タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「ストリングス特集」2023,9,18 つまみ聞き

オーケストラでトランペット担当しながら高校大学時代弦楽器パートを眺めた音楽解説とあのグループを推しまくるDJとスージーさんシングルCDの高値相場に興奮する^^;DJ2人の音楽トーク番組bayfm9の音粋(#キュウオン)月曜日。2023,9,18《ストリングス特集》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)
スー)今晩は9月18日でございます。「もっと豊かに感じるままにFeel the Beat 技術の」(※ここでSEダウンタウンブギウギバンド♪アンタあの娘の、に入る間奏チャチャチャチャチャチャン♪)スージー鈴木でございます(☆スージーさんは9月オンエアからサウンドマシンでSEを挟み込むのにハマっている^^;くわしくは本noteで)。
ミ)フフッどんどん入れて行きますねぇ、ミラッキ大村です。
スー)三連休ですね。マリンスタジアムではNiziUのコンサートのようで。
ミ)なんか花火上がってましたねえ。
スー)ハハハど派手に上がってましたけど。野球も阪神優勝しましたね“アレ”が。(☆岡田監督がシーズン初期から優勝と言わずにアレと言っていたのが定着^^;)パ・リーグも今日はなんとかマリーンズ勝ちましたけれど、どうなる事やら(☆スージーさんはマリーンズファン。現在1位のオリックスにはマジックが出て2位ながら大きく離されている)。
今回はスキスキ!大好き!ストリングス特集でございます。
ミ)はい!
スー)弦楽器ですね、以前金管楽器とかベースの話をしました。あんまりロックでは使われませんかもしれませんけれども、ポップスとかで言うと…使ってるの多いか!日本は。弦楽器、当然ギターとかベースギターもそうなんですけど今日私は、バイオリン、ビオラ、チェロとかいわゆるストリングスを。
ミ)弓で弦を擦って演奏するという。
スー)あ、そう言えば。この前の「シン・ラジオ」(bayfm月~金16:00)金曜日で、ちゃらんぽらん冨好さん(※吉本芸人金曜DJ友近のコーナーで出演))にこの番組を激推しして頂いてありがとうございます。「お笑いスター誕生‼」(※’80-‘86日本テレビ)世代としては、非常に光栄な事かなと思っております。
ミ)フフフッ。
スー)前回《明治大学特集》を非常に喜んでもらって。ただ今日はどうかなハハッ今回富好さんのお眼鏡に叶うかどうかわからないんですけれども。ま、ちゃらんぽらんの有名なギャグで言いますと「ちゅーとハンパやなー!」って言う風に言われないように。今日は今日でストリングスについてビシッと話したいと思います。
ミ)フフッやって行きましょう。
【21:00前半 青少年の為の弦楽器講座】
スー)こう見えても私は高校・大学とオーケストラのトランペット吹いておりまして。弦楽器は弾けないんですけど、ずっと見てましたので多少は心得があります。という訳で9時台前半は弦楽器ご紹介タイム。青少年の為の弦楽器講座という事でございます。まずは皆さんご存知バイオリン。これはもうわかりますよね、最近9の音粋関連ではとても良くかかってる曲がありまして『銀河の星屑』桑田佳祐。先週トムセンさん(火曜DJ)がかけられて、この月曜でもかかりましたね。
ミ)6月に私がかけました。
スー)その『銀河の星屑』桑田佳祐と違います。今回は“金原千恵子feat.桑田佳祐”という感じでイントロからもう、バイオリンがうなるうなる。特に間奏の所のバイオリンはハードロックでございます。多分バイオリンの上品なイメージを覆すんではないかと。続けまして、一説にはその桑田佳祐をメンバーに誘ったといわれるドリフターズ。「飛べ孫悟空」っていう番組(※’77-79TBS人形劇番組)がありましたけれど、そん中で『ゴー・ウエスト』って曲がありまして。バイオリンはクラッシクだけじゃなくって、カントリーミュージックでもよくバイオリンが使われます。カントリーではフィドルって言うんですけどね。その感じっていうのが『ゴー・ウエスト』ではイントロから開放弦のバイオリンが鳴り響きまして、あぁこういうバイオリンもあるなあって思います。ハードロック系のバイオリンとカントリー系のバイオリンを2曲続けたいと思います。
♪桑田佳祐『銀河の星屑』♪ザ・ドリフターズ『ゴー・ウエスト』
スー)桑田佳祐からドリフターズと。もしかしたらドリフターズに桑田佳祐がいたかもしんないとフフッ。まぁガセかもしれませんけど、いかりや長介のかすれた声聞いてると、ああ桑田佳祐がいてもいいんじゃないかと思います。
ミ)フフフッ。
スー)バイオリンでした、これは分かりやすい。問題はビオラですよ。ホントにねえ私の記憶を辿っても、ビオラがポップスん中で鳴り響くのが思いつかなかったんです。私、仕事でNHK「みんなのうた」テキストの連載っていうのをやってまして(※’23,4-5月号から「スージー鈴木のみんなのうた研究所」)、ちょっとみんなのうたテキストなどの資料漁ってますと…ありましたよ。
ミ)ありましたか。
スー)まずビオラって楽器はちょっと大きなバイオリンみたいな形で、音程が低いんですね。5度低いですね。ドラマ「リバーサルオーケストラ」(※’23,1-3日本テレビ系スージーさんイチオシ)ではフフッ濱田マリが弾いてた楽器と言えば、ドラマ見ていた方はわかるかもしれません。地味で下支えしてイメージがはっきりしない、と一般的に言われてますね。そこに着目したのが槇原敬之。「みんなのうた」のテキストでこう仰ってますね《オーケストラが一気に音を奏でた瞬間、どれがビオラの音か分かりづらい楽器です。ですがビオラが抜けてしまうと、まるで何かを束ねていた紐がほどかれたように不思議とオーケストラ全体の音がバラバラになってしまう》と。《その時旋律を奏でる楽器を引き立てるビオラこそ、縁の下の力持ちのようだ》という事を歌う曲がありました。それを「みんなのうた」でも歌われ、アルバム・不安の中に手ぇ突っ込んで…奥歯ガタガタ言わしたろか、と。(‘10「不安の中に手を突っ込んで」^^;)
ミ)「手ぇ突っ込んで」って言っちゃうと。
スー)ハハハこの方(槇原敬之)大阪ですよね。『ビオラは歌う』って曲があったそうで、聞いたらビオラのソロもあってこれはいいかなと。ビオラの価値を世に問いたいと思います。
♪槇原敬之『ビオラは歌う』
スー)かけてる間に、家に帰るまでが遠足さん《『銀河の星屑』キター!大大大好きです。(バイオリンを)弾いてる女性の方がまた魅力的なんですよね。》ライブで金原千恵子さんお美しい形でバイオリン弾いてらっしゃいますよね。いいですねぇビオラはこんな音でございました。上品な音ですよ生まれ変わったらビオラ弾いてみたいな。トランペットなんてねぇホント目立つし、失敗したら怒られるし。ハハッ弦楽器も失敗したら怒られるでしょうけど、みんなでビオラとか弾くと楽しいんじゃないかな、という独り言でございました。さて、チェロです股の間に挟む大きな楽器っていう。「リバーサルオーケストラ」では瀧内公美が弾いてましたね。ビオラのちょうど1オクターブ下の大きな楽器です。有名な曲はサンサーンスの『白鳥』っていう(スージーさん歌う)♪ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~ラ~あはッ音程悪っ!曲があるんです。この曲がイントロに入ってる曲を選んで参りました。さだまさし『セロ弾きのゴーシュ』。セロってチェロです。宮沢賢治の童話のタイトルなんですけどね。今ちょうどメールであひるパパさん《さだまさし『精霊流し』》ご本人バイオリン上手いですからね。クニクニさんからも《まっさんがバイオリン弾くこのナンバーは原点だと思っています。》ですが、バイオリンではなくチェロに関するさだまさしの歌でございますね。イントロでさっき言ったサンサーンス『白鳥』皆さん聞き覚えのある曲が流れます。そして弦の編曲が何と言っても、ジミー・ハスケル!サイモン&ガーファンクル『明日にかける橋』の劇的なストリングスでグラミー賞を総なめにしたジミー・ハスケルという人が、本当にさだまさしの曲の弦の編曲をしていて感動的でございます。
ミ)おおー凄い。
スー)えーちょっとプチプチいいます。bayfmになかったんで、自前のボロボロのLPなんで、プチプチという音とチェロが混ざり合うフフッ新しい世界が醸し出されるかも!という事で。’77アルバム「風見鶏」から。
♪さだまさし『セロ弾きのゴーシュ』
スー)あードキドキした。
ミ)フフ味わい深かったですよ。
スー)FM局のリミッターによってプチプチって音が消えた事を願いたいと思いますね。大変状態が悪いLPで失礼しました。
10時台1曲目クイズ、今回難しくして曲名じゃなくてアレンジャーを当てるアレンジャークイズ。クイズアレンジャー!(※SE例のダウンタウンブギウギバンドの^^;)
10時台1曲目のアレンジャーを当てて下さい。ヒント①その曲自体は1回かけております②かなりロックの曲のストリングス版でございます③この辺が9の音粋っぽいヒントなんですがフフッ、ちなみにそのアレンジャーが属していた加わっていたグループの曲も、なんと1年目に2回かけております。
ミ)ハハハッ。1年目はもう遠くになりにけりですよ。
スー)ハハハハッ。『銀河の星屑』ぐらいこの9の音粋に近しい曲でございますね。という訳で、答えはアレンジャーの名前でございます。当たると素敵なステッカーが当たります。バイオリン、ビオラ、チェロ、ちょっとコントラバスを積み残しましたんで、後の方でかけます。
 
【ミラッキ・ゾーン】
スー)今日は《ストリングス特集》。こっからは明和電機のオタマトーン(※音符の形をした電子楽器スイッチを押すだけで簡単に音が出せる)なら演奏できる、ミラッキ大村さんの選曲です。私も持ってますよ。
ミ)フフッじゃ今度共演しましょう。
スー)オタマトーンの楽器のプレイヤーはオタマトーニストって言いますねハハッ。さっきのチェロはチェリスト、バイオリニスト、オタマトーニスト。
ミ)私のゾーンはバイオリン、チェロ、ビオラ3つ出て来る曲です。
☆シリアスでありコミカルなストリングス。アルバム「KING OF ROCK」バイオリンのクレジットには金原千恵子の名も。スー)ブルージーな’90sのストリングスですね。
♪真心ブラザーズ『今しかない後がない』
☆ホーンとストリングス。’88『ランナー』カップリング。
♪爆風スランプ『THE BLUE BUS BLUES』
☆ジャミロクワイ『Blow Your Mind』(’93)のホーンをそのままストリングスにしたようなフレーズが入っている?同じ年の発売。
♪CORNELIUS『RASE YOUR HAND TOGETHER』
ミ)なんかどっかで聞いた事ありそうな。
スー)♪タ~タッタラ~♪ミ~ド・ラド~これはたくさんありますよ。ミドラド特集やりましょうか。
ミ)ハッハッハッ。
☆『When The World Was Woken』この曲のストリングスをサンプリングしてループさせている。
♪TOKYO №1 SOUL SET『ヤード』
ミ)土さんが《さっきのCORNELIUSの曲、打ち込みかな》と呟いていましたが、クレジットでは一応飛鳥ストリングスと書いてありました。
スー)あ、そうですか。
ミ)さて10時台1曲目クイズですが…。
スー)なんとか(正解者)いました。内野手の人数くらいフフッ。
 
【22:00台前半 鬼気迫る~やりたくなるE-1グランプリ】
【告知タイム】
△スージーさん:9/26(火)18:30南青山BAROOM スージー鈴木のレコ研’s Bar~松田聖子『ユートピアとその周辺』※満席御礼
△ミラッキさん:10/7(土) 代々木woofer 2000年代カルチャー年表作り ・11/4(土)ジェネジェネwithヒャダイン代々木woofer
 
スー)初めてのメールとんこさん《私はTHE ALFEEのファンです。ALFEEの楽曲にもストリングスアレンジがたくさんあります。服部克久さんがアレンジされた『Pride』井上鑑さんがアレンジされた『AUBE~新しい夜明け』》ありがとうございます《(月9は)友人に勧められて聞いています》いい友人いらっしゃいましたね。壺とか売りつけられてませんか?大丈夫ですか?
ミ)アハッ!そんな事はないでしょう!
スー)楽しく勧誘されて下さい。
ミ)愛知県からねぇ。
スー)ありがとうございます。クイズの正解者4人でございます。村ちゃんさん、ヤマサトさん、土さん。ありがとうございます。村ちゃんさんは《金子飛鳥さん?》さっき「飛鳥ストリングス」って言いましたね。それ、金子飛鳥さんですね。
ミ)あー。
スー)日本ストリングス回の“ダブ金”、金原千恵子さんと金子飛鳥さん。村ちゃんさん惜しい!《上田知華&カリビオン出身》惜しい!『恋してカリビアン』(※’85荻野目洋子)になっちゃいますからね。
ミ)アハハハハッ!
スー)カリョービン(KARYOBIN)ですね。BLUE HERTS『1001のバイオリン』のアレンジャー、大正解でございます。一番凄いのはこのヤマサトさんですね《曲はわからないのですけれど、敢えて問題にするのであれば金子飛鳥でどうでしょうか》なんと!当たりました!土さんは《『1001のバイオリン』の気がするけど、アレンジャーはわからんな》。今日の御名答ステッカーはこの方です、TwitterXで略してヒラメこの横浜にまさるあらめやさん《22時台1曲目クイズBLUE HERTS『1001のバイオリン』で編曲は金子飛鳥さんかな》(※SE♪ジャジャン!)フフッ大当たりでございます。
ミ)アハッ今のは問題が出る時の音でしょ。
スー)後ろにあるからハハッ!どのボタンかわからない。そうでございます!BLUE HERTS『1001のバイオリン』でございますね。ヒントで言いましたのはロックっぽい曲のストリングスバージョン。ロックっぽいのは『1000のバイオリン』そのストリングスバージョンが『1001のバイオリン』のバイオリンでございまして、シングルに入っております。編曲は金子飛鳥。メールで虫もちさん《バイオリンで思い出すのは真島昌利の『アンダルシアに憧れて』です。》あのバイオリンも金子飛鳥さんでございますね。この方は元・上田知華とKARYOBINの人です。さっき私がTwitterで《間接的にヒントです》と言って出した画像は上田知華のジャケットですね。10時台前半はストリングスセクションと言う事でミラッキさん同様、ストリングスひとまとまりで。めっちゃロックっぽい『1000のバイオリン』が凄い鬼気迫るストリングスバージョンになっております。ストリングスアレンジっていうのは、中々聞き所が分かりにくいと思いますんで老婆心ながら言います♪危ない橋を渡って来たんだ、って後に♪危ない橋を渡って来たんだ~チョイーン!っていうバイオリンがあるんですよ。♪ドドドドドドドシシシラシド・ソー!凄いバイオリンが叫ぶ瞬間ってのがあって、あ、これがロックとストリングスの融合かと。「危ない橋を渡って来たんだ」の後の叫ぶバイオリンを聞いて欲しいと思います。映画監督の深作欣二さんが“人生で最も好きな曲”と仰ってて、お葬式ん時にこの曲が流れたと。マジな話すると私もちょっとコレかけてもいいかなと思ったりしますね。ストリングスバージョン1000ではなく『1001のバイオリン』アレンジby金子飛鳥!
♪THE BLUE HERTS『1001のバイオリン』
スー)ストリングスに耳を傾けると鬼気迫るアレンジという感じがしますね。
ミ)そうですねーうーん。
スー)大好きな曲です『1000』もいいし『1001』もいい!星野仙一はそんな好きじゃないですけど。
ミ)ハハッそんな事。
スー)《誰かに金を貸してた気がする そんな事はもうどうでもいいのだ》なら言うなよって感じなんですけど。
ミ)ハハハッ。
スー)でも、ここがあるからイイんですよね。
さてここで突然ですが“E-1グランプリ”を開催します『エリナー・リグビー』のアレンジにインスパイヤされた曲を紹介します。まず『エリナー・リグビー』聞いてみましょう。
♪ビートルズ『エリナー・リグビー』
スー)はい、1966ビートルズアルバム「リボルバー」の『エリナー・リグビー』この感じのアレンジっていうのが、やっぱりみんなやりたくなる。もう何曲かE-1グランプリのノミネートがあったんですけれども、今回は2曲ノミネートしますんでどちらが『エリナー・リグビー』かハハッ別に争わなくていいか。何かって言うと基本弦楽だけ、1曲はピアノも入ってますけども、こういうシンプルな感じで責めてく。今の『1001のバイオリン』のストリングスはかなり弦の本数が多かった。
ミ)多かったです。
スー)こちらは数少なく『エリナー・リグビー』の感じで行きたいと思います。まずはですね’82中森明菜ですね、これはスタッフの方も『エリナー・リグビー』を目指したって発言しています。中森明菜セカンドアルバム「バリエーション(変奏曲)」に『咲きほこる花に…』って曲がありまして、作詞作曲来生たかお編曲はストリングスの魔術師・若草恵でございます。
ミ)おー。
スー)ピアノも入ってますから、ちょっと違いますけれどかなり『エリナー・リグビー』の形容詞形は?フフッ、エリナー・リグビイイイーな感じがしますね。続いてその中森明菜が憧れた御大・沢田研二。’91,6のアルバム「パノラマ」の中に『SPLEEN~六月の風にゆれて~』って曲があります。作詞越美晴作曲小林孝至、この方THE BOOMの方ですね。これはかなり『エリナー・リグビー』度が高いです。2曲続けてE-1グランプリでございますね。1曲目は中森明菜2曲目の沢田研二のボーカルがね、もう「神」です。E-1グランプリ。
♪中森明菜『咲きほこる花に…』♪沢田研二『SPLEEN~六月の風にゆれて~』
スー)あ、1曲目の中森明菜はP-1グランプリでしたね。『パープル・モンスーン』(上田知華+KARYOBIN’80)グランプリ。ハハッという訳で優勝は沢田研二。また続々と募集したいと思います。1個皆さんに質問があるんですけど越美晴が作ったタイトルのSPLEENって、調べたら腎臓とか肺臓とか脾臓なんですよフフッ。曲の中身とどういう関係があるのかって。脾臓の他に意味があるのか若しくは脾臓にもっとロマンティックな意味があるのか、私英語わかんないので(よろしくお願いします)。後ね、TwitterXでtamatmaさんご明察、コーラスはNOBODYでございます。
ミ)はぁー。
スー)ちょっとビートルズの話になると、ストリングスアレンジやりたくなるのは、始めはギター1本とかシンプルなのが突然ストリングスがバーン!と入って来るっていう妙味がね。『A Day in The Life』(‘67)とかなんとかとか、ストリングスを安売りしない、ためて後で使う感じがあります。
ミ)そうか比較的今日はアタマからストリングスが出て来る曲が多かったかもしれないですね。
スー)はい、頭ん中で「なんかあったかなー?ああ!なんかあったぞ~」と思って、やっぱユニコーンを辿るんですよ。「ヒゲとボイン」辺りにあるかな~と思ったら、ありましたフフッ。久々に聞きましたけどこの中に入ってる『家』ってういう曲があるんですよハハッなんか家が引っ越しさせられるみたいな話なんですけど。とにかく一番始めはシンプルにギターから、ドラムとかベースとか入っては来るんですけど、突然ストリングスがうなり出すって曲です。ポール・マッカートニー的なんですよ、ウイングス的な感じするんですけれどもね。それで家が引っ越しするっていうフフッどうでもいい、とは言わないけれど。
ミ)ユニコーン的な歌詞ですよね。
スー)はいタイトルも『家』ですからねフフッ。という訳で途中からストリングスがうなりにうなりを上げます。
♪UNICORN『家』
スー)フッフッもうビートルズですね。あ、そう言えばメールonakaitakunaiさんはBLUE HERTS『1001のバイオリン』とTOKYO №1 SOUL SET『ヤード』両方共予想合ってますね。
ミ)この2曲当てる⁉
スー)おめでとうございます。10時台後半はいよいよコントラバスの登場です。
 
【ラスト・ゾーン コントラバス】
スー)さて積み残したのはコントラバスでございます。別名ウッドベース、和製英語らしいですけどダブルべースとかウッドベースとか言いましたね。コントラバスです。デッカイめっちゃ身長より高いベースで、これはギターと同じ4度のチューニングでございまして、ジャズとかフォークとかロカビリーでは基本、指で弾きますね。ピチカート(♪ギターで弾く)こんな感じですね。コントラバスの典型的な4ビートが聞ける曲は山程あるんですけど、今回はこれですシングルCDを持って来ました。
ミ)これスージーさん!持ってるのレアですよ!この8㎝シングルめちゃめちゃ価値出てますから。
スー)あ、そうですか。小沢健二『指さえも ダイスを転がせ』。あ?これ価値あるんですか?私ドーナツ盤のア行とカ行の(仕切りに)間に挟んでました。短冊型CDに入ってました『流れ星ビバップ』でなくって『流星(りゅうせい)ビバップ』一発録りという風に書かれております。ベースは川端民夫というジャズの方ですね。小沢健二が“PIT INN新宿”老舗ジャズクラブで見て、共演をお願いしたと。この方々は「球体の奏でる音楽」(‘96)にも参加している。ちょっと私は「球体の奏でる音楽」とかミスチル「深海」(’96)とかはあまり聞いてないんですけど。大好きな『流れ星ビバップ』の4ビートジャズ版一発録り『流星ビバップ』。是非、低音をブーストして貰ってコントラバスの響きを確かめて欲しいと思います、こんな感じ(※ギター弾いて)♪~で指で弾いてます。
次はコントラバスがいるグループ、フォーク系のグループになるんですけど。もしかしたら一番有名なのは初期のRCサクセションかもしれません。アルバム「シングル・マン」(‘76)から季節的に『甲州街道はもう秋なのさ』。普通フォーク業界ジャズ業界では指で弾くんですけど、これクレジットが無いんですけど、恐らくメンバーの小林和生・リンコワッショーさんが指ではなく弓で弾いて、イントロから♪ガァーボーと、ロングトーンで流れます。凄い深い所で響きわたる弦の深い音を聞いて欲しいと思います。コントラバスメドレー『流星ビバップ』小沢健二からRCで『甲州街道はもう秋なのさ』。
♪小沢健二『流星ビバップ』♪RCサクセション『甲州街道はもう秋なのさ』
スー)フフッ最後、弓で遊んでましたけど。いいなぁ弓上手いなあ。《ストリングスと言えば 上田知華+KARYOBINでしょう『パープル・モンスーン』》ゴッチャンさんから貰いました。さっき『パープル・モンスーン』みたいな曲かけましたからねフフッ。上田知華+KARYOBINで金子飛鳥もいた。メンバーが不定形だったたみたいですけど。金子飛鳥さんとか「世界の車窓から」(※歌う^^;)♪トゥルトゥットットットゥ~ル~ル~の溝口肇もサポートメンバーでいたって言う風に言ってましたね。
ミ)えー。
スー)いろんなメンバーがいたみたいなんですけど、上田知華+KARYOBINをかけざるを得んだろうと。もう1曲と言われれば、季節的にこれかなあというのが『秋色化粧』と思いました。清水のmasaki さん沖縄のうーさんmoonyさんら常連さんが『秋色化粧』かけろかけろという感じです。みんな上田知華+KARYOBIN『パープル・モンスーン』好き過ぎフフフッ。あ!俺か!私だよ!
ミ)そうですよ、スージーさん毎年かけてんだから。
スー)でもこれで『パープル・モンスーン』が少しずつ広がってる手応えがあります。私もなにかの選曲で『パープル・モンスーン』ってかけたりしてね。初年度に2回かけてますので、2番目に有名な曲かなぁと思います。今日はこれ聞いてみたいと思います。
♪上田知華+KARYOBIN『秋色化粧』
スー)カリョービンって響きがなんだってTwitterで話になってますが、インドに住む空想上の鳥だそうです。知らんけどって話ですけどそういう風に書いてました。私は花瓶かなんかと思ったんですけど、鳥でした。中学時代“瓶”だと思ってました。
最後は久しぶりですかぁ?佐野元春でございます。いろんなストリングスの曲がありますけれども、リスナー人生さんサリーさんさっきのonakaitakunaiさんからも来ております。
ミ)3曲目じゃないですかフフ。
スー)佐野元春『グッドバイからはじめよう』まあみんな大好きですよね。私も大好きでございます。この前コンサートがあって(「今、何処TOUR2023」)、私は行けてないんですけれど記事にあったのが《2回目のアンコールを受けてステージに戻って来た佐野元春が「大瀧詠一もPANTAも清志郎も坂本龍一もいない時代だ。彼らの新しい音楽は聞けない事は寂しいけど、僕はまだこうして続いて行きます(※最後急にモノマネ^^;)」と言ってその後『SOMEDAY』と『アンジェリーナ』を歌って終わった》と。確かに今年に入ってもいろんな方々が亡くなりますけれども、佐野元春からのグッドバイですが《僕はまだ続いて行きます》という事なので、そういう気持ちも込めてなのか令和の今年に聞きましょう。ストリングスが鳴ります。
♪佐野元春『グッドバイからはじめよう』
スー)メールでヤマサトさん《ボードレールの詩に「SPLEEN憂愁」というのがある》で、調べたらフランス語で「憂鬱」という意味でした。知らんかった~。英語では“脾臓”なんですけどフランス語では憂鬱、憂愁、憂うっていう意味でした。フランス語だ!さすが越美晴、勉強になりました、ありがとうございますDJが喜んでおります。
さてさて来週は3ヶ月に一度のリクエスト特集。キュウオン月曜日特集を振り返って、あの特集の時あの曲聞きたかったアレを聞きたかったというリクエストを受け付けます。かなり来ています、#beyfm月9でポストorメールでリクエストして下さい。
スー・ミ)リクエストよろしくお願いします。
===終了===
 
★みにょん:日本でポップスにも使われる事は多いストリングス。元オーケストラ部スージーさんの弦楽器・アレンジ解説から聞くオンエアの曲は、幅と奥行きが感じられました。“ダブル金”金原千絵子、金子飛鳥のうなるバイオリン、鬼気迫るアレンジは耳を澄ませて聞く価値あり。みんなやりたがるエリナ・リグビイイイイアレンジ^^;ジュリーの“神”ボーカルの艶っぽさはゾクッ。打楽器に次いで古い?イメージの擦弦楽器は、原初的に心身を揺さぶられた感覚でした。
 
☆来週(9/25)《リクエスト特集》この3ヶ月の特集を振り返って、あの特集の時あの曲聞きたかったというリクエスト募集(9/22金11:59迄) #bayfm月9かメールで。
☆番組特製ステッカープレゼント:シェア大賞・HASIWOさん:メール大賞・特急20さん

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