タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「1977年特集」2025,2,3つまみ聞き
リアルタイムの記憶がある故に考え過ぎて⁈地味目な選曲になったらしいDJと生まれる前なのでど真ん中派手曲を揃えたDJ、“踏んだり蹴ったり・パーカー黒ブチ眼鏡の二人”^^;の音楽トーク番組。BAYFM9の音粋(#キュウオン)月曜日。2025,2,3《1977年特集》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)ラジオネームぽぽらメッシさんありがとうございます《マリーンズファンですが、この番組は吉井監督の音楽の話が聞ける特異な番組で、今年こそスージーさんの始球式が叶うように願ってます》肩作っときます、ありがとうございます。
ミ)ハハハッ。
スー)金曜日大阪行って来まして《スージー先生の大阪のイベント行かしてもらいました》と書いてらっしゃるのはハートブレイクジュリアさん、ありがとうございます《また関西にもいらして下さい、大阪人は中々関東のイベントに行きづらいです。熱い思いを持ってるスジラーばかりです》。今日は《1977年特集》ですがミラッキさんは生まれていない。
ミ)そうですよ、リスナーさんからもそういうメールが来ています。
スー)ラジオ好きの皆さんご承知の通り、ラジオ業界がやや浮足立つレイティングのウィークなんですけど、9の音粋月曜日はほぼ通常運行。フフッむしろ先週がエライ派手だっただけに、吉井監督に来て頂いて(※1/27オンエア本note参照)。今回は1977年特集でお届けしようと思ってます。自己紹介スージー鈴木でございます。
ミ)ミラッキ大村です。
スー)1977年昭和52年、 私小学校5年生で記憶は完璧にあります。そのせいで考え過ぎたのか、やや私のセレクションが地味になってしまいました。
ミ)アハハハッ。
スー)レイティングなのにこの地味さはどうかなと。例えば1曲目ねぇいろいろ考え過ぎたんですね。“ロック御三家”前年デビューのCharこの年の秋デビューの世良公則&ツイスト、原田真二、翌年にサザンという感じなんですけど。やっぱりフォークの話をしなきゃいけないだろうと。フォークの流れが歌謡曲にも来るということで、1曲目どうかなとおもうんですけど。いつか岩崎宏美のカバーでお届けした清水由貴子のデビュー曲『お元気ですか』。派手なら榊原郁恵行っとけよって話なんですけど、高田みづえでもなく清水由貴子行っちゃいましたね。これねえ阿久悠・三木たかしでいい曲なんで。もう1曲、この年さだまさしが大ブレイクでございます『雨やどり』がドーン!って行くんですよ。だから 『雨やどり』で行ってませませって盛り上がると思うんですけど、考え過ぎて。『もうひとつの雨やどり』ってのがあるんですよ。『雨やどり』の女の子の気分をモノローグで歌う『もうひとつの雨やどり』行っちゃって、地味なスタートですみませんフフッ。というわけでフォークの香りを楽しみます。
♪清水由貴子『お元気ですか』
♪さだまさし『もうひとつの雨やどり』
スー)アレンジが『雨やどり』と違って、こちらはジミー・ハスケルという『明日に架ける橋』サイモン&ガーファンクルを編曲した方がやってるという、ドラマティックなアレンジです。が、歌詞の内容が器量が良いとか悪いとかかなりルッキズムな時代、1977年。《娘は器量が良いというだけで 幸せの半分を手にしている》“器量”という言葉も中々歌う方少ないですけど“見てくれ”の話ですね。我々がもうちょっとね、男前同士だったらこの番組も、こんな地味が曲かけてももっとぶわっと盛り上がるんでしょうけど。
ミ)ハハハラジオだったら関係ないはずなんですけどね。
スー)ですよね、我々が福山雅治・星野源みたいな顔だったらねえフフッ。
ミ)我々声が違うんだよなあ。
スー)あ、そうですか?(☆福山声で^^;)「日本生命」「ジェットストリーム」
ミ)ハハハハッ。
スー)ハハ器量もないし声も似てないということで、踏んだり蹴ったりの二人がお届けしています。
ミ)そうでーす。
スー)’77地味な選曲で。
ミ)ハハッしっとり始まりましたね。
スー)次ちょっと派手かな。さだまさし女性言葉で歌う。最近のアイドルは女性が男性の言葉で歌います「僕」とか言いますけれども。女性言葉で歌う男のシンガーということで、こういう歌詞《今日から赤い爪あなたに見せない すき透る桜貝 あなたの好きな色 一日に二本だけ 煙草を吸わせて》って女が男に言うっていう歌なんです。それをこの声で聞いたら中々せつなくなるんじゃないかと。前年の内山田洋とクールファイブ『東京砂漠』と並ぶ“東京孤独歌謡”の名曲。ハルヲフォンのカバーでも知られます(※’78アルバム「電撃的東京」近田春夫&ハルヲフォン)。
♪森進一『東京物語』
スー)あーかっこいいなあ。これ清水由貴子『お元気ですか』と同じ阿久悠ですよ、芸風広い。阿久悠黄金時代が’78なんですけど、その一歩手前でピンク・レディーも含めて阿久悠がめっちゃ忙しかった時代ですね。
さて、説明を要する曲が来ました、若い方々一応聞いて見て下さい。「人間の証明」という大ヒット映画がありました。森村誠一原作で前年の「犬神家の一族」に続く角川映画の大ヒット。その映画のストーリーのキーになるのが西條八十という有名な詩人の詩《母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?》がある。私映画見ましたけれどそうなんです。今からかける曲が流れながら、この詩がナレーションで読まれるCMが大量に流された’77の夏。映画も大ヒット、そして曲もオリコン2位52万枚の大ヒットとなりました。スタッフのクレジットが凄い、まず原詩は西條八十作「帽子」、英訳角川春樹、 英詞ジョー山中。フフッだから「帽子」という詩を角川春樹が英語に訳して、それを歌詞にしたのはジョー山中。作編曲は大野雄二。割とビートリーな、やや『ヘイ・ジュード』(‘68)を感じる曲調なんですけれども大ヒットしまして、ジョー山中の素晴らしいハイトーンボーカルを楽しんで下さい。あ!これ派手だなあフフッ1977年8月発売。
♪ジョー山中『人間の証明のテーマ』
スー)地味かと思って心配してたんですけれども、メールでへたれタイショウさん《清水由貴子を聞いてあの頃が一瞬で蘇りました》64歳。22歳ゆずもちさんありがとうございますハハッ《ワンオクの曲はよく聞きますが、お父さんである森進一の曲初めて聞きました》‼(※ONE OK ROCK ボーカルTaka)
ミ)良かった!
スー)キター‼ナインオクロックはこんな曲かかりまっせハハッ。
ミ)流行歌手なんで。
スー)うちのハムスターは6代目さん《今夜の選曲はまた渋いですね。気持ちが落ち着く感じが良いです》ペンネームハロウィンさん《フォークソング2曲聞いたらメチャクチャ心に沁みますね》フフッ。なんだこいうのがいいのか⁉ハハッ。
ミ)ハハハッ反響がいつもより多い。
スー)日頃なんだったんだ、何苦労してんだとフフッそんなことは言いません。
さて22:00台1曲目クイズのヒントでございます。今日の22:00台前半は’80代にブレイクするミュージシャンが’77頑張ってる時、ブレイク前という曲をかけたいと思います。’80代を席巻する、この時は2人組のグループ。ユニット名の真ん中に中黒“・”が入ってますね。歌詞にね《行きずりのオンナ》とか《生意気なオンナ》とか、’80代のこのユニットはこんなこと歌わない、ちょっとマッチョな感じが意外。フフッちょっと説明的なヒントですけれども。ユニット名と曲名、ユニット名にはちゃんと“・”を入れて下さいね、それが正解でございますよろしくお願いします。正解者の中から1名に新ステッカーを差し上げます。
【BAYFMからのお知らせ】
2/3からの1週間BAYFM“あったかWEEK”総額約30万円相当のプレゼント。対象の生放送番組毎にDJがガチャガチャを引き当選者を決める。
ミ)というわけで今目の前にガチャポンがあります。
スー)もう私が全然ダメなんでミラッキさんにやって貰います。
ミ)行きますよ、ヨイショと(ガチャガチャ)。
スー)さあいい結果が⁉
(※SE:ドラムロール)
ミ)ホッカイロ。
スー)ホッカイロ⁈(サウンドマシンで「ちゅーと半端やなー」)じゃあそのホッカイロを欲しい方はどうしたら?
ミ)この季節絶対役に立ちます、メールでご応募下さい。
【ミラッキ・ゾーン 派手にメジャーで】
スー)言い忘れました先程の『人間の証明のテーマ』にはバラードきりんさんすれからしさん村ちゃんさんブルートパーズさんという、100萬ドルの内野陣フフッ鉄壁の常連さんから予想リクエスト貰っていました、ありがとうございます。’77特集何でかとう言うと4回前のへび年なんですよね。そういう薄~い意図でお届けしていますフフフッ。’80生まれミラッキ大村さん選んじゃって下さい。
ミ)Twitter・Xのポスト1つ紹介しましょうアルテリズムさんさだまさし『もうひとつの雨やどり』がかかった事に対して《令和の今ルッキズム批判で書けないかもしれないが、口に出さないだけでこの歌詞が書かれた頃よりも今の世の方がよっぽど下品な欲望に支配されている。やさしいまなざしでこの歌詞を書いたさだまさしの方がよっぽど現代的に正しい》。
スー)ああそれはちょっとわかりますねえ。
ミ)実は曲がかかってる間に私達がそういうこと喋っていたんです。
スー)(☆ちょっと声を変えて^^;)「ルッキズムは浸透してます、武田砂鉄です」。
ミ)ハハハハッ。
スー)すみません行って下さい。
☆’77,5発売ジュリーは欠かせない
♪沢田研二『勝手にしやがれ』
スー)パチパチパチ派手だ~やっぱこうじゃないと!ジュリーがステージからホッカイロ30個投げます「寒いだろー!」って。
ミ)ハハハッ。
☆’77,6発売ヒットするも7月解散宣言
♪キャンディーズ『暑中お見舞い申し上げます』
☆’77,7発売キャンディーズと同じ’73デビュー
♪山口百恵『イミテーション・ゴールド』
☆’77,8発売CMソングからヒット
♪松崎しげる『愛のメモリー』
☆ピンク・レディー最大のヒット
♪ピンク・レディー『UFO』
スー)月曜に聞く『UFO』がいいですよ、キュウオンで聞く『UFO』がいいです、矢追純一(※テレビディレクター、’70年代UFO超常現象番組で有名になった)が来そうな感じしますよ。
ミ)ハハハハッ。さあ!派手にやりましたよ。
スー)じゃああと1時間地味に。
ミ)ハハハッ。
スー)いやいや聞いてね聞いてね。
【22:00台前半 ブレイク前のあのミュージシャン】
スー)確かに派手派手とか言いましたけれども、歌謡曲でも一億人のお茶の間ど真ん中で、ブラウン管通じてヒットした曲ってのは、なぁーんつうんだろいい意味での“お金の匂い”って言うかね、しますねえ。フフッこれ褒め言葉って言いましょうか、渋谷陽一がよく言うんですけどね。「売れてる音楽が好きだ」とやっぱりマニア志向じゃなくって、ちゃんとヒットさせようという英知が結集して、時間と人とお金をかけてって感じがしますねえ。
ミ)それになにより、歌手の歌が上手くって。
スー)そうですよね、歌唱力って言いますけどやっぱり優劣はあって。上手かったですよ今の全員ハハハッ。沢田研二もタイガース時代はどうかなと思う曲もあるんですけれども『時の過ぎゆくままに』(‘75)あたりから、めっちゃ上手いなあと思いますね。
スー)例の陥没事件(埼玉県や八潮市1/28道路陥没しトラックが転落)のメールが来ております。びんちゃんスマイルさん《陥没事故で節水協力をしてます、明日は2時から水の使用制限をします》大変だ!いろいろ大変でしょうけれどリクエストは『勝手にしやがれ』。我々にできる事は曲をかけることだけですが、お疲れさまでございます。
22:00台1曲目クイズのヒント、先程謎な事を言いましたね。ユニット名に“中黒”“・”が入る、オフコースでございます。この曲までは“オフ・コース”だったと。恒例のニューニュージック不遇時代あの曲この曲のコーナーでございます。オフ・コースがですねあんまり売れてないんですけれど、こういう曲を’77に出しておったということです。クイズ正解者の中からお一人にかっこいいステッカーを差し上げるのはこの方にしたいと思います。ラジオネームぱんじゅうさんおめでとうございます!オフ・コース『こころは気紛れ』。《スージーさんミラッキさん今晩は、いつも楽しく拝聴しています。好きな音楽を聞くだけの私だったのですが、番組を知ってから一段と音楽が好きになりました。いつかお二人にお会いしたいなあ》。
ミ)あらららら。
スー)こんなフフッ“逆ルッキズム”の我々に。
ミ)アハハハッどういうこと⁈
スー)ハハハッパーカー着た黒ブチ眼鏡のオッサン二人。こちらから会いに行きますよ!ぱんじゅうさん!栃木県足利市行ける行けるフフフッ。
ミ)ハハッ。
スー)《これからも放送楽しみにしています、最後にオフ・コースは私の青春です》エエなぁ!今日、なんか普通のラジオ番組っぽくていいですね。
ミ)アハハハッ‼
スー)余計な事言うなーって、すみません。ご正解でございますオフ・コースで『こころは気紛れ』という曲でございます。アルバム「SONG IS LOVE」(‘76)に収録されたものの別バージョンでアルバムで言えば「SELECTION1973-78」に入っております。歌詞がちょっとマッチョで「行きずりのオンナ」とか「生意気なオンナ」とかあって、ちょっと面白いんですけれども。もう1曲続けて行きます。この年のユーミンも割と地味なんですよ。前年に結婚して活動が停滞してたのか、縮小していた時期でございます。シングルたった2枚オリジナルアルバム無しということで、その内1枚はいつかかかった『潮風にちぎれて』もう1つが今日かける『遠い旅路』という曲でございます。東芝EMIメドレーでオフ・コースよりユーミンより『冬の稲妻』(’77,10)アリス!という時代でございました。というわけでフフッまた地味な世界に戻りますけれども、ニューニュージック不遇時代あの曲この曲。
♪オフ・コース『こころは気紛れ』
♪松任谷由実『遠い旅路』
スー)練馬のおいなりさんmoonyさんからも『遠い旅路』(予想リクエスト)頂いておりました。東芝EMIの空気がぷわーっと立ち込めましたね。地味地味と言っておりますが、 次が地味の底でございます。私もちゃんと聞いたことなかったんですけれども、シングル盤持っておりました。この方でございます矢野顕子さんとおっしゃいますね『行け柳田』っていうシングルがウチにありまして、柳田っていうのは巨人の選手なんですけれども。今日はそのB面行きたいんですよ。当時私は両親と一緒にNHK銀河テレビ小説っていう21:40から20分間のドラマをよく見ておりました。そこでこの年の夏に山田太一脚本の、皆さんの中でご存知の方が一人でもいれば…「夏草の輝き」っていう林隆三が高校の野球部の監督っていう舞台をドラマ化したのがあったんですよ。野球部のドラマ、その主題歌がね矢野顕子だったんですよ。曲名がバージョンは違うんですけれども『行け柳田』のB面に入ってる『ハロー・ゼア』っていう曲。歌詞がねえ《おやまあこんにちはお久しぶりね、おす!よう!はいはいまた会ったわね》なんかね挨拶が続くんですよ、なんじゃこれはと当時思いましたね変わった歌だなあと。当時まだ「JAPANESE GIRL」(※矢野顕子’76デビューアルバム)とか知りませんでしたから。矢野顕子って誰だろうと思いながら、とにかく笑いながら見てたんですよ。その後’81『春先小紅』で、あの時の!と。ドラマのバージョンとは違いますけれども、MOOG3C「タンス」ですねMini MOOG(※シンセサイザー)とかAce Toneリズムマシーンとかを、矢野顕子、松武秀樹でやっております。ちょっとレコードの状態が悪くてパッチパチに音鳴りますけど、すみません。これが地味の底でございます。
スー)YMO以前矢野顕子『ハロー・ゼア』でございます。モーグ、当時はムーグって言いましたけれどね。林立夫も“モーグパーカッションコントローラー”をやってるみたいです。フフッちょっと何かわかりませんけど。さて派手にお笑い系で行きたいと思います。翌年『カナダからの手紙』という曲がヒットしますね、平尾昌晃。その直前に発売されましたのが、平尾昌晃ヒラオマサアキでなくヒラアキ『演歌チャンチャカチャン』いろんな演歌をチャンチャカチャンで繋ぐという。これこそ語り継がないと!と誰もかけない、当然サブスクにも入ってない。東京六本木のバー「酒泥坊」という店でマスターをしていたのが平野雅昭でございます、開業しているスナックの苦境、中々客が入って来なかったと。それを脱する為に一発逆転を狙ってのレコード発売、これが大ヒット。なんとスタジオでのレコーディングじゃなくって店で録音したライブ音源でございます。そして5’26”あるんですけども1曲に3ネタ入ってます。まさにリズムマシーンではなくリズムボックス、いわゆるドンカマ(※テンポやリズムを合わせ為のガイド音ドンカマチック)の音も懐かしい。他にもあったらしいんですけれど私はこの曲以外知らないんですが、この爆発的なヒットは二度となかった、波乱万丈な人生を送ってらっしゃるようです。おそらくBAYFM初のオンエアそしておそらく最後!5’26”のワンダーランド。
♪平野雅昭『演歌チャンチャカチャン』
スー)『演歌チャンチャカチャン』がついにかかりましたよ!ハハハハッ。いろんな曲を同じキーにして繋ぐとこうなると。この年に流行った『ソウルこれっきりですか』(マイナー・チューニング・バンド)とメドレーにしようと思ったんですよ、かけてましたね既にハハハッ。ノンストップミックスの走りですよ、‘80代を先読みした『演歌チャンチャカチャン』をお届けしました。最後は一応落ち着いてフフッイヤッちょっと地雷踏むかな。最後のゾーンは1977年の“ブルーメドレー”。
【ラスト・ゾーン】
スー)これ今のヒット曲でも出来るんじゃないですかね(☆ギター弾いて歌う)♪Bling-Bang-Bang Bling-Bang-Bang Bling-Bang-BangBornチャーカラチャチャチャン!
ミ)アハハハッ!毎年出したらいい。
スー)あ!毎年ね。
ミ)これはビジネスチャンスかもしれないですよスージーさん。
スー)あんまり喋らない方がいいですかね。その代わり皆さんどの曲もAmで作って下さい。
ミ)ハハハハッ。
スー)みんながAmで作ってくれたらチャンチャカチャンできますからね、こっちで勝手に。♪Bling-Bang-Bang Bling-Bang-Bang Bling-Bang-BangBornチャーカラチャチャチャン!あ、ちょっとこれは
Creepy Nutsに聞こえちゃったかな。
ミ)アハハハッ!
スー)1977年の“ブルーメドレー”ということで。この曲のリクエストが多かったんですよ。抹茶のチャチャチャさん千葉の子ルンルンさんバラードきりんさん練馬のおいなりさんチューリップ『ブルー・スカイ』という曲があります。さっきのユーミンよりも小田和正よりも財津カズだと。よく私“ユーミン黄門“に二人のカズさんって言いますけれど。この時代財津和夫が小田和正を一歩リードしてんですよね。オフ・コースを後目に既にブレイクしていたチューリップ『ブルー・スカイ』ヒットしていまして25位12万枚売っております。これが派手な方のブルー。逆にこっちは地味と言いましょうか、正直どん底と言ってもいいんじゃないでしょうか。年末に「NIAGARA CALENDAR」を出した大瀧詠一。’77,12,25クリスマスに出して、翌年のカレンダーということで12曲入ってんですよ。そん中で2月は『ブルー・バレンタインズ・デイ』が入ってます。財津和夫・大瀧詠一同じく1948年生まれで、もうすぐ30歳の明暗を分けるブルーメドレーでございます。
♪チューリップ『ブルー・スカイ』
♪大瀧詠一『Blue Valentine’s Day』
スー)もうすぐバレンタイン近いですからね来週金曜日でございます。’77のブルーメドレーは1948年生まれメドレーでございました。沢田研二も同い年です井上陽水も同い年、団塊の世代。
さてバレンタインも近いということで田中美和子さんお美和子さん(※フリーアナウンサー鶴光とのDJがスージーさんの大好物^^;)に捧げようと思います。昨年の11月に開催した私の誕生祭「Yの音粋」イベント(’24,11,24at横浜市吉野町市民プラザ)で、お美和子さまから(ビデオ)メッセージを頂きました、ありがとうございます。そこで「私の誕生日は12/25だから私の好きな安部恭弘の『STILL I LOVE YOU』って曲をかけてくれ」と。
ミ)あ、言ってた。
スー)無視してました。
ミ)アハハハハッ!
スー)ということで、利子も含めてそれなりの返し方をせねばと。1977,10,2に行われたヤマハポピュラーソングコンテスト通称ポプコンの、第14回大会の音源が残っておりました。世良公則&ツイストがグランプリ取ったんですけれども、アマチュア時代の安部恭弘が出て来て、その後多くカバーされる名曲『セプテンバー・バレンタイン』の音源がありますのでお届けしたいと思います。これで許してくれませんかねお美和子さまフフッ。お美和子さまに捧げたいと思います『おセプテンバー・バレンタイン』。
♪安部恭弘『セプテンバー・バレンタイン』
スー)なんとライブでございました。安部恭弘『おセプテンバー・バレンタイン』これで許して頂ければと。安部恭弘でおまハハッ雰囲気台無し。今のが第14回ポピュラーソングコンテストのライブでしたけれども、最後は第10回グランプリを取った方に出て来て頂きたいと思いますね。1977年ユーミンに襲い掛かったのは中島みゆき。『わかれうた』大ヒット77万枚オリコン1位。中島みゆきが第10回のポプコンのグランプリ、世界歌謡祭も制覇するんです。『わかれうた』をかけようと思ったんですけが、うーん個人的に名曲度で言えばB面の『ホームにて』の方を私は推したいと思うんです。最後はB面『ホームにて』で地味にフフッ明るくはないんですけれど、この名曲にしたいと思います。私の仮説では77 万人がこのシングルを買ってB面を聞いて、コアファンになったんじゃないかという勝手な仮説を持っております。年末に東京からふるさとに帰れない人の歌なんですよ、女性かなあ。歌詞にはこういうのが出て来ますね《ネオンライトでは燃やせない ふるさと行きの乗車券》“ふるさと行きの空色の汽車”に乗ろうとするんだけれども乗れずに、いろいろな事情があったんでしょうね《ネオンライトでは燃やせない ふるさと行きの乗車券》というのが出て来る歌なんです。そう言えばってことで、中島みゆきの『ファイト!』(‘83)にこういう歌詞があります《うっかり燃やしたことにして やっぱり燃やせんかったこの切符 あんたに送るけん持っとってよ 滲んだ文字 東京ゆき》。『ファイト!』は東京に行けないんですよ。そして『ホームにて』は東京から帰れないということで、この対比で『ホームにて』
と『ファイト!』は対じゃないかなと思ったりしますね。東京を巡る切符の物語、中島みゆきの音楽は年末に東京から帰れない人、若しくは東京に行けない人の音楽ということで、’77は中島みゆきの時代だと言っても過言ではないと思います。『わかれうた』のB面中島みゆき『ホームにて』。
♪中島みゆき『ホームにて』
スー)それではあったかウィーク当選者発表お願いします!
ミ)ホッカイロ30個当選したのは、ラジオネームオレンジマフラーさんですおめでとうございます!
スー)来週の特集は《音粋大合唱祭》ということで、ミラッキさん2/3多めの回です。たくさんの人の歌声、更に騒ぎ声が入ってる曲を特集します。
「BYFM9の音粋お相手は(☆ギター弾き歌いながら^^;)♪Bling-Bang-Bang Bling-Bang-Bang Bling-Bang-BangBornチャーカラチャチャチャン!アシスタントディレクター岡部いさこ、ミキサーワタナベさん♪チャーカラチャチャチャン!ディレクター浜野勉さん♪チャーカラチャチャチャン!プロデューサー西宮ヒロキさん♪チャーカラチャチャチャン!
ミ)DJはミラッキ大村と。
スー)♪チャーカラチャチャチャンスージー鈴木でした。
ミ)今日はメールたくさん頂きました。
スー)やった甲斐ありましたありがとうございました。タイムスリップできますね。
明日から寒さが非常に厳しいということです、北陸特に日本海側の方は是非ご自愛ください。
スー・ミ)ありがとうございました。
===終了===
★みにょん:多くのリスナーが未知^^;の1977年特集。家族がブラウン管の前に集まり、一億人が同じTVで聞いていた同じ歌は時代を越え、後世のリスナーにも届いてる曲があるよう。小学生だったスージーさん選曲は“一億人”の少し外、今や大御所のブレイク前若き時代の曲や、当時の若者が聞いていた地味だが良き曲を紹介。タイムスリップいとをかし。令和ポップスチャンチャカチャンがプロデュースされる日が来る⁈
☆来週(2/10) 《音粋大合唱祭》たくさんの人の歌声、更に騒ぎ声が入ってる曲特集、ミラッキ回。
☆番組特製ステッカー:シェア大賞・またたびあんさん:メール大賞・ハロウィンさん