タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「新春放談」2024,1,1つまみ聞き
好きな言葉は「バランスとヒット曲」腹くくってるDJ「買えばいいし」とラジオリクエストしなかったDJ2人の音楽トーク番組。bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2024,1,1第3回目の「新春放談」ゲストはキュウオン水曜DJ統計からバンドライブ活動へとトークが広がる藤田太郎さん。音粋隊勢揃い!タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)藤田太郎(太)
[Eps.1]
【一夜明けて2023年紅白総括】
スー)2024年明けましておめでとうございます。元日でございますね196回でございます、9の音粋月曜日今晩は!生放送でお届けしております、スージー鈴木です。
ミ)明けましておめでとうございますミラッキ大村です。
スー)そしてこの方もいらっしゃいます。
太)どうも9の音粋水曜日のDJイントロマエストロ藤田太郎です。
スー)音粋隊、新春放談という事でおかげさまで3回目の開催となっております。
ちょっとその前に。今日午後4時10分頃皆さんご承知おきだと思いますけれども、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震がありました。津波等の情報が今、テレビラジオで報道されています。えー元日生放送でどうしようかという議論もあったんですけれども、一応スタッフとも話し合いまして予定通りの生放送で行こうじゃないか、それも音楽の話をしようじゃないかという事でやらせて頂きます。
ミ・太)はい。
スー)という訳で北陸地方日本海沿岸に家族がいらっしゃる方とかご関係がある方は、適宜そちらの情報をチェックして頂いて私が言う事じゃないですけど、落ち着いて聞ける方、元日の夜に音楽の話に耳を傾けようかなっていう方に向けて、フツーの。アハッフツーじゃないか、新春放談を例の調子でやらせて頂きますんであらかじめご了解下さい。
ミ)不安な気持ちやモヤモヤした気持ちでお聞きの方は、今日はラジオとだけ向き合ってみて下さい。
スー・ミ・太)よろしくお願いします。
スー)こういう時だからこそ、音楽の話をじっくりするというのもいいかも、しれません。とは言いながらも新春放談でございますから、話はどちらに転がるやらと。一番始めの30分は例年通り紅白大好き少年ハハッ少年⁈熟年スージー鈴木がですね、日本一早い紅白総括という話です。どうせもうね今は若いミラッキさんとか太郎さんとか紅白なんて見ちゃいねぇんじゃないかと思ったので、割とネタを用意したんですけど。あんたらめっちゃ見ててさっき盛り上がってましたねハハハハッ。
ミ)まぁあのう若くないですからね、僕らね。
太)そうですね。
スー)私はもう紅白関連の記事とかもたくさん書いて、東洋経済オンラインという歴史あるニュースサイトに、サプライズがあるぞと。『ブギウギコーナー』無いって言ってたけどあるかもしれない、桑田佳祐・ユーミン臭いぞ(※『Kissin’ Christmas』’86,’87に放送した音楽番組テーマソングを再録音して12月に配信・CD発売した)と、中森明菜今日が丁度40周年なんですよ元日発売『北ウイング』。あれは出るぞと書いて、すみません嘘を申しておりました。
スー・ミ・太)ハハハハハハッ。
スー)全てッ外れましたハハッ。既にYahoo(Y!ニュース1/1・13:02)に個人的な見解とか書いたんですけれども、見てる方も見てない方もどうぞ。民放の長尺の音楽番組も楽しいんですけれども、僕が紅白好きなのはやっぱり腐ってもアハッ腐ってもって言っちゃダメか。やはり一億人を相手にしてるっていう緊張感がある。今手元にありますのは…。
太)ガサガサいってますけど。
スー)大晦日だけ日刊スポーツを買いますね。日刊スポーツの中面に、業界では30段って言いますけど2ページに渡って、全部の曲目と出身地とか星座とか誕生日とかっていうこの出演者一覧表見ながら、昨日見ました。私はもう記事にも書きましたけれど、私的に良かったのなぁと思うMVPは3人。
ミ・太)3人⁈
スー)えーっとね“Wいくた”。幾田りら、後でYOASOBIかけたいと思いますけど。今回YOASOBI『アイドル』が一番の見所だというのは異論のない所だと思います。生田絵梨花が上手かったですねえ。
太)ダンスですか?『ビートDEトーヒ』(’23,11かまいたち濱家隆一とのダンスボーカルユニット「ハマいく」でリリース紅白出場)?ハハッ。
スー)ハハッ『ビートDEトーヒ』もね、僕“芸能IQ”っていう言葉使うんですけど「ああこの人芸能IQ高いなあ」って思いました。ディズニーコーナーのあの曲『ウィッシュ』上手いと思いました。あと寺尾聰のバック!ハハハッ。
ミ)あーあれはビックリしましたね。
太)そうですね。
スー)ヒャダインさんがTweet・Xで《キーが原曲より高い》。調べたらGmじゃなくってAmに上がってたんですよ。かつ、井上鑑(キーボード)と今剛(ギター)が間奏の所で原曲に無い、ちょっとセッションぽい。
ミ・太)あーありましたね。
スー)僕は古い人間なんで、最近居直るんですけれども、やっぱり生歌・生演奏・生中継って言うのが良くって。今回は生中継を示すLIVEという文字の画面表示が無くなったんで、収録かどうかわからないパートも多かったです。生歌は多いんですけど生演奏はかなり耳を澄まさないとアレなんで、チェックする理由も今やないんですけれどフフッ。あそこのパート(寺尾聰の間奏)っていうのは生演奏で「あ!これ、セッションしてるやん」って非常に気に入ったというのが年寄りの意見でございます。とは言え皆さん異口同音にYOASOBIのパートが凄かったという話があるでしょうから、1日経って元日に聞いてみたいと思っております。
♪YOASOBI『アイドル』
スー)YOASOBI『アイドル』幾田…ヨイショ!SE「ハジケ子ちゃーん!」でございました。
太)何ですか今の?ハハッ今の何ですか?
スー)月曜日はこのボタンシステムがあるんですよ。松武秀樹みたいな。(※4人目のYMOと言われたシンセサイザ―プログラマー)
太)そーなんですかあ。
ミ)ボタンシステム!安っぽい。
太)ポチッとな。
スー)ハハハッ黙れ黙れ若者!
ミ)ハハッ若くないって。
スー)YOASOBI『アイドル』話題になっておりまして、例えばメールでどら焼きさんから《YOASOBIは紅白だからこその演出だなと思いました興奮しました。本当にボーダレスだったなと思います》私は原稿(東京スポーツ連載「オジサンに贈るスージー鈴木のヒット曲講座」’23,4,26付)に書いたのは、歌詞が令和の『なんてったってアイドル』(‘85小泉今日子)みたいな歌詞で、アイドルを批評してるみたいな歌詞の中で今の日本・韓国のトップアイドルが踊る、っていうメタって言いましょうか、非常に深いものがあるなと思ったんです。これが私のMVPでございます。後はさっきの生田絵梨花さんと寺尾聰という事です。ミラッキさん、MVPは?
ミ)うーん迷うんですけど、ファーストサマーウイカ『微笑みの爆弾』かなっていう。
太)フフッももいろ歌合戦(※ももいろクローバーZがホストで大晦日から元日未明に行われるチーム対抗形式音楽番組)の方ですね。
ミ)こっちも気になっちゃってたんですがハハッ紅白ではやっぱり私もYOASOBI『アイドル』でした。この曲はまだまだ過小評価されてるなと思いました。日本のテレビ初披露だった訳ですよね。
スー)韓国ではあったみたいですけどね。
ミ)その割に歌ってる所を映さな過ぎ。
太)あー演出がね、凄かったですよね。
スー)凄いたくさん出て来ましたよね。
ミ)なんかオレ達やってやってるぜ、っていう感じが透けて見えてどうかなって思ったのが1つ。この曲はビルボードグローバルチャートでアメリカを除くチャートで1位を取ってるここを皆もう少し考えて欲しい。アメリカ入れると9位。アメリカを意識せず日本語でやって1位ここをもっと評価すべきと思う。
スー)太郎さんは?『アイドル』の話でもいいですし別のMVPでもいいです。あ、紅白見ました?お友達のももくろしか見ないとか。
太)フフッ僕はね、両方しっかり全部ちゃんと見てるんです。
ミ)素晴らしい!
スー)フフッ一回ちょっと止めていい?元日の夜から声が大きい!君ら。フツーに喋って。
太)水曜日はこの声量でやってるんで。
ミ)どうですか太郎さん。
太)ももいろ紅白は、氣志團サイコーでしたねハハッ。
ミ)あー!
スー)私、ももいろ見てないんで。
太)ハハッそれはいいとして、紅白はもちろんYOASOBI。水曜日の9の音粋で「音楽道」って言う(コーナー)のやってるんですけど、もう“アイドルへの道”でしたよね。
スー・ミ)ああ。
太)その後の福山(雅治)さんとMISIAさんラストのトリお二人いらっしゃいましたけど、他のグループの人達が歌唱してあそこに全部出て来て、あのちゃん橋本環奈さんも出て来て、あれはもう音楽道ですよ”アイドルへの道“。
スー)トリの前ですからねぇ。曲順を発表された時にビックリしてここか!と。だからコンセプトが見えたというか、これは“YOASOBI紅白”なんだという感じがしましたね。
太)ホントにそうです。
ミ)2023のトリがYOASOBIでその後に紅白のトリがあったような感じ。
太)もちろんその後に福山(雅治)さんとMISIAさんが締めると言う役目があって。で、ドミノが入ってたりけん玉が入ってたりも含めて紅白なんで。
スー)ハハハハハッ!
太)ただまぁMVPと言ったら2位がYOASOBIで1位は10-FEETですねぶっちぎり。もうぶっちぎりです。
スー)それはやっぱりバスケの?
太)僕がバスケをやってたのもありますし、「スラムダンク」2回見に行きましたし。(※10-FEET『第ゼロ感』は映画「スラムダンク」エンディング曲) 「スラムダンク」オープニングがThe Birthdayというバンドの『LOVE ROCKETS』という曲で。
スー)あ、ひと言あったんですよね。
太)そうです。そのバンドのボーカルのチバユウスケさん今年亡くなられて、チバユウスケさんの名前を言って『LOVE ROCKETS』のフレーズを歌った所も含めて。で、ライブハウスのようなパフォーマンス、後ろに10-FEETのロゴがガーンと出て。あれはライブハウスでいつもやってる事なので。そういうのも含めて、自分達の今できる全てを出し切ってカッコ良かったっていうと僕はやっぱ10-FEET最高でしたね。
スー)ドミノとけん玉の話はなくてイイですか?
スー・ミ・太)フフフッ。
ミ)ちなみに10-FEETって曲フルコーラス?
太)フルコーラスでした。
ミ)だから10-FEET出て来た後半第2部の皆さんは歌を大事にしてもらえてたと思うんです。
スー)前半がね、それは感じましたパッツンパッツンに詰まってて。なんか仕組まれたレールの中でパタパタハイ次ハイ次みたいな。
太)スージーさん10-FEETとかの話すると、新聞見るんですねハハハッ。
スー)あのね世代ですから、紙見ないとハハハッ。
太)エレファントカシマシとどっちだったかんなって?ハハ。
スー)エレファントカシマシもフルコーラスじゃなかった?
太)そうエレファントカシマシも2番からだったんですよ。歌い出しでその後すぐ2番行っちゃったんですよ。
スー)宮本浩次感心すんのは、あんだけほたえて、あ大阪弁でね(☆ほたえる=ふざける、騒ぐという意味らしい)、走り回って絶対音程が変わらないっていうフフフッ音程ロボット。あれは素晴らしかったですね。
太)ああ宮本さんカッコ良かったですねえ。だから2部以降が凄かったっていうのがありましたね。
スー)ミラッキさん準MVPは誰ですか?
ミ)準MVPはYOSHIKIさんのバンドですね。
スー)フフッミラッキ家族が盛り上がったっていう。
ミ)ダラーッと寝そべってたソファから立ち上がっちゃいましたから「SOPHIAの松岡さんいない⁈」って。
太)あれ、僕ら世代だとYOSHIKIさんが集めてSOPHIAの松岡さんいて黒夢の清春さんいてラルクアンシエルのhydeさんいる中に、Hi-STANDARDの難波章浩さんいるっていうのがデカい!
スー)いたいたいた!
ミ)オーッ!って声出ちゃいましたよ。
太)あれがデカいんですよ!ここで大きい声で言いたい。
スー)ここでかけたんだよなあSADSの「池袋ウエストゲートパーク」(※’00クドカン脚本TBSドラマ)の。
太)ああ『忘却の空』(‘00)。
ミ)名曲。
スー)そうそうそう!大好きでした。さっきミラッキさん仰ってたのは、1部が割とぞんざいって言いましょうかフフフフッ。
ミ)その人の歌で選んでいるのであれば、演出も分かりますけど歌をしっかり聞かせて欲しかったなあって。
太)全体的にメドレー感ありましたもんね、(1部)最後の大泉洋さんまで。
スー)そうなんですよね。曲数自体は、数えたんですけど昨年とあまり変わってないんです。なんつーんだろ、去年は桑田佳祐のプロジェクトとかたっぷり長尺で時間かけた山って言いましょうか、そういうのがあったじゃないですか。今回はね、当然YOASOBIは全体の見所だったんですけれど、全体的にキュウキュウに詰められてて。
ミ)ハイテンポでしたよね、民放でもない位の。
スー)うんハイテンポ。
太)去年よりメドレーの人は少なかったですよね。1分半とかだったかもしれないですけど。
スー)だから有吉弘行があんまり悪態をつくシーンもなく。
太・ミ)ああ無かったですね。
スー)いつ「和田アキ子リズム&暴力」とかニックネームとかつけるとかね、ああ来ないなあ終わっちゃったって。
太)それをお前やるなよ、って言う意味で最初にオール巨人師匠出しちゃったとか。
スー)ハハハハッ。
太)あと坂田利夫師匠の追悼がちょっとあったりして、あれも良かったですね。
スー)あの大阪のシーン良くって。誰も言わないから私言いますけど、天童よしみが声出まくってて、あんな悪コンディションの中で(通天閣前)「わが心の大阪メロディー」(※’01-毎年NHK大阪から全国放送される公開音楽番組)”っていうのがあって、いっつも上沼恵美子と天童よしみが声量争いしてる感じがするんですよ。で、いっつも上沼恵美子が勝つんですよ。あ、すっげえなと思ってたんですけど、天童よしみ正体見たりって感じがしましたね。あと私的にはQueenが。紅白って“特別企画”って言われるとちょっと余興みたいな感じがするんですけれども(Queenの)パフォーマンスが素晴らしくって。『ドント・ストップ・ミー・ナウ』ってブライアン・メイのギターがめっちゃカッコいい曲で。フフッロジャー・テイラーっていうドラムの人がいましてね、めっちゃカッコ良かったんですよ、昔。なんか今見たらドヴォルザークみたいなってんですよ。
太・ミ)ハッハッハッハッ。
スー)ブライアン・メイのギターはめっちゃ達者なんですけど、ドヴォルザーク大丈夫かな、新世界行っちゃうのかなって思いましたけどハハハッ。という訳でQueenの話をしたかったんで『ドント・ストップ・ミー・ナウ』昨日のも『ドント・ストップ・ミー・ナウ』なんですけれど、Queenが1979年に残したライブ盤があります。だからこれがQueenの『ドント・ストップ・ミー・ナウ』フレディ・マーキュリーが歌うとこんな感じのライブになります。
♪Queen『Don’t Stop Me Now』
スー)え~元日ですから洋楽もいいかなと。
太・ミ)フフフフッ。
スー)ていうかQueenはもう邦楽ですよ、紅白で歌ったんですからハハハッ。
太)シンディ・ローパーもそうなって来ますよ。(※’90第41回来日しての出演)
スー)いいですよいいですよ、オユンナ(※モンゴル出身女性シンガーソングライター’90紅白出場)もそうですよ。
太・ミ)ハハハハッ。
スー)今地震の事もありますけれども、今日はこんな感じで通常営業で予めご承知おき下さい。あえー!紅白の話もうこんだけかー!もっと喋りたかったのに、JUJUの話したかったのに。今日は10時半からのゾーンで私が最後にかける曲のクイズをやります。なんと元日スペシャルでフフッいつもステッカー1枚ですけど、今日は(正解者の中から)3人の方にステッカーを差し上げます。まぁ喜んでいいのやらって話なんですけど、という訳でいつもより確率が高くなってるんでせっせと当てに行って下さい。
ヒントは日本ポップス界を代表する元日ソング。もう今日かけるのにピッタリ!という事でございますね。難しければ、大瀧詠一の『Rock’n Rollお年玉』ではありませんフフフッ。
太)あ、ホントにそっちかと思ってました。
スー)この番組では1回かけた事あります、日本を代表する元日ポップスであります。
☆ミラッキさんがクイズ回答応募先を読む間に、スージーさんがSE「ハジケ子ちゃーん!」
スー)ここにボタンがあって、押すとね※SE「Bomb A Head!」私が開発した。
太)ミラッキさんがちゃんとメールアドレスとか読んでる時に凄い邪魔ですねこれハハッ。
スー)黙ってられへんのよ!なんかやりたくなるのよ、ごめんなさいね。
ミ)しかもボタン押してからちょっと時間差があるっていう。
スー)あとねぇ後ろにあって小室哲哉のキーボードみたいになってる。肩が痛い。
太・ミ)ハハハッ。
スー)失礼しました。
ミ)この後は太郎さんのゾーンです。
[Eps.2]
【21:00後半 太郎ゾーン イントロ統計から見るバンドミュージック展望】
スー)緑黄色社会の話ができぬ間に次の話題に移りたいと思っております。紅白楽しかったなぁ!あと366日でございます。今年閏年なんで次の紅白まで。
ミ)あーそうか。
太)ハハハッホント好きですね、スージーさん。
スー)いつか審査員で出てやろうと思ってへへへッ。
太)堺雅人さん良かったですね。
スー)ああそうですねドミノ倒す…あ、どーでもイイどーでもイイ。このゾーンはゲスト太郎クンが27階まで階段で、ちょっとエレベーターが止まっていて。私の時はなおってたんですけど、27階まで昇って来た太郎さんお疲れの所すみません。
太)いえいえとんでもない。メールを紹介しながら私のパートを進めて行きたいと思います。ラジオネームぶらんちさん《そう言えば以前から太郎さんが最近の楽曲はイントロが無くなったって言ってたけど、確かにそんな傾向ありますよね。だけどやっぱりできればイントロあった方がいいよね、その方が自然に楽曲にのれるように思えます。ライブ等でも歌う時気持ちの切り替えもし易いんじゃないかな》と。もう、ぶらんちさん私の言いたい事は全部ここに入ってるという事で。私、ライフワークでイントロマエストロという名前でやってます。ビルボード(JAPAN)TOP100毎年年末に出るんですがTOP100にランクインした曲のイントロ秒数を調べて、今年は平均何秒だったかっていうのを2018年からずっとやっております。’18から一昨年’22まで、どんどんどんどんイントロの平均秒数が下がって行ってたんですね。’22はついに10秒を切りまして平均秒数9.7秒まで行っていたと。
スー)フフフッこの話1年に1回聞くなあ。
ミ)9.7秒。
太)ハハハ私noteにあげてるんですけど、去年“ついに10秒切りました”って言うんでテレビ番組2つ出ましたからハハ。
スー)ああ大事な事だ。
ミ)陸上100mの記録じゃないんだからって。
スー)ドーピング無しで。
太)’18からどんどんどんどん下がり続けて、‘23去年どうだったっていうのを調べたところですね。
スー)ドキドキ。
太)この集計6年目にして初の、前年より秒数が長くなった。
☆パチパチパチパチ
スー)この拍手!良くわかんないですけど。日本イントロ協会⁈存亡の危機にあったイントロが復活して。何秒ですか?
太)9.7秒から10.5秒に。
スー)来ましたねえ。
ミ)0.8秒長くなった。
太)これはですね’22が9.7秒なんですけど’21が10.1秒だったんです。10.1から9.7 になって10.5に長くなったんです。
スー)ただ、なんなんだっていう気は少しするけど。
太)浜野さん(番組ディレクター)が拍手笑いをしてますけれど。
ミ)だって0.何秒差わかる?って話ですから。
スー)でもこっからその内訳が問題なんですよね。
太)そうですここまではnoteに書いたんですよ。ぶらんちさんの言う通りですよYOASOBIもイントロ無いですよ。なぜ増えたのか、イントロ秒数0秒の曲何曲あるのか調べたら、一昨年’22が33曲なんです’23は32曲。だからあまり変わってないんですよ。
ミ)あれっ⁈
スー)イントロ無しっていうのが、1/3って事ですね。
太)そうです。じゃあ何が要因なのかなと思ったんですけど。
スー)めっちゃ長いイントロが、ピンクフロイドみたいなんがあったりして。キングクリムゾンみたいなのが。
ミ)ハハハッ。
太)いろいろエクセルのソートを変えて、何かあるんじゃないかと思ったんですけど。ロックバンドの曲が多くなったっていう傾向があると。
スー)※SE「Bomb A Head!」
太・ミ)ハハハッ。
太)ロック形式、adoさんとか米津玄師さんとかはソロなんで、こういう方達じゃなくって二人以上のバンドスタイルの方々。昨年レコード大賞取ったMrs. GREEN APPLE3人組ですけど、100曲中10曲ランクインしてます。King Gnu5曲、back number6曲Offical髭男dism8曲マカロニえんぴつ2曲、緑黄色社会も1曲『Mela!』入ってますイントロ無いですけど。ヤングスキニー、モノブライト、Saucy Dog2曲等々。なのでロックバンドの方々の曲が多くなったというのが、結構キーなんじゃないかなと。
スー)ロックバンドにはイントロが付随する曲が多いかもね。
太)そうです、特にですね一昨年いろいろ調べた結果、back number、髭男は“いいイントロあるよね”。皆さんイメージあると思うんですけど『高嶺の花子さん』(‘13)も40秒近くイントロがあったりとかね。髭男も『宿命』『Pretender』(’19)イントロありますよね。
スー)ああー。
ミ)印象的なイントロ。
スー)『宿命』は印象的ですよね。
太)♪テレレテレテレテレレ~。で、10曲入っていたMrs. GREEN APPLEはイントロの無い曲も多いんですけれども、イントロがある『青と夏』(‘18)『インフェルノ』(‘19)とかですね。
スー)『ケセラセラ』(‘23)無いですよね。
太)『ケセラセラ』は無いし『ダンスホール』(‘22)も無いんですけど、両極端に使い分けて楽しんでるという感じがあって。
スー)ほおー。
太)こういう方々がたくさんランクインして来ると、秒数が長くなったんじゃないかと。スー)なるほど。
ミ)うーん。
太)一個の傾向があるという形です。ランキングに戻ってTOP10どうだったかと。
スー)そもそも1位は?
太)1位はYOASOBI『アイドル』ぶっちぎりですね。TOP3が全部イントロが無いんですよ。1位YOASOBI『アイドル』2位Offical髭男dism『Subtitle』3位Vaundy『怪獣の花唄』。
スー)フフッ無い無い。
太)でロックバンドの曲はTOP10に2曲入ってます。スピッツ『美しい鰭』。
スー)あの読みにくいヤツね。すしって読んじゃうハハハッ。
太)スピッツ『美しい鰭』は10位ですね。これは20秒イントロがあります。
ミ)ほおー。
スー)あー立派なイントロだなあ。
太)今年のスピッツはコナンの主題歌に使われた事で、新しいファンをたくさん獲得したってのがあるんです。(バンドの)もう1曲が第5位にランクインしました10-FEET『第ゼロ感』。これが25秒あるんですよ。
スー)紅白でも歌われ。
太)紅白でも演奏してましたよね、ドラムのシャンシャンシャンから入って。という訳でこの曲をおかけします。
♪10-FEET『第ゼロ感』
スー)紅白でめっちゃ足開いてて、いつもミラッキさんが撮ってる写真みたいな感じでしたねフフッ。
ミ)クールス時代の舘ひろしさん。
スー)10-FEETはクールスチルドレンなんだ。
太)ハッハッハッいやいやいや、あの写真だけでしょ。
スー)歴史の改竄フフフッ。失礼しました。
太)イントロ秒数の話の続きなんですけど、ロックバンドの曲が多かった事がどうしてイントロ秒数長くなったのかという事なんですけど。私去年小室哲哉さんにお会いする事がありまして…。
スー)ホントの小室哲哉ですか?
太)フッどういう事ですか?
スー)コムロテシヤじゃないですか?
ミ)ハハハッ。
太)ハハッホンモノです。で、いろいろイントロの話も伺って、それを自分の水曜9の音粋でも話したんです。ちょっと横道それるんですけど、あの人の曲「ウォウウォウ」と「イェイイェイ」多いじゃないですか。ご本人が言ってたんですけど、これはチャゲ&飛鳥の『YAH YAH YAH』やられたと思って、「ヤ―」をこれから自分が使っても全部飛鳥君のパクリと思われるから「ヤー」は彼に渡すと。だから僕は「イェイ」と「ウォウ」をいっぱい使うんだと。そんな話をしてる中イントロの話で「今後どうなると思いますか」という所で小室さんが言ってたのが、ロックバンドの曲が正にOffical髭男dism、King Gnu、UVERworld、Alexandros、RADWIMPS等の名前も出しながら言ってたんですけど、バンドの人達の曲はいいイントロ素晴らしいイントロがどんどん増えて来るんじゃないかなって言う風に仰ってました。僕との会話ではそうだったんですけど、小室さんが別の方とラジオで対談されていた時に、そこの続きを言ってて。「みんなライブに行きたがるでしょう。この3-4年でヒットしたアーティスト達もライブをやりたがるよね」と。でイントロが無い曲に関しても「じゃあどうするこの曲、上手く演出するためには?」と考えた時にちょっと長いイントロ、前の曲からの繋がりも含めて「ここちょっとギターリフ入れない?」とかってミュージシャンはなって行くと思うんだよね、って仰ってたんです。
スー)ああそれはわかるなぁ凄いわかるなぁ。
太)なので今後のイントロも、YOASOBIとかはデスクトップミュージックじゃないですか、なので切って貼ってで作れる人達なんでイントロが短くなってた。みんながライブ行くようになってライブの収益もドンドン上がっている。フェスの需要なんかも増えてるんで、今後そっちになって行くんじゃないかと小室さんも仰っていて。ライブエンターテイメントの収益もここ2-3年バンバン上がって来てコロナ前と同じになって来ている。っていうのもあると、今後のイントロはロックバンドの人達がいいイントロを作ってそれがブレイクして、ちょっとずつ上がって行くんじゃないかと僕も読んでいるんです。
スー)サブスクで再生回数を云云かんぬんっていう為にイントロが短くなってる、っていう話をここでしましたけど、さっき言ったみたいにサブスクの再生回数とは別の、コロナ禍には無かったライブエンターテイメント。要するにフェスとかでバーン!と盛り上がるという時に、イントロ無しじゃなくって。
太)そうです、で、そうなった時に前半に言ってたスージーさんの、紅白でパフォーマンスしたYOASOBIの『アイドル』も、あれもイントロないじゃないですか。(でも)コンマ何秒でギュン♪無敵の~って入る前に♪ハァ~っていうの入ってましたよ。
スー)ああそうか。
太)そうなんです。あれが正になんですよ。
スー)昨日の紅白で。
太)昨日の紅白はイントロを敢えて間奏で持って来てるんですよ。
スー)いい話持って来るなあ!僕ら打ち合わせしてないですよね。
太)ハハッしてないです。僕今日この話を先に自分でイントロのでまとめてたら、紅白見てたらYOASOBIの『アイドル』、間奏の部分を先に持って来たイントロくっつけてたじゃないですか。ちょっとそれで僕は鳥肌立ってしましまいまして「おー世の中もうそうなって行くんじゃないかな」って。正にYOASOBIの『アイドル』のパフォーマンスがそうだったので。なので私の予想としてはイントロ秒数洗いまして長くなりましたけれど、今後もちょっとずつですけれど長くなって行くんではないかと。
スー)なるほど。その話はいわゆるイントロの復活という事もさることながらバンドの復活、ライブっていう。反動ですよねコロナ禍の。
太)そうですよね、それがライブが盛んになって行くのにくっついて段々イントロが長くなって行くんじゃないかというのが僕の予想になっていると。
スー)どうですかミラッキさん。
ミ)そうですね。やっぱりバンドは印象的なギターリフで始まってみたいなのがありますから、楽しみですね。
スー)古い話ですけどビートルズはイントロ無しが多いじゃないですか。でもあれでもコンサートでカッコいいのはポール・マッカートニーがカウントするんですよ。『All My Loving』とか♪1.2.3.4.5ダン!Close your eyes~やっぱりここが大事で確かに聴衆もさあ手拍子しようとかいう時に、いきなり始まるんじゃなくってっていうね。昔からそうですね。
太)今スージーさんビートルズの話したじゃないですか。次にかける曲を小室さんと対談した時に、『YAH YAH YAH』にやられたと同じくらいにヤラれたイントロがあるというお話があった。それがMr. Childrenの曲なんですけど、これを小室さんが「ジョージ・ハリスン的イントロ」って仰ってたんですよ。
スー)エへッへッへッへッへッ!
ミ)あのジョージ⁈
太)要はビートルズのメロディアスなバンドサウンドのギターイントロ。
スー)その目は「スージーさんいいパス出してくれたな」って目なのか「なんで俺の話を先に言うんだよ」ってのか。
太)いやあ前者ですよ。まさか!全く何話すか話してないのに。まさかビートルズ、しかもポール・マッカートニーからのジョージ・ハリスン。
スー)結果的に良かったです。今からかける曲は「ジョージ・ハリスン的なイントロ」なんですね。
太)小室さんが「ジョージ・ハリスン的」と仰ってた。要はメロディアスなギターが鳴る。ご本人はシンセサイザーで作ってるんでそれは自分にはできない。小林武史君にこれはヤラれたと一番思ったのはこのイントロだと仰っていて。
スー)へえー。
太)僕にはこれはできないと言って、エイベックスの本社で聞いて愕然としたと。場所も覚えてるんですねっていう話までハハッ。
ミ)へえー。
スー)ミスチルの曲でそんなのがあるんですか?
太)Mr. Children30年前1994年リリースの曲です。
♪Mr. Children『innocent world』
太)お送りした曲はMr. Children『innocent world』でした。
スー)30年!『北ウイング』(中森明菜)40年!
ミ)イントロ大王ですね小林武史さんの。
スー)というイントロに小室哲哉さんが脅威を感じたと。
ミ)確かにこのニュアンスのTKプロデュース曲って思い浮かばない。
太)ご自身で全部アレンジもやられてた方なんで「これは多分ギターの人が作ってんじゃないかな」と予想してて。Mr. Childrenの本のどっかで田原(健一)さんてギターの方がこのアイデアを持って来たって言ってて。あ、やっぱりそうなんだって小室さんと盛り上がったんです。
スー)バンドの復権という事はギターの復権という事でもありますからね。
太)そうですね。
スー)あともしかしたら、いわゆる“Jポップ的”と言われる複雑な転調とかナントカっていうのはデスクトップの産物と言うと、イントロは復活する、コード進行はシンプルになる、なんとかっていう話があるのかもしれませんね。
太)こういうイントロが短くなった時代、これを経てからだとそっちもテクニックとして敢えてイントロ無いので来たんです、っていうのも楽しめる時代にはなると思うんです。
スー)フッフッフッフッ。
ミ)両方をね。
太)Mrs. GREEN APPLEや髭男はもうそれをやってるんだと思うんです『Subtitle』とか。
スー)なるほどなるほどね。ああでもそれ感じるなあ。ロックバンド=シンプルなコード進行って言いましたけれども、Mrs. GREEN APPLEやマカロニえんぴつとかっていうのは、めっちゃ複雑で技巧的な『ケセラセラ』なんてその代表ですけど。私Queenと思いました。その感覚っていうのは両方ともオーガナイズしてるのかもしれませんね。
ミ)そうですね。
スー)まあそもそも’60代のビートルズもそうでしたからね。バンドのくせにややこしい事すんなよっていう感じの人達でしたからね。
太)スージーさんが言ってた『ルビーの指環』のバックが凄かったっていう話だと、ロックバンドのスタイルじゃない、例えばadoさん米津玄師とかが今度「後ろのあのギター凄い人だよね」となってまた新しいミュージシャンのスターも生まれて来るんじゃないかっていう希望がいっぱいあるなあと思ってますね。
スー)ええがなええがな。
太)歌い手以外のスターがね。
スー)今日は敢えて古い話ばっかりしますけれど、ローリングストーンズ初来日公演、東京ドーム1番初めは『Start Me Up』(‘81)だったんですよ。♪チャーチャラー。あ!これだよ!って思った感じありましたねえ。
ミ)バンドには必ずライブ中に来たー!っていうイントロありますよね。クラムボンだと『シカゴ』って曲。
太)ああ。
スー)山下達郎『SPARKLE』ですよね。
太)ああ、必ず1曲目にやる。なのでYOASOBIとかもホントはイントロ無いのも、ライブの定番にしたいと思った曲にイントロつけたリアレンジバージョンとか出して来ると、楽しみが増えるんじゃないかと。
ミ)いいですねえ。
スー)じゃせっかく来てもらったんで、まだ少しだけ時間ありますんで、今年のイントロの展望とかハハッ、今日のまとめとか若しくはあなたにとってイントロとは。
太)結構いろんなトコで聞かれてるんですけど。
スー)アハハハッ!あなたの人生にとってのイントロはなんですか?
太)音楽を好きになるイントロダクションです、って言ってんです。
ミ)わあ上手い、用意されてんだなあ。
太)アハハハハ。
スー)聞かなきゃ良かったハハ。
太)擦られまくってハハハッ。
スー)次はミラッキさん”サブスク時代のラジオリクエストとは“。新春放談のミラッキさんはアツいですから。
ミ)だって聞きたい曲があったらすぐ聞ける時代になった訳なんで。
太)ラジオ聞かなくてもサブスクでツータップすれば、すぐ聞ける。
スー)その答えがこの後10時台の前半に確定しますんで。
全員)ハハハハッ。
[Eps.3]
【ミラッキ・ゾーン サブスク時代のラジオリクエスト】
スー)BAYFM9の音粋月曜日DJはスージー鈴木と。
ミ)ミラッキ大村そしてスペシャルゲストの。
太)イントロマエストロ藤田太郎です。
スー)メールでうめちよさんいつもありがとうございます《私が住んでいる新潟市も家がミシミシ言う程のかなり強い揺れを感じ、頻繁な余震もあり引き続き不安が募ります》と。聞いて頂いてありがとうございます。そして光の射す地平線へさんからもありがとうございます《北陸の実家に帰省していて地震に遭遇していました。今日はリアルタイムで聞く事はできませんが関東に戻ったらradikoで番組を聞きたいと思います》という事で、今こういう状況になっております。今日は冒頭に申し上げたように通常営業という事で、元日から音楽の話をするという事なんですけれども。まあ今日聞けない方は無理して聞く事はありませんので。落ち着いて聞ける方は是非この通常営業の1時間くらい、相変わらずの新春放談をお楽しみ下さい。ではミラッキさんアツくお願いします。
ミ)聞きたい曲がすぐ聞ける時にラジオの音楽リクエスト番組ってどうやって行くのがいいんだろうなあっていうお話をしたいんです。スージーさんはラジオのリクエストの思い出、送ったなあとかリクエスト番組こういうのが好きだったなあとかあったら伺いたいんです。
スー)めっちゃ送りましたけど’70代ですよね。そん時は純然とレコード持ってない買う事も考えられないような年齢だったんで、単に聞きたいアリスの『ジョニーの子守唄』って言う風に、当時の大阪中央郵便局530-91ってハガキ送った記憶があります。
ミ)フフッ覚えてる。
太)フフフフフッ。
スー)530-91だったんですよ。
ミ)それはレコード持ってないから。
スー)持ってないから聞きたいという、フツーの話でしたね。
ミ)なるほど、太郎さんいかがですか?
太)僕はこのBAYFMでやってた7300っていうリクエスト番組(「BAY LINE 7300」’91,4-
’09,3月~金)夕方やってたんですけど。グッズが貰えると言うんでその時メンズ5のTシャツのプレゼント欲しかったんで、電話リクエストして当たって貰ったことがある。リクエストした曲は忘れちゃったんですけど。
スー)ノベルティは覚えてますよね。
ミ)ハハハッそんな形のあるんだ、全然予想してたのと違う。
スー)いやいや我々ノベルティ派ですから。
太)そうそうノベルティ貰えるの嬉しい。
ミ)それってリクエスト曲が聞きたいっていうよりは、グッズが欲しくて?
太)そうですねえ。僕はちょっと変わっててランキングが好きで。ランキング番組を多い時は週に7個とか聞いてたんで。
スー)おーそれは凄いな。
太)リクエストと言うよりは何が入ってるんだろうという興味の方が強かった。
ミ)なるほど。そういう意味では太郎さんはスージーさんが言った「レコード持ってないから」っていう動機では全くない?
太)ないです。
スー)ないでしょうね。
ミ)太郎さんと私は同世代ですけどラジオにリクエスト送った事無いんですよ。10代の時。
スー)ああそうですか。まあまあネタ職人とかハガキ職人とかリクエストは別ですからね。
太)結構意外ですね。
ミ)ネタを伊集院光さんの所に送ってた時って、明確に採用される基準がある訳ですよ。それは伊集院さんが面白いと思うかどうか。リクエストってよくわかんないじゃないですか。サニーデーサービスの『Now』と言った所でこの番組の人は知らないだろうな、逆にこの番組の人は知ってるだろうなとか諦めが先に立っちゃうのがあるのと、レンタルして自分で聞くわ何より自分で持ってるわと、ラジオ番組にリクエストしないで来た。
スー)そういう意味ではサブスクとは状況は違うけれど、曲は聞けると。
ミ)そうです。お金をかければ聞きたい曲は聞けるだろうっていうのと自分の趣味がそこまで反映される事がないだろうという諦めという。
スー)確かに私も聞きたい曲をリクエストするという時代もあったんだけれども、上京してから’80代後半中古レコード屋に目覚めて、買えばいいじゃないかと思った事はありましたね。
ミ)そうなった時にラジオのリクエスト番組って何なんだろうなって。
スー)我々リクエストや予想をいろいろ頂いときながら。
ミ)3ヵ月に1度やっている時も、選ぶ曲の何10倍もリクエスト来る中で何が正解で何が外れとかあるのかなと迷うので、皆さんにお聞きしたいんですね。
スー)僕ねこの方アヤさんが書いてくれたメールが自分の気分に近くって《サブスクってアルゴリズムであなたにお薦め的な楽曲が出て来ますよね。ラジオリクエストはそういうお薦めとか全くなくいろんな曲を知るチャンスがあるのがいい》僕の言葉では“出会い頭”「知らねえよ」と思っててもラジオだったら聞こえて来るってのがあって。いい時あるんですよ、具体的に言うとこの前も大晦日の朝ニッポン放送三宅裕司ので(※サンデーヒットパラダイス)Queen特集で僕が一番好きな『39』って曲がかかった。偶然車ん中で聞いててこれ知ってる曲やけどね、ここでこれエエやん!っていうね。この方が書いてらっしゃるのはいろんな曲を知るチャンス出会い頭で知るチャンス、リクエストはこれからもあって欲しいですという風に書かれてますね。
ミ)偶然性。それがラジオはたまらないというのはありますよね。
スー)この方の気分は私近いですねぇ。この方もわかりますね、夜のペリカンさん。
太)あ、僕もこの方そうだなあと思いました。
ミ)お二人がこんなにのってくれると嬉しい。
スー)今日合いますねぇ太郎くんと。
太)合いますねえスージーさん。いつもねぇいないトコで…。(☆スージーさんのいないイベントで悪口を言ってる⁈^^;)
スー)今度シャッフルしましょう。俺の悪口は言わんでええ。
太)バレた?ハハハッ。
スー)夜のペリカンさん《ラジオ聞いてリクエストで参加する人は楽曲もそうだけど、ラジオネームや名前を呼んで欲しい。そしてパーソナリティーさんのその楽曲に対する解説を聞きたいのではないか》と。
太)そうですね水曜9の音粋は正にこれを意識してやってる所は凄くありますね。
ミ)続けて《音楽だけを聞きたい人は迷わずサブスクに行くでしょう。楽曲+αを楽しむ人なんだと思います。+αとは解説とかSNSへの共感とかラジオに参加したいとか》と書いてくれてますね。太郎さんがノベルティ欲しいっていうのとラジオネーム呼んで欲しいっていうのもリンクする所が?
スー)これは気持ち良く分かります。
太)そうですね名前呼んで貰って嬉しいっていう意見は多い、水曜日そういうメールはたくさん頂きますね。
スー)笑福亭鶴光とか原田伸郎に私、呼んで貰いましたからね。エライ古い話ですけど。
ミ)ここで1曲お届けしたいと思います。最近の曲でラジオが出て来るんです。スージーさん聞いて下さい「ラジオからQueenのタイトルが分からない曲 ほんの少しボリュームを上げよう」
スー)アハハハハッ!今日なんかめっちゃパス回ってますねえ。
太)今日いろいろビートルズからの、Queenからの繋がって行きますねハハッ。
♪ハンブレッダーズ『プロポーズ』
スー)これねーQueen!日本のQueen!J-Queen!
ミ・太)ハッハッハッ。
スー)これねラジオから流れたタイトルの分からない曲ってのはね『Now I’m Here』だと思います。このギター聞く限り。
太)あーー。
スー)ハンブレッダーズの方いたら「そうでしょ」って確認して下さい。
ミ)ドラムの木島さんとはお話した事あります。
スー)『Now I’m Here』入ってますよね、と聞いといて下さい。わかってねえよ、って言われたらすみませんって。
太)J-Queenってなんか倖田來未さんみたいなそんなイメージあります。
スー)アハハハハッ。Queenは邦楽で日頃から言ってるのは、詰まる所J-ポップはQueenであると言ってます。
ミ)いよいよそこまで言い切っちゃった。こうやって選曲して1人の50何歳のオジサンが興奮するってのはホントに嬉しいですよ。
スー)いいこといいこと!ありがとうございます。今日はみんな仲いいですね。
ミ・太)アハハハッ。
スー)若しくは私を介護老人のように合わせてくれてる?デイサービスになってんのかな?
太)そんな事ないハッハッハッ。
スー)このメールいいですよ話戻りますけど、たかちゃん油ゲドン石油王さん
太)水曜に良く頂く方です。
スー)ああそうですか《リクエストに対する理由付けが益々大喜利化して行くのではないでしょうか》逆に言うともう大喜利的にリクエストがあるんじゃないか、これ良く分かりますよ。
太)水曜は大喜利やってコーナーになってますからね。
スー)ああその具体的な水曜日のコーナーの事かもしれませんけどね。僕が思うのはいつも「今日は〇月〇日ナントカの日です。で、ナントカにまつわる曲」っていう。
ミ)そうこのテーマ設定って要る⁈って話。
スー)今、フフッ火がつきましたねあなた。
太)♪い~ま~。
ミ)自分自身もアニメソングの毎週テーマを決めて、これにまつわるリクエストを寄せて下さいってやってたんですね。その番組は王道曲を半分こんな曲もあったよねをちょっと、後は大喜利枠を受け付けていたんです。それ何年もやって行くのは結構大変で同じ曲が多くなってそれってリクエストになってんのかなって。
スー)だとしたらこのポリープゆうぢさんの書いてる事が《リクエストを送る時の心持は今も昔も変わっていない。この曲が聞きたいと言うよりもこの曲をもっと多くの人に聞いて欲しい。少なくとも僕が聞く曲はあまり他の人が聞いていない曲が多い為、陽の目を見せてあげたいという気持ちだ》と。これはわかりますね。この感じはあります。だから私もこの番組を不肖やらせて頂く時に、この気持ちで曲を選んでる所もありますね。
ミ)私はハナから諦めていて、知って欲しいけどこの番組のスタッフは選んでくれんのかなって思ってしまう。
スー)キュウオンじゃなくって。
ミ)自分がリスナーだった若い頃ですね。そうじゃなくリクエストするっていうのはとても前向きですよね。ミユキソウセツさん《SNSなど双方向ツールが無い時代に育った私にとって、ラジオの向こう側というのは別世界にある。リクエストが読まれる名前が読まれるという事で自分が一歩近づけたという印象を受ける》今やSNSが存在する中でリクエスト番組が成立するかなと思う。
スー)だとすると我々、僭越って言いましょうかラジオパーソナリティとしてね、こういう思いっていうのを受け止める。ていう事は逆に言うとリクエスト選ばなきゃいけないので、泣く泣く採用できない時もあるという忸怩たる思いになりますよね。
ミ)圧倒的にかからなかった曲が多くなるので、SNSにリスナーの方が「かからなかった」と投稿されるんですよ。
スー)申し訳ない気持ち半分、でもしょうがないなって所ありますよ。
ミ)そういう投稿が曲がかからない番組に見えてしまう。「○○がかかった」と言って貰える為にリクエスト曲を聞いて文章も読んで選曲はするんですけど。SNSの反応にばかり喋るラジオパーソナリティ問題を9の音粋やりながらも考えてはいるんですけれど、リクエストの場合はリクエストしたリスナーの反応と向き合う現象が起きてしまうなと。
スー)太郎さんはリクエスト受け止めたりする時にどういう考えで選んだりとか?
ミ)聞きたい。
太)水曜9の音粋はリクエストじゃなくて予想なんです。あと自分が全部組み立ててやってたらリスナーの皆さんが予想して来てその流れが生まれたので、そういう意味ではリクエストを受け付ける番組ではないし、リクエスト来ることがウエルカムではない番組なんですよね。ミラッキさんの言う「この曲がかからなかった、かかった」というのは僕がこういうテーマ・音楽道をやる流れでの選曲。それに対してのあくまでも予想が来る形で3年半やって来てる。たまにリクエスト特集やらないんですかと言われるんですけど、僕は多分やらないんです。それはミラッキさんが言った所と近くて、頂いたメールやSNSは見てますけど、もちろんSNS見てる人も見てない人も楽しんで貰う番組をしっかり2時間届けるをずっとやっているんです。9の音粋に関してはリクエストは入らないよっていう形で水曜日はやっています。
スー)パーソナリティが腹くくって、杓子定規な話ですが我々も3ヶ月に1回リクエスト特集やりますけれども、まずはあるポリシーとか考えとか情報性を持って選曲するっていうのを、腹くくってやると。それを聞いてくれと、お好みじゃなかったらしょうがない。
太)月曜日の3ヶ月に1回のリクエスト特集は、色になって来ると思うんですよね。サイレントリスナーの方達もこの感じが好きだなと月曜は水曜聞いてる方がいると思うんで、それを作って行くっていう所にリクエストというか、読まれる要素が入って行くとどんどん広がって行くので。
スー)1回だけ喋らしてもらっていい?(☆声をひそめて)バランス考えて選曲してるんですよ、これでも
太)ハハハハハッ。
ミ)スージーさんそうですね。
スー)ちげーだろ!って今一億人のツッコミがハハハッ。考えてるんですよ一応ね。
太)いやいやそれは突っ込まれる事ないでしょ。
スー)あと、できるだけヒット曲って思ってるんですよ、こう見えても。
ミ)スパイダースのヒット曲。
スー)アハハハハッ!
太)世代感かもしれないですけれど、「スージーさんみたいな選曲をもっと」みたいな意見も来ますよ水曜日にも。
スー)え?スパイダースかけてくれって?ハハッ。
太)でもたまにスージーさんとラインする時に「スパイダース的なのかけてるじゃん」ってライン来るじゃないですか。
スー)ハハハハ!アンタ古い曲かけてんのよ、俺んトコ入ってくんなって思うのよ。
太)ハハハッ逆にそう思ってんですか?
スー)あー冗談冗談。どーもすいません。
ミ)9の音粋真剣邦楽選曲番組という中でリクエストの立ち位置をお伝え出来てよかったかなと思います。ここでまた1曲、深夜ラジオが大好きな男の子がテーマの歌でございます。
♪RAM RIDER『RADIO BOY』
スー)なにか面白いポストは来てますか太郎さん。
太)あきほるふぇふいさん《スカすパーソナリティと諦めちゃうリスナーのただれた関係で儚く散った番組は多いと思います》と。
スー)ハハハまあー自分も離れた番組ありますからね。
ミ)メールでシアトル先輩《ラジオのいい所はリスナーさんがリクエストした曲の好きな所や好きになったエピソードが聞ける所です》と。エピソードを書いて貰った方がこういう事もあるのねと。
スー)奥行ができますからね。単なる曲紹介とかウイキペディアに書かかれてるような話だけじゃなくってですね。
(☆急にモノマネ^^;)「えぇー三宅裕司ですQueenの『39』」これ三宅裕司は『39』知らないだろうなと思いながら聞いてて、大晦日良かったんですよバタバタッと蕎麦買いに行く時に。
新春放談最後の30分は「新春聴かせ初め」という事で、太郎さんミラッキさん、私がクイズの答えの曲を選曲します。
[Eps.4]
【ラスト・ゾーン 新春聴かせ初め】
スー)という訳で通常営業でやって参りました、今日は新春放談でお送りして来ましたけれども、このゾーンは「新春聴かせ初め この1曲から始めよう」というテーマで1曲ずつフリーテーマでお任せしております。
ミ)毎年定番になっております。
スー)私はよく洋楽をかけておりましたけれど、さっきかけましたんでハハッ。太郎さんご自由に、どうぞ。
太)はい、今日はロックバンドの話をいっぱいしたんで私もロックバンドの曲をかけようと思います。最近ちょっとめちゃめちゃブレイクしているバンド、サバシスターって知ってますか?
スー)え?カベポスターですか?
太)違います。
ミ)早いなあーハハッ
太)あ、お二人ともご存知ない?BAYFMで火曜日の夜にラジオやってるんです、3人組の女性ロックバンド。
スー)BAYFMでやってる?知ってますよぉ~。
ミ)急に態度が変わるフフッ。
太)ハハハハッカベポスターじゃないですよ。
スー)アンジェリーナ1/3でもなく?
太)違いますよ。3人組の女性のバンドで今日メジャーデビューが発表されて、単独ライブやるともうパンパンになるという、今年ブレイク。この曲のイントロ『ジョニー・ビー・グッド』チャックベリーの、それを知らない方は斉藤和義さんの『好きだった』。
スー)え?ずっとゼリー?
太)それ違う!誰!ずっゼリって言ってるの?ハハハッ。
スー)音楽の話。紅白の話はいい、M-1の話はもうやめようよ。
太)ハハハッスージーさんが持ってってんじゃないですか。
スー)好きな言葉はヒット曲とバランスです。
ミ)ハハハハハハッ。
太)『ジョニー・ビー・グッド』から『好きだった』ちゃんとロック系譜をわかっているイントロがカッコいい!
♪サバシスター『ヘイまま!プリーズコールミ―』
スー)ああいいですね。
ミ)カッコいい。
太)いいですよね。事務所もHi-STANDARDのいたPIZZA OF DEATHでメジャーデビュー、注目だと思います。
スー)スリーピース?
太)スリーピースです。
スー)へえー。ありがとうございました。続いてミラッキさん。
ミ)はい2024年なりたての今日、’24,1,19発売の曲をかけます。今回紹介するグループ知ってるかどうか~。まちだガールズクワイヤー。
スー)ププーーーーーッ。
ミ)ハハハハッ。
太)ハハハッまたかよっていう。
スー)バランス!
ミ)1/19に「MGC CLASSICS vol3」というカバーアルバムを出すんです。今日お届けするのは三部合唱が聞きものですお聞き下さい。
♪まちだガールズクワイヤー『Hail holy queen(天使にラブソングを)』
スー)映画見ましたよ当時リアルタイムで、ウーピーゴールドバーグ。
という訳で私のパートですけれども、皆さんスパイダースってご存知ですか?
太・ミ)アハハハハッまさか。
スー)ハハハッもっとメジャーなの行きます。好きな言葉はバランスとヒット曲です。いつも1枚のステッカーを今日は3枚ご用意しました。正解が割と多かったんで今正解の束を3つに分けました。私からお一人ミラッキさん太郎さんからお一人ずつ、計三人の方に差し上げます。私はこの方ラジオネーム変わり者のタカさん《松任谷由実さんで『A HAPPY NEW YEAR』かな》おめでとうございます!
ミ)じゃ私ミラッキが引きますブンコさんですおめでとうございます!
太)はいこの方!ラジオネーム村ちゃんさんおめでとうございます!
スー)日本の元日ポップスの代表と言っても差支えはないと思います。今日こんな感じで楽し気に、というかフツーに通常営業でしました「今年も一番最初に会う人があなたであるように」と恋愛ソングなんですけれども、もっと広くとらえますとやっぱり会いたい人にちゃんと会えるという日を。コロナも終わってね。今日は騒がしい1日でしたが、素敵な音楽に包まれて、なんとか平和に楽しく優しく生きる事が出来ればなあという事です。昔学校で「音楽好きなヤツに悪いヤツはいない」って先生に言われた事がありまして、という事は9の音粋はイイ人ばっかり!我々のこんな勝手な言い分も聞いて頂けるっていうのはホントにありがたい事でございます。今年も一番最初に会う人があなたであるように。
♪松任谷由実『A HAPPY NEW YEAR』
スー)皆さんにたくさんいい事がありますように願いながら、松任谷由実『A HAPPY NEW YEAR』でございました。よく喋りましたね、ありがとうございました。
太・ミ)ありがとうございました。
スー)通常営業お聞き頂いてありがとうございました。来週は《20枚目のシングル特集》なんだ?1/8は成人の日。今では18歳が成人年齢ですけどこれまでは20歳でしたので20枚目のシングルだけを特集します。
太)あーなるほど。
スー)大物ミュージシャンが多くなるでしょうね。
太)そうですね20枚出してる方ですから。
ミ)なかなかですね。
スー)さて明後日太郎さんは?
太)はいゲストが来ます。音楽ジャーナリスト柴那典さんをお迎えして、‘23の音楽シーンの振り返りと’24の音楽シーンはこうなる予想というのをやりたいと思います。いつものイントロクイズの他に別企画をやろうと思っているのでお楽しみに。
スー)名前を呼ばれるのが嬉しいとかいうご意見がありましたので、今日はメール頂いた方の名前だけをお時間の間読んでみたいと思います。「9の音粋月曜日お相手はアシスタントディレクター「ピアノで猫ふんじゃった」ミキサー「すれからし」ディレクター「アイラブニューヨーク」ディレクター補佐「すざんもん」プロデューサー「サリー」人事部長「練馬の谷」経理部長「ブルートパーズ」宴会部長「ずうとるびから始まる」広報室長「ハートブレイクジュリア」時計屋さん「流山のクマクマクマ」乾物屋「村ちゃん」左官屋「ゆうたそ」公園に住んでるおじさん「公園のすず」公園を散歩してる人は「孤独の散歩者」そして社長!「超丸ダイシ」さん。
で、私はスージー鈴木でございました。
ミ)更にスペシャルゲストの。
太)イントロマエストロ藤田太郎でした。
ミ)そしてミラッキ大村でございました。新春放談来年もやるんでしょうか。
スー)番組があれば、ね。
太)3月越えたら5年目になるんですよね。
スー)ありがたい事ですね、なんとか越えて行きたいですよね。今日は通常営業でありがとうございました。一年間楽しくやって行きたいと思っております。
スー・ミ・太)よろしくお願いします。
===終了===
★みにょん:北陸の大きな地震の報道、更に羽田空港の事故、遠く離れていても心穏やかでない元日に“通常営業”はホッとする。紅白振り返りの“音粋隊”楽しい興奮。統計から見るイントロ復活⇒バンド復活⇒ギター復活。コロナ一段落でのミュージシャンライブ活動復活が大きな要因かもしれず、今後の嬉しい予想へ広がる太郎さんとスージーさんのトークは音楽に関わる”プロ“のテイストが楽しい。
サブスクとラジオ番組リクエストトークゾーンでのミラッキさん《サニーデーサービスの『Now』と言った所でこの番組の人は知らないだろうな、逆にこの番組の人は知ってるだろうなとか諦めが先に立っちゃうのがあるのと、レンタルして自分で聞くわ何より自分で持ってるわと、ラジオ番組にリクエストしないで来た》ラジオ番組とリスナーへの傲慢な心持、この方はラジオを好きではないんだろうと思う。それがご自身がラジオ番組を作る側に回ると、リスナーのSNSに「リクエストがかかってない番組のように見える」と逆の傲慢さ。そして《リクエストの際周辺のたくさんのエピソードを書いて下されば「受け止めるし」》という言い方でリクエストを求める発言は、違和感と不快感を持つ。
スージーさんが言ったように《パーソナリティが腹くくって…まずはあるポリシーとか考えとか情報性を持って選曲するっていうのを、腹くくってやると。それを聞いてくれと、お好みじゃなかったらしょうがない》太郎さんも同じように言っていた。多くのラジオパーソナリティはおおよそこういう姿勢でやっていると思う。ミラッキさんはそうしたラジオパーソナリティや番組制作陣・リスナーへのリスペクトなくラジオを聞いて来て《リクエストを諦め》、現在ご自身が作る側になっても「腹をくくれていない」んだろう。今回の新春放談で不愉快な気持ちになった残念な部分だった。
ラストユーミンの曲では、スージーさんが言うように、会いたい人に会える大事さを痛感。世界中が平和でそういう状況でありますように。今日被災された方々のご無事を願わずにいられません。
☆来週(1/8) 《20枚目のシングル特集》
☆番組特製ステッカー進呈・シェア大賞:ライトエラーさん・メール大賞:超丸タイシさん
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