阪神の優勝に思いを馳せて(聞いて下さい)。
♪Tigers Freaks Band『嵐は西から』
スー)いいでしょう。
ミ)こりゃいい曲ですね。音楽ジャンルの横断が「阪神タイガースが好きだ!」という柱があって、奇跡の曲ですね。企画盤じゃなく聞ける。
スー)うん、うん。いやあ、CD買っとくもんですよ。
ミ)気になるのは’03,8,23発売で優勝はまだ決まってない段階で出てる…。
スー)あでもね、’03は勢いが凄かったんでそんな感じでしたよ。ドンドン山ほど阪神音源ありましたよ。山ほど買いましたよ、聞いてないですけど。
ミ)さすが野球音楽評論家。
スー)ラジオネーム夢の浮橋さんからは《『トラ・トラ・ロック』掛布雅之、中村鋭一》メール貰ってました。良く知ってるなあ~。ありがとうございます。
という訳で《阪神ロック》お届けしております。さあ、最後のゾーンはやっぱり『六甲おろし』聞きたいな。しかし、安心して下さい、オマリーはかかりません。
 
【ラスト・ゾーン やっぱり六甲おろし】
スー)いよいよ最終コーナーでございます。阪神の曲といいましょうか、日本プロ野球を代表する音楽と言えばやはり『六甲おろし』で、古関裕而作曲でございます。
ミ)他の球団のファンでも『六甲おろし』は歌えちゃう。
スー)歌えますよね!おそらく日本で最も有名な野球音楽のひとつだと思うんですけれども、オマリーがかけられないという事で。
ミ)ハハッかけられない、自分で「かけない」って宣言しただけ。
スー)いやいや、もうオマリーはいろんなトコでかかってますから。つまんない自己アピールをすれば、僕かなり早くオマリー発見してかけたんですよ。ハッハッハッ。でも今やもうオマリーはデフォルトなんでハハッ。そんな自尊心どーでもイイんですけれども。
『六甲おろし』もいいんですけど、この番組的に六甲おろしと言いますと、やはり大江千里の『六甲おろしふいた』じゃないかと。1回かけましたけどね。ま、いきなり球団歌行くよりはですね、大江千里の『六甲おろしふいた』で月曜キュウオンっぽい盛り上がりをまず、確保しておきたいなと思ってます。
ミ)なるほど。
スー)ただね、これ歌詞は別に野球と関係ないので、神戸に住んでるどちらかと言えばちょっと強気の女性の歌です。なのでちょっとまあ、これは阪神の絡みで言うんであれば今岡の奥さんとか、若しくは野村沙知代とかですね、そういう感じと繋がって来るんじゃないかと思うんですけど。と言ってもまだ野球との繋がりが薄いので。フフフッあのねぇ何故か家にあったんですけど「Sound of 甲子園球場」っていう甲子園球場の様々なBGMとかを集めたCDがありましたんで。原稿のネタになるかなと思って買ったんですけど、原稿書いてないですね。
ミ)ハハハハッ。
スー)聞いてなかったんですハハッ。で、ラッキー7の時にかかる、当時で言えばジェット風船がパァーと飛ぶ時の音楽BGMがありました。もしこの『六甲おろしふいた』っていうのが、阪神タイガースの球団歌だったらという事で、ラッキー7の前の音楽に続けて大江千里をミックスすると、ついに野球音楽になるんではないかと。かなり倒錯したミックスになってますけどフフッ。という訳で『六甲おろしふいた』ラッキー7mix!
♪大江千里『六甲おろしふいた』
スー)いやあ、盛り上がって来ましたね阪神ファンもね。
ミ)見事なmixでした。
スー)ハハッいやいや単に繋いだだけ…。でもこれラッキー7にかかったらね、元気な曲ですからね。あーもう優勝も間違いないな、こりゃあ。
ではいよいよ『六甲おろし』でございます『阪神タイガースの歌』というのが正式名称でございます。これも1回かけたんですけどね、かなり前に。沢田研二版『六甲おろし』。正式名称は『ROCK黄WIND』。もちろん!沢田研二は元タイガースでございます、阪神ファンですからね。還暦ライブの時(‘08)は、この曲をBGでかけてステージからボール投げましたね。ハッハッハッ。その場にいました私。
ミ)いいですねハハ。
スー)で、ですねぇ『六甲おろし』のオリジナルは何かというという事なんですけれど、オリジナルの音源が長らく見つからなくて“幻の1枚!とされていたんです。1936年のタイガース球団の発足激励会でSP盤が配られた、という音源が’99にコレクターの個人所蔵盤が発掘されました。それがCDになりましたねえ。「野球ソングス・大定番、貴重盤」というですね、レーベルがですねえ…すみません、字が小っちゃくて読めません。多分コロンビアかな。ここに中野忠晴という方が歌ったオリジナルの『六甲おろし』が入ってましたんで、これ聞いてみたいと思います。沢田研二と聞き比べて下さい!歌詞が違うんですよ、決定的な所が違う。そこ聞いて貰えると更に『六甲おろし』という曲の魅力が楽しめるんじゃないかと思います。でねえ、せっかく”優勝祈願“なので、今首位ですからね。阪神ファンの方達に盛り上がって貰おうという事で、間についにアレ挟みます。’85,10,16神宮球場に於ける阪神タイガースリーグ優勝の瞬間の音声がCDにありましたんで。
沢田研二の六甲おろしから、その’85の優勝の実況を経て、オリジナルの六甲おろしという、題しまして「六甲おろしスペシャル優勝スジノミクスメドレー」。
♪沢田研二『ROCK黄WIND』~’85優勝音源~♪中野忠晴『大阪タイガースの歌(六甲おろし)』
スー)これがオリジナル昭和11年。もうお分かりですね当時の名前「大阪タイガース」昭和30年代までそうですね、なので♪おーおーおーおーおおさかタイガースという風に韻が続くんですよね。だから響きとして美しいと言いましょうか。モノの本によるとこの『六甲おろし』ってのがメジャーになったのは昭和50年代で、古関裕而という国民的作曲家。『栄冠は君に輝く』夏の甲子園高校野球のね♪くーもーはーわーきー 光あふれてー。とにかくモダンなメロディですけれど。この『大阪タイガースの歌』が『六甲おろし』として親しまれて行く。で、「関西=阪神ファン」というのも’85優勝以降かな、と個人的には思いますね。
ミ)あーそーゆー事ですか。
スー)『六甲おろしふいた』はよいちさんとのっぽさんからも貰ってました、元タイガース沢田研二版『ROCK黄WIND』はつぅかあ隊ももきちさんとかBMさんからも貰っておりました。ジュリー版『ROCK黄WIND』とさっきの『優しい雨』小泉今日子、両方共編曲が白井良明。芸風広っ!ハッハッハッ。
ミ)ホントですね。
スー)繰り返しますが、我々阪神ファンではないんですけれども、一つの音楽文化として阪神の視点からいくつか曲をえらんでみたという事です。やっぱり思い出されるのは2003年の優勝かなと思ってまして、あの時山ほど阪神音源が出たんです。なんとあのBOROがですね、『大阪で生まれた女』のセルフカバーで阪神ファンの男のことを歌った『大阪で生まれた男』というのをリリースしております。それも優勝がかなり近づいた9月に出してます。
ミ)アハハッ。
スー)そういう意味では便乗モノともいえるんですけれど、案外泣けて来るんですよ。曲が関西弁のレゲエでね、ちょっと『Lifetime Respect』(三木道三)な感じもする。「騒ぎ疲れた甲子園の帰りこれで今年も終わりかなと呟いて 絡んだ蔦を眺めながら背中を向けたら泣けてきた」と。まだちょっと早過ぎるか鬼も笑いますけれど、まぁ優勝を願いながら。えーロッテの優勝も願いながら。野球ファン全員が自分トコの優勝を願いながら、今回はたまさかオマリー抜きの《阪神ロック特集》でございましたね。最後は2003年BOROで『大阪で生まれた男』。
♪BORO『大阪で生まれた男』
スー)じゃ次回は横浜ベイスターズでもやりましょうかね。ハハッ節操無し!
来週は《90秒ソングス特集》。久々の演奏時間モノでございます。これまでは2分30秒、2分まで来ましたけど、いよいよ1分台に突入。あーせわしないですよー。何曲かかるか。90秒前後でございます。選曲大変です、数が多くて。
ミ)ちなみに《だいたい2分の曲特集》の時は32曲?かかったのかな?
スー)ハッハッハッ目指せ40曲。頑張りましょう。
「bayfm9の音粋お相手はアシスタントディレクター岡部いさこ1962ミキサー伊藤さん1964ディレクター浜野ツトムさん1985そしてプロデューサー西宮ひろきさん2003そして」
ミ)2005かな?DJはミラッキ大村と。
スー)スージー鈴木2023!‼
===終了===
 
★みにょん:東大阪出身スージーさんなら、旧・現含む在関西球団(近鉄・南海・阪神)ロック特集でも不思議は無かった中、《阪神ロック特集》祈・優勝を掲げて下さり“なんちゃって阪神ファン”としてはウキウキでした。スージーさんも言ったように、阪神タイガースの視点から、野球にまつわる音楽、野球の歴史音源、野球漫画映画など、音楽文化考察から、野球が国民的娯楽としてセンターにいた事も感じました。様々なスポーツファンが増えた今、今後、野球への魅力が増す日が来るのか、そんな事も考えました。
☆彡野球にまつわる音楽というテーマのコラム2001-1018分をまとめた
スージー鈴木著「いとしのベースボール・ミュージック」リットーミュージック社
には、今回オンエアした曲についての解説もあります。
そして、現在も週刊ベースボール「CULTURALページMUSIC」のコラム連載(隔週)が続いています!
 
☆来週(7/24)《90秒ソングス特集》90秒前後の曲を特集。
☆番組特製サイン入ステッカープレゼント⇒シェア大賞:ケミカルさん・なぞかけ大賞:ビギンさん

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