タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「スージーと同世代シリーズ第二弾!明和電機特集」2024,3,11つまみ聞き
新し過ぎるニューウエーブのセンスは東大阪ではしんどかったDJとハイテンション前のめり過ぎる放送作家^^;DJ2人の音楽トーク番組。BAYFM9の音粋(#キュウオン)月曜日。2024,3,11《スージー同世代シリーズ第二弾明和電機特集》ゲスト明和電機社長土佐信道さん。タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)ゲスト明和電機社長(社)
スー)3月11日月曜日でございます第206回を迎えました。今晩は「I’m lovin’ it」(※‘03マクドナルド宣伝フレーズ)DJのスージー鈴木でございます、そして。
ミ)ミラッキ大村でございます。
スー)さあ今日はミラッキさん喋っちゃって下さい。
ミ)はい今回は《スージー同世代シリーズ第二弾・明和電機特集》と題しましてこちらの方にお越し頂きました。
社)はい今晩は明和電機社長土佐信道です。
スー)フフフッ。
ミ)よろしくお願いします。
スー)よろしくお願いします。私もちょっと社服って言うらしいんですけど役員服って言うらしいんですけど、明和電機のユニフォーム、コスチュームに身を包んでおります。
社)ミラッキさんが着用されてるのは、これは?
ミ)はい、ユニクロで売られているピンク色のブルゾンですね。
社)ハハッはいはい。
ミ)これは社長が呟いてらっしゃって「ユニクロのブルゾンがなんか似てるぞ」と。
社)限りなく明和電機に似てる、ユニクロの服ですね。
ミ)ハッハッハッ。
スー)さっきミラッキさん仰った、話戻っていいですか?《スージー同世代シリーズ》ってありましたっけ?第一弾誰でしたっけ?
ミ)第一弾は千葉ロッテマリーンズ吉井理人監督。
【21:00台前半 明和電機が全否定される⁈】
スー)フッフッフッ後付けですけどね。でもまあ、失われた30 年を生き抜いたアラ還が集まって音楽談義をする2時間でございます。
ミ)スージーさんと社長土佐信道さん、歳の差で言うと1つ?
スー)そうですね、私が1966年社長が‘67年?
社)’67年ですね。
ミ)明和電機、4/20(土)品川区のスクエア荏原で「明和電機事業報告ショー&全新曲リサイタル」を行うんですね。この「事業報告ショー」というのは?
社)明和電機がこの一年やって来た事それからこれから何をやるかを会社説明会風にご紹介する、お金を貰って説明する。
ミ)ハハハッ。
スー)フフいやいやまあまあまあ。大事な事ですよ。
社)パワポ芸を駆使して。
スー)パワポ芸ね。
ミ)絶対スージーさん好きなヤツですよ。私も見に行った事あるんですけど。
スー)今日私おんなじユニフォームもうメンバーですよフフッ。新ユニット結成。
ミ)ハハッ更に今回「全新曲リサイタル」という事で。
社)アハッそうですね。今まで明和電機の曲を、往年の名曲をやって来たんです。ちょっと次はもう全て新しい曲でやってみようと。
スー)フッフッフッフッ。
ミ)凄いじゃないですか、クリエイト。
スー)フハハハハッなんでしょこの笑えて来る感じ。
ミ)フハハハハッ。今日はこのリサイタルありますよという事でお招きしたんですが、なんとチケットが。
社)今日完売していました!
ミ)アハハハハッ。
スー)あららららら。
社)すみません。
スー)売れちゃったんだなあ。
ミ)それだけ大人気という事でございますけれども。明和電機の曲はこれまで月曜9の音粋4年間で6曲かけてるんです。
社)ああなんと。
スー)6曲も。
ミ)おそらくこれは9の音粋だけじゃないかと。
社)でしょうね。
スー・ミ)ハハハハッ。
社)と思います。
ミ)日本のラジオ局を代表して明和電機の音楽を掘り下げて行きたいと。
スー)大変だ。
ミ)やはり皆さんご存知なのはオタマトーン。
スー)今目の前に並んでいますよ変な機械のようなものが、楽器なんだこれは。
ミ)面白い楽器・ナンセンスマシーンなどを作っている明和電機というイメージだと思いますけれど、社長は曲も作るそれがまたいい曲なんですよ。その社長の音楽的バックボーンを社長と同世代のスージーさんに解き明かしてもらうという。
社)これは今まで無かったです。こんな企画初めてです。
スー)解き明かせるかなあハハハッ。
ミ)明和電機のユニークは楽器もスタジオにお持ち頂いているので、その音も聞いてもらい楽しく2時間お届けしたいと思っています。
スー)セッションもね。
☆ミラッキさん明和電機との出会い「TKミュージッククランプ」(※’95-‘98フジテレビ小室哲也冠音楽トーク番組)スージーさんは「タモリの音楽は世界だ」(※’90-‘96テレビ東京音楽クイズバラエティ番組)
ミ)’96,1に「提供 明和電機」というミニアルバムが発売されました。
スー)私も買いました。
ミ)オリコン初登場152位、最高位115位。
社)ソニーもこんなに売れるとは思わなかったってね。
スー)アハハハハッ!
ミ)ハハハッ!
社)エッ⁈ってなりました、確か。
☆中学3年ミラッキさんが衝撃を受けた2曲
♪明和電機『明和電機サウンドロゴ』『イカリを揚げよう』
スー)社長が不思議な物体を装着しました。
ミ)スージーさんもギターを手に取っているんですが。ちょっと『イカリを揚げよう』について。
スー)このアルバムに楽譜が入ってるんですけど、ぜーんぶ調がハ長調っていうか♯も♭も付いてないんですが、これは何か意図とか?
社)これは白鍵だけで作ってたからでしょうね、分かりやすく。
スー)いいですねえ~。
ミ)社長は作曲を始めたのはいつなんですか?
社)作曲は“ウソ歌”を入れると、小学校の時からウソ歌を歌ってました、テキトーな。
ミ)じゃ意識して曲に仕上げようと思ったのはいつ?
社)高校生くらい…かな。
スー)高校生、これヒントがありますね。後ほどツッコミたいと思います。
ミ)『イカリを揚げよう』ではサビに入ってからオクターブ上で♪イカリを揚げようになっちゃうメロディですが。
社)あれは歌えないです、僕も歌えないです。
ミ)ハハハ。
スー)凄い上まで行ってますね。
社)物凄いキーが高い、レンジが広い。ハハッやっぱり鍵盤で作曲しちゃったから最初に。メロディありきで。
ミ)明和電機の代表的な楽器「指パッチン木魚」。
スー)今装着しているそれですか?
社)これは出来たばっかりです、えーとまだ10日も経ってないですね。
ミ)ニューバージョンの?
社)バージョン5.0ぐらいですね。
スー)社長が今背中に、右と左にクッ!と伸びた金属みたいなものを装着してらっしゃいます。パーカッションなんですか?
社)パーカッションです。先端にですねいわゆるウッドブロック、木魚が付いてるんですね。
スー・ミ)はい。
社)中指に100ボルトのスイッチが付いてまして、怖いですよー。
スー)フフフッ。
社)で、指パッチンをするとー!(木魚らしき音^^;)♪ポッポコポポポポポッポッポッ!背中の木魚が鳴るという。
スー)今ポール牧のように指をパッチンしてるんですけど、そン時に両脇に伸びたトンボの羽根の所からウッドブロックが。
社)ポクポクと。一応これ初代を作った後すぐポール牧師匠に見せに行ったんですよ。やはり仁義を通そうと。
スー)“指パッチン”業界の総帥ですからね。
社)ポクポクやった後に「モノに頼って芸をするな」と怒られました。明和電機全否定されました。
スー・ミ)アハハハハッ。
スー)これがいかに凄い楽器かというのを、私とセッションで。
ミ)わあーー!
スー)私がロックンロールのリフをギターでやったら、指パッチン木魚が入って来ると。
☆パチモクとギターのセッション♪~~~~~~。
スー)イエイ!聞いたかポール牧!ポール・マッカートニーフフフッ。ありがとうございました。
ミ)これは海外でもウケますか?
社)ウケますね。
ミ)木魚を何なんだこれは?と聞かれないんですか?
社)いやまず「なんだお前は?」と。
ミ)アハハハッ!スージーさんとのセッションを聞いて頂きました。
スー)いい音ですね。
社)はい、高低高低という二つでね、面白いです。
☆ここでハイテンションのミラッキさん、前のめり過ぎる思い出話^^;
ミ)パチモク(指パッチン木魚)を有効に豊かに使った楽曲をお聞き下さい。
♪『お陽さまみえたらふとん干して』
スー)いい曲ですねえ。
ミ)先程のパチモクの音が鳴り響いて。作曲は社長でございますね。
社)これ高校時代の作曲です。
ミ)ええーーッ!
スー)なんか高校時代にヒントがありそうだ、どこの高校だろうなあ。
社)ハハハハッ。
ミ)ちなみに社長がポプコンに出たのは、10代後半その頃ですか?
スー)ポプコン!ああそうですか。
社)そうなんです、お兄ちゃんと2人で。
スー)何年ですか?
社)1985年?’84,’85辺りですね。
スー)周りトム・キャットとかですか?
社)そうです、ゲストがトム・キャット、司会円広志、ゲスト雅夢みたいな時代です。
スー)いいですねえ、誰がグランプリでした?
社)誰でしたかねえ、ちょっと忘れちゃいました。
ミ)そうやって10代の時からバンドやって曲も作って。まさかこれ高校生の時に作っていたとは。
スー)アハッ高校の時もパチモクとかやってたんですか?
社)お兄ちゃんと2人で打ち込みの、コンピューターミュージックの。
スー)あ、なるほどなるほど。
社)ユニット名が「TOSA」っていう。TOTOっていうのが流行ってたんで。
スー)アハハハッ!それ、原典と随分距離あるなあTOTO とTOSAは。
ミ)ここでまた楽器のご紹介です。
スー)ゴムベース、目の前にあるこれはちっちゃいですね。
社)ベースギターっていうのは大きいんですが、これゴムです弦がゴムなんですね。(弦を弾く音)♪~~
スー)エエ音鳴るな!
社)にするとこんな小っちゃくなるという。で弾くと♪~~~~~。
スー)じゃベースライン弾いて頂いて、私がコードやりますんで。
☆ゴムベースとギターのセッション♪~~~~~~~
スー)イエイ!
社)ゥワオ!
スー)TOSAさんとSUZIEでTOSU!ポプコン待ってろ!トム・キャット待ってろ!と。ありがとうございます。凄いなあアドリブですよこれ。
ミ)ゴムベースも改良が進んで。
社)今どんどん小っちゃくなって、更に小っちゃくなるんですけどこれ取ると文庫本サイズに。本棚に仕舞える。
スー)これ写真撮りましょうね、Twitter・Xに上げましょう。
社)長さ30㎝強ですね。で、弦が切れたらホームセンターに行って頂ければ、ゴムたくさん売ってますよ。
ミ)ハハハハッ。
スー)ハハそれはまあそうなんだけど。
じゃ10時台1曲目クイズのヒントに行きましょうかね。10時台前半30分は私が土佐社長・TOSAが好きそうな曲を選んだんです。1曲目は楽器発明をしたミュージシャン。私の好きなテクノポップユニット出身で楽器を発明した人、のアルバムん中で坂本龍一がドラムソロ叩いてるって曲をかけようと思います。もし当たったら”銭の元“と呼ばれるスペシャルステッカーを差し上げます。
【21:00台後半 社長失われていない30年】
ミ)このゾーンは社長の音楽的バックボーンに迫ると題しまして、10代 20代にかけて好きだった邦楽・影響を受けた邦楽を伺って行こうと思います。
スー)メールでアステリズムさんからありがとうございます《大学生の頃から明和電機のファンなので、今夜の放送が楽しみで仕方ありませんでした。今夜は是非、土佐信道社長の音楽的ルーツをいろいろお聞きしたいです》と。先程も既にキーワードTOSAが出ましたけど。
ミ)では、社長の選んだ1曲目教えて下さい。
社)GAROの『一枚の楽譜』。
スー)フフッ意外だなあ、TOSAがGARO。
社)フッ10代じゃないです、もっと小っちゃいです僕が5-6歳の頃です。
スー)そうですよね、同世代としてGAROは薄っすらと『学生街の喫茶店』(‘72)を覚えてるくらいなんで。
社)僕は姉が2人いるんですけれど、兄が上に1人いて、割とみんな楽器をやる。兄弟で。
スー)じゃあお姉さんがギターとかやってらっしゃった。
社)ギターやっててGAROが好きだったんでしょうね、家にあったんですよ。
スー)じゃあかなり本格的にギターとか弾いてハモったりもしてらしたという事ですか?
社)そんな「サウンドオブミュージック」(‘65ロバート・ワイズ監督音楽映画)の一家みたいな感じではなかったんですけれどハハッ。
スー)ジュリー・アンドリュース(主演)では無かったんですね。
社)じゃ、無かったです。
スー)でもお姉さんがGARO聞いてらっしゃって。
社)家にギターがあって、ポロロンってやったのが楽器体験としては最初ですね。
スー)でも『学生街の喫茶店』じゃなくって『一枚の楽譜』っていうのは、割とマニアックていうか。
社)そうですね。
ミ)どういう曲なんでしょうか。
社)あの、GAROの曲はどれもロマンティックなんですけれども。何て言いますか…あの時代トランペットがイントロに♪パパンーパパーンパパーンって入るみたいな。♪ふり向くなよ~(『ふり向くな君は美しい』ザ・バーズ’76)とか。
スー)フフッこの番組で2回くらいかかった。
社)なんかあのホーンというかトランペットですね。歌謡曲のあれをパーンと聞いて凄いドラマチックな感じを。
スー)前回が(前週’24,3,4)《ラッパとおじさん特集》というので。
社)ハハハッ。
スー)ラッパを聞いておじさん2人が盛り上がるって回で、それも同じような話で金管楽器トランペットって気持ちいいなって。前回はそのテーマでドラマ「ありがとう」♪パララッタタッタッ金管楽器がかっこいいなという、私は「ありがとう」だったんですけど。土佐社長はGAROだったと。作曲がこの番組にも来られた(’22,7,18音粋ヒストリア本つまみ書きnote参照)村井邦彦。
ミ)おー。
スー)だからね、おしゃれなアレンジがなかなか。
ミ)曲紹介お願いします。
社)はいGAROで『一枚の楽譜』。
♪GARO『一枚の楽譜』
スー)どの辺りが魅力でしたかこの曲の。
社)これはですねホーンセクションとか、やっぱり生音で、当たり前ですけれど、やってるリッチさとかですね。当時はロマンチックというか。割とこの感じの影響受けて明和の曲もロマンチックなのが多い。
スー)今聞いたらコーラスも綺麗でねえ。
社)そうなんですよねぇ。今聞いたらリッチだなぁと思いますね。
スー)(GARO)本人達の弁は、自分達はクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(※‘60代末から’70代初頭に活躍した米フォークロックバンド)になりたかったんだけれど、『学生街の喫茶店』がヒットして紅白にも出て職業作曲家すぎやまこういちの曲で紅白に出たというのが、不本意だったという事をよく言ってますね。
社)なるほどですなるほどです。
スー)この前CSで「アタック真理ちゃん」ていう天地真理のバラエティ番組が放送されいて、GAROが出て来たんですよ。この次のシングル『姫鏡台』(‘74)って曲歌ってたんですけど、シタール弾きながら歌ってんです。
社)ハハハッ。
ミ)えー?
スー)シタールともう一人マーク(堀内護)が小っちゃい大正琴みたいの弾いてるんです。明和電機なんです。
社)おもしろいおもしろ!
ミ)ハハハッ。
スー)ボーカルの人は何も持ってないんですよ、ボーカルの人(大野真澄)のニックネームは“ボーカル”って言うんです。「今晩はボーカルのボーカルです」って言うんです。ちょっと明和電機っぽいんです。GARO=TOSA説。いやぁカッコ良かったなあ『一枚の楽譜』ありがとうございます、いい邦楽だ。
ミ)では2曲目お願いします。
社)次は邦楽なんですれども、トーキング・ヘッズの『サイコー・キラー』。
ミ)ププププーーーッ。
スー)ハハハッでもねミラッキさん、これはねぇ我々世代小学生時代ですかね。トーキング・ヘッズ『サイコー・キラー』を何歳で聞くかによって人生変わりますから。
ミ)社長もスージーさんと同じかと☆(邦楽選曲番組と銘打ってるが月曜はしばしば洋楽がかかる^^;)この選曲アンケート来た時びっくりしましたよ。
スー)トーキング・ヘッズで『ストップ・メイキング・センス』(‘84)とかは洋楽。『サイコー・キラー』は邦楽です。
ミ)どういう事ですか社長。
社)流しです流し、ギターの。
スー)ギターの流し?
社)僕、実は影響受けたのは大学入ってからなんです。割と遅いんです。「ストップ・メイキング・センス」っていう映画(‘84)を。
スー)はい映画見ました。
社)冒頭シーンでデヴィット・バーンがフォークギターと、ドラムを録音したカセットデッキだけ持って出て来るんですよ。パチンと入れると♪スポポポスポポポってリズムが流れて、それに合わせてフォークギターだけで『サイコー・キラー』を歌うっていうのがもう、キターーーーー‼(絶叫^^;)っていう、なにこれーーーー‼(絶叫)っていう。
ミ)ハハハッ2人とも同じテンションだ。
スー)私の聞き方は全然ちがいますけど、でもね響くモノは同じです。
社)(♪スポポポスポポポ)それだけで音楽になってるっていうね。
ミ)2人がそれだけ言うなら。
スー)これは重要です、邦楽です。
社)はいトーキング・ヘッズで『サイコー・キラー』。
♪トーキング・ヘッズ『サイコー・キラー』
スー)今聞いてどうですか?社長。
社)やっぱりシンプルだけど音楽の構成力というか展開がやっぱりピカイチだなというふうに。
スー)確かに今聞いたら明和電機に聞こえましたよ。
社・ミ)ハハハハッ。
スー)僕はねこれリアルタイム’77とか’78に。
ミ)でも10歳でしょ?
スー)MBSヤングタウン(※’67-ラジオ番組)でばんばひろふみが谷村新司に「トーキング・ヘッズとは」って説明しているシーンがあったんですよ。
社)フフッそんなことがあったんですね。
スー)そんで「チンペイな、このバンドあんまコード進行せえへんねん。1個のコードでその代わりリフちゅうねんけど、おんなじメロディ繰り返すねん」って何かなあと思ったら、さっきの♪ドュッドュッドュッドュッドュッドュッドュドュドュー。ゴムベースで出来ます?
社)あ、できますできます。
スー)じゃ私も。Amだけですよ。
☆社長ゴムベース&スージーギターセッション♪~~~~~~~。
スー)なんか自分がデヴィット・バーンになったような気持ちに。
社)なりますね。
ミ)ハハハハッ。
スー)シンプルってそういう事ですよね、激しいコード進行とかベースじゃなくって、おんなじ事淡々とやるんだけれど。だからニューウエーブのはしりですよ’70代の。
ミ)早いんですよね。
社)’77ですね。
スー)それでヒカシューもそうですけど、プラスティックスがトーキング・ヘッズの前座やったりとか、影響してるものとしてトーキング・ヘッズと喋ったりとか。『サイコー・キラー』ってのは非常に重要な曲です。
ミ)スージーさんが良くトーキング・ヘッズとの出会いの話しますけれど、この曲だったんですね。
スー)そう、だから我々の結論は邦楽です。ですよね社長。
社)未だにこれ、このムービーがあるんですけど、影響受けておんなじ事やるんですよ僕も。
スー)どういう事ですか具体的に。
社)「ストップ・メイキング・センス」って映画が、楽器を段々出して来るっていうステージなんです。
スー)あーー。「アメリカン・ユートピア」(※デヴィット・バーンのブロードウエイショーのドキュメンタリー映画(‘20)に通じる。
社)もうかっこいい。自分やったんですよ、大失敗しました。
スー・ミ)ハハハハッ。
社)これはね何が失敗したかっていうと、楽器が増えたからと言って音圧が上がる訳ではないっていうのが。つまりマイクで拾うから。楽器を増やしても音は豊かになる訳ではないという。大勘違いをしてました。
ミ)ハハハッ。
スー)トーキングとTOSAの違い。いやいやでも素晴らしい。
社)うるさいだけでしたハハッ。
ミ )では3曲目はいかがでしょうか。
社)これは邦楽ですよ。
スー)良かったー2曲続けると怒られるんです。
社)ピチカートファイブの『マジック・カーペット・ライド』です。
スー)パチパチパチパチ!社長~僕メンバー入れて下さいよ~。話合いますよトーキング・ヘッズからピチカートファイブ私の為のいい番組。
ミ)小西派でスージーさんと趣味おんなじ!
スー)どの辺がどの辺が?
社)あのですね、この『マジック・カーペット・ライド』が出た時と明和電機のデビューまず一緒なんですね。で片や渋谷系、僕ら筑波系って言ってた。
スー)あぁ言ってましたね。
社)で、ですね聞いた時にまずアイデアというか、曲の、それが凄いなというのが。あとメロディアスなメロディと。何よりフフッ野宮真貴の声が。
スー)ああ。
社)なんだこの初恋の感じは、みたいな。
ミ)ハハハッ。
スー)初恋の味がする。
社)小学校の時の初恋を思い出すぞ、みたいな。
スー)フフフフッ。
社)甘酸っぱいなあこの声っていう。
ミ)では曲紹介お願いします。
社)はいピチカートファイブで『マジック・カーペット・ライド』
♪ピチカートファイブ『マジック・カーペット・ライド』
スー)どうですか?今聞いて。
社)やっぱり不思議な曲ですね、今聞いても。
スー)不思議ですね。
社)サビの一番最後♪ダ~ラダラッタって盛り上がって行って、最後エーッ⁈っていうメロディになって不安定になって。
スー)♪タ~タタ
スー・社)♪~ね~るならね~。
スー)いやあ、GARO派トーキング・ヘッズ派小西派。正に私ですよ!
社)ハハハッ。
ミ)同世代で通じ合ってますね。先程出た筑波系というのを社長教えて頂けますか?
社)はい渋谷系というのはいわゆるピチカートみたいなお洒落なフレンチな感じなんですが、僕らは筑波。そん時お兄ちゃんと僕は筑波に住んでたんで。筑波の科学都市の匂いもありつつの理系の匂いもありつつの、ちょっとダサい感じのありつつの曲、みたいな。そういう感じです。
スー)つくばエクスプレスも無い時代ですからね。
社)はい。
ミ)再びスタジオにお持ち頂いた楽器を鳴らして頂きたいと思います。スシビート。
スー)目の前に握りずし見たいなプラスティックで出来たのがあります。
社)四貫あるんですが、海老・玉子・マグロ・イカと。それぞれに音が入ってます。
スー)海老から順番に。
社)海老行くと♪~~海老はベースですね。で、玉子はドラム♪~~マグロはシンセ♪~~イカ♪~~~~スシGO!!
スー)(※スージーさんサウンドマシンで)ハジケ子ちゃーん!一応私もこっちの楽器で。
ミ)セッションしたんですか?ハッハッハッ。
スー)私のスージービートとスシビートと。
社)なるほどー。
スー)あーなるほど。
社)どうぞ自由に押して頂いて。
スー)ああ♪~~~~ウォンチュウウォチューああ楽しい。ありがとうございますスシビートへぇーー、これ電池?
社)乾電池です。新しい曲をリリースするのに、もう配信じゃないだろうなあっていうんで。こういう新しいメディアですね、これ。
スー)あ、今仰ってんのは、スシビート自体を普及して行こうと。
社)はい、今お二人ミュージシャンの方で、ずとまよさんと岡崎体育さんがスシビートを出している。
スー)スシビートを使っている?
社)えーと、オリジナルをリリースして頂いて。
スー)自分で、中に入ってる音が違う?
社)違う。
スー)あ、じゃ私のこのボタン式サウンドマシンもスシビートですね。自分の好きなサンプルを。
社)あ、はい、はい。
スー)なるほどー。
社)ちょっとしたレーベルになってます、スシビート。
スー・ミ)アハハハハハッ!
ミ)面白いんだよなあ。
スー)ちょっとまた写真アップしますけれど、説明しますと握り寿司系のプラスチックの物体があって、上を押すと音が鳴る。で、鳴る音っていうのを可変に出来るんですね。いろんな音を入れる。
社)そのミュージシャンの方毎に変えて行って、楽器で遊べるけどこれを使って曲にもなるよという。
スー)これちょっとスージービート「なんとか子ちゃーん!」でやれば売れますねえ
ミ)何で寿司にしたんですか?
社)これはですね、モジュラーシンセっていうのがあるんですけど。あれ全部おんなじ形で中身が違う音がするんですよ。それ、寿司もシャリ全部おんなじでネタが全部違う。
スー)アハハハハハッ‼
社)モジュールだ!と思って。
スー)そりゃそうだー。
ミ)年中そういう事を考えてるんですよね。
社)考えてますね。
スー)なぁるほど、恐れ入りました。段々好きになってる自分が怖い、メンバーに入ろうと思ってしまっている。
社)そんな活動を続けてもう30年になります。
スー)素敵です、失われていない、30 年。
【22:00台前半 ニューウエーブとやさしい目】
スー)BAYFM9の音粋月曜日、DJはTOSAに入りましたスージー鈴木と。
ミ)ミラッキ大村と、そして今日のゲスト。
社)明和電機社長・土佐信道です。
スー)軽く一言だけ3/27私のイベント「レコード研究室(☆スージーさんがほぼ月例で南青山BAROOMで行う音楽イベント)」“1970年代東芝EMIニューミュージックナイト”割と埋まっております、今ポストしましたのでよろしくお願いします。
イベント関係で言いますとこの前(’24,3,9)書泉グランデでのイベント満席になりまして、めっちゃ狭いですけどねフハッ。イオン千葉ニュータウン店のシンさんもいらっしゃって、masaさんもいらっしゃってメールありがとうございました。
さてさて、10時台1曲目クイズ難しいと思ったんですけど、正解が割と来ました。凄いなあという事で”銭の元“ステッカーを差し上げたいと思います。牛のひとさんおめでとうございます!《立花ハジメ、ファーストアルバム「H」のアルバムタイトル曲『H』》で正解でございます《立花ハジメ楽器を発明していた》そうなんです。私ねプラスチックス好きで、解散した後立花ハジメのソロアルバムなんですよね’82「H」っていうの。坂本龍一の「サウンドストリート」(※’78-‘87NHK-FM音楽番組)で聞いて「あ、これは違うな」と思って貸レコード屋に行くのもやめたくらい。割とニューウエーブ、バッキバキなんですけど東大阪ではしんどかったんで。楽器を作ったと言って思い出すのが、クイーンのブライアン・メイのギター、10ccのゴドレイ&ケヴィンのギズモトロン、立花ハジメのアルプス1号。これジャケットに出てるんですよアルプス1号が。
社)出てますね。
スー)やはりご存知、かなり立花ハジメとか?
社)実は明和電機最初にライブ、まぁ店頭デモですけど、その時にアルプス2号をお借りして、やったんですよ。
ミ)えー?
スー)フハハハッ。これが謎で、藤井丈司さん(音楽プロデューサー)のネットの記事で《アルプス1号は鉄のオブジェにテープ型のマイクを貼り付けたもので、ガッシャ―ンと音がする。楽器と鉄クズの中間》アルプス2号はこう書いてますね《自動ドアの原理でセンサーに反応するとトリガーが出てドラムマシンが鳴る》。
社)そうです。
スー)ハッハハハハッ。
社)それを借りました。
スー)じゃ繋がりがあったんですか?
社)ありましたね。
スー)へえー。
社)そもそも僕、高校時代に広島で立花ハジメの展覧会を見て衝撃を受けた。
スー)ほら!僕のご明察!
ミ)お見事スージーさん!
スー)そうですか、それは「H」の頃とかですか?もうちょっと後か?
社)あ、ちょうどその頃ですね。あと僕のいた筑波大学の先輩の原田大三郎(※映像作家)。
スー)あ、有名なメディア作家。
社)って作家が立花ハジメさんと一緒にやってたりとか。
スー)ああそうか、じゃ近いとこだったんだ。
社)それで繋がってる。
スー)それでね、私このアルプス1号っていうガッシャ―ンて音が聞きたかったんですけど。すみません私が立花ハジメに詳しくないからかもしれませんけど、アルバムどこ聞いてもそれらしい音が入ってないんですよ。
ミ)ハッハッハッハッ。
社)ハハハッはいはい。
スー)ジャケットには描かれてるんですけど。それどころか歌詞カードにも楽器クレジットにもアルトサックス・エレクトリックギター立花ハジメと書いてあって、アルプス1号あれへんやないか!『アルプス』って曲もあるんですけどそこにも無いんです。という事でアルプス1号の音はわかんないまま。これ詳しい人いたら教えて下さいね。という訳で「H」というアルバムから、これ高橋幸宏プロデューサーなんですけど、さっき言った坂本龍一のドラムスです。コンセプトは“ヘタうま”って事なんですけどね、ドラムスこれ、いいなと思ったんですよちょっとカッコいいんですよ。という訳でドラムスを坂本龍一、マリンバを細野晴臣が弾いております。
♪立花ハジメ『H(THME FROM CLUB FOOT)』
スー)坂本龍一のラジオ番組で聞いて’82高校1年生、「うんニューウエーブも俺は卒業かな」と思って、ビートルズとレッド・ツェッペリンに行ったんですよ。
社)なるほど。
スー)これがフツーの東大阪の少年。土佐少年はどうでした?こういう音。社)これは、音楽、フツーのメロディがあって歌詞があって、ていう音楽の作り方と全く違って。
スー)はいはいはい。
社)アプリケーションっていうか、その”構成“なんですよね。音の構成をして行くっていう全然考え方が違う。
スー)確かにコード進行とかいう概念はなさそうですね。
社)無いです、レイヤーですね。
スー)レイヤー。確かにサックスだと思うんですけど、全然ハモってない所とか。こういう作り方っていうのは…。フフッ私はやっぱりポップス好きでコード進行というのが出自なんで、こういうの聞いてあ~あと思ったんですけど。お好きでした?当時。
社)これは、どっちもですね。あの、うぅーッってなって「なんだこれは⁈」っていう部分と。
スー)私が感じたものですね。
社)はい、それと未だに古くならないっていう。
ミ)ああ確かに消費はされ辛いですよね。
社)はいはい。
スー)ミラッキさんどうですか?こういう音聞いて。
ミ)羨ましいですね。
スー)ハハハハッ。
ミ)’90代’00代にも無かった多様な’82にしかなかった。
社)逆に今の人はスマホのアプリとかでこの感じとかできちゃう。
ミ)ああそうか。
社)ナチュラルに受け止めるのかもしれないですね。
スー)スシビートとかオタマトーンとか。立花ハジメの歌は当時“ヘタうま”って言われたんですよ。上手いことはカッコ悪いとか、ちょっと素人っぽい立花ハジメのサックスとか、そういうモノがかっこいいという時代があって。僕はかなり影響を受けたんですよ、その思想自体には。ただ後から分かったのはYMOもめっちゃ上手いし。
社)ハハハハッ。
スー)プラスチックスも良く聞いたら佐久間正英がいるんですよ。だからプロが1人いるんですよね。
社)あとは、超センスがあるかどうか。カバーしようとか。
スー)センスね。すみませんそのセンスの部分は東大阪はわかんなかった。
社)ハハハハッ。
ミ)いや土地は関係ないでしょ。
スー)次から《工場ニューウエーブ》。明和電機には工場の匂いがしたんで。『工場』という曲がいくつかあるんです、ニューウェーブ系で。1個はシーナ&ザ・ロケッツのアルバム「真空パック」に『ロケット工場』てのがあるんですよ。これも坂本龍一。シーナ&ザ・ロケッツのデビューアルバムなんですけど坂本龍一しか弾いてなくって、あとは松武秀樹(シンセサイザープログラマー)でシナロケは全然出てない。短い曲なんでその前に。『ロケット工場』はアルバム最後の曲なんですけど、1曲目『バットマンのテーマ』これは細野晴臣がやってまして、これ両方重ねて。なんて言うんでしょうね、’79ですからテクノの出始めン時に、ファクトリー感・工場感のあるテクノという事でニューウエーブの一歩手前みたいな感じかもしれません。
♪シーナ&ザ・ロケット『Batman Theme』『ロケット工場』
スー)ニューウエーブの空気がスタジオに充満しております。社長、YMOはどうでした?
社)YMOは僕のお兄ちゃんがドハマりしてたんですね。朝から晩までかけてるんです。
スー・ミ)ハハハハッ。
スー)まぁ晩はエエけど、朝からはなあ。
社)朝から晩までかけてました。それで刷り込まれましたね。
スー)社長御自身は?そうでもなかった?
社)僕は、それほどでもなかった。
スー)これ両方共ジャケットに「MC8」と書かれていて、だからシークエンサーですよね。自動演奏っていう。
社)今の2曲、どうやって音作ってどうやってやるか、全部分かります。
スー・ミ)はあー。
社)当時の音の作り方とか、懐かしい。
スー)でも社長のやってらしゃる、今まで見せて貰ったゴムベースとか指パッチンとか、どちらかと言えば“自動演奏”というかアナログ、フィジカルですよね。
社)アナログですね。ただライブは全部コンピューターミュージックなんです。
スー)あ、そうなんですか。
社)シーケンサーで動かしてるんですね。出る音はポクポクとかジャガーン!ですけど、そこは打ち込みで。生音の面白さとコンピューターミュージックの面白さをなんかくっつけたいな、というのがずっとあって。やっと明和電機で出来たっていう。
スー)あれなんでしょうね。さっきの“ヘタうま”の概念ていうのは、別にコンピューター弾くんだったらヘタでもいいじゃないかってことなんだけど。手練れの細野晴臣とか坂本龍一が今みたいな音楽作る、って所に“ゆがみ”があるんですよね。でもそれじゃなきゃできないモノって何かあると思うんですよ。もう1曲“工場ニューウエーブ”がありまして。
ミ)ハハ“工場ニューウエーブ”。
社)ハッハッハッ。
スー)今日出来たジャンルです、そして今日消えます。次、ゲルニカっていうの当時私あんまり聞いてないんです、正直言って。
社)どちらかと言えば僕こっちの方が好きだったですね。
スー)ああそうですか。ゲルニカに『工場見学』って曲があって、同じ高校の同級生でこればっかり聞いてるヤツがいて「お前大丈夫か?」って言ったんですけど。
社)アハハハハハ。
スー)土佐社長、これお好きなようです。
社)好きですねえ、ゲルニカねえ。
スー)さあ1分半でございます皆さんはどうですかね。ゲルニカ、アルバム「改造への躍動」から『工場見学』。
♪ゲルニカ『工場見学』
スー)ゲルニカ、ボーカルは戸川純でございます。エライのってますねえ。
社)はい、もう(☆戸川純ボーカルで)♪心地良~い騒音~ですよ。
スー)あ、戸川純だ。お好きだったんですか?ゲルニカ。
社)この訳わからん感じ、戸川純のやっぱり歌姫ってぷりも凄かったですね。
スー)そうそう、めっちゃ可愛かったんですよ。しかし音楽はちょっと私は…ハハハ。世代の問題も、社長1歳下なんで1歳の差は大きいかもしれません。早めにニューウエーブから卒業したかもしれません。
スー)今Twitter・Xでも《こういうのをリアルタイムで体験したかった》と平成生まれの方が。今の『ゲルニカ』聞いたら僕、明和電機に聞こえましたよ。
ミ)パチモクがポクッていってませんでしたか?ってフフッ。
社)完コピできますねえ。
スー・ミ)アハハハハッ!
スー)こういうなんつうんでしょう、さっきの立花ハジメもあれでしたけど、いわゆるポップスのコード進行とかあるルールから逸脱するっていう。
社)違いますねえ。もうなんていうかサンプリング…当時はそうですね。こう、切り張りで。
スー)じゃさっき聞いた明和電機の曲も、すっごいメロディが跳躍したりとか。なんかポップスのイディオムとか無関係な感じしますね。
社)なんかその自由さは、多分音楽じゃなくてアートから来てると思います。
スー)ああなるほどなるほど。そうかニューウエーブって立花ハジメとか典型ですけど。音楽とアートの中間みたいなとこで。だからアルプス1号って楽器というよりオもブジェですね。
社)オブジェです。
スー)なるほど。まぁそんな話はあるんですけど、聞き手の多くの方々は「ニューウエーブもういいよ」と思ってるかもしれませんのでフフッロックに行きましょう。メールが来ておりますラジオネーム新谷電機さん、かなりファンですね《呉三津田高校出身だという事で、卒業生全員が口ずさめる「三津田讃歌」をぜひともスージーさんに教えてあげて下さい》。
社)アハハッ。
スー)という事はあれ?社長は呉三津田高校出身ですか?
社)そうなんです。
スー)なるほど。
社)しかも部活がフォークソング部だったんです。
スー)フフフッ先輩には誰がいますか?
社)浜田省吾です。
スー)イエイ!パチパチパチパチ!明和電機と浜田省吾、繋がンないなあ。
ミ)繋がらないなあハハハッ。
社)部長でしたからね、生徒会長もやってました。
スー)私、呉三津田高校行っております。
社)ハハッ何しに?
スー)工場見学じゃなく、校門見学。浜田省吾出身の高校だという事で(☆スージーさんはミュージシャンの出身校巡りが趣味^^;)。いやあ繋がった!ハマショーとトサショーが。
ミ)ハハハハッ。
スー)ここで、浜田省吾って「工場(こうじょう)」とか「工場(こうば)」っていう歌詞が多いんですけど。
社)多いですね。
スー)今回は『勝利への道』っていう曲があります《親父は16歳の時から 町はずれの工場で 背中痛めながら 働き続けてきた おれのような人生を お前は選ぶな》イントロ聞いて下さい、この流れで聞くとテクノに聞こえます。
スー・社)ハハハハハハッ。
社)あ、一時期結構使ってました浜田省吾も、打ち込みで。
スー)呉三津田魂だ~。「三津田讃歌」どんな曲か知らんけど、今日はこの曲を聞きたいと思います。
♪浜田省吾『勝利への道』
スー)呉三津田高校フォークソングの大先輩、浜田省吾の“工場ニューウエーブ”“工場ロック”。なんか呉三津田高校のフォークソング部にはお宝があるそうで。
社)あのう、卒業アルバムがある訳ですね先輩方の。
スー)はいありますよね。
社)浜田省吾さんのもある訳ですよ。ペロッとめくると当然ですが、サングラスをかけてない。
スー)アッハハハッ‼
ミ)ハハハッ。
社)かけてたら「マカロニほうれん荘」の。
スー)トシちゃん!
社)トシちゃんになっちゃうから、高校生でかけてたら。
スー)一応聞いていいですか?どんな感じの目でした?
社)やさし~い感じの目です。
スー)アハハハハッ!パチパチパチパチ!分かんねーよハハッ。
【ラスト・ゾーン オタマトーンセッション、リスナーは…^^;】
ミ)ここで明和電機スペシャルセッション3人でしたいと思います。明和電機のヒット作電子楽器オタマトーンを使ってセッションしたいと思います。このオタマトーンを作るに当たって社長が気を付けたところはどんな所ですか?
社)人間の声って面白いなっていうのが、出発点だったんです。口の動きで音色が変わるっていう、これを何とか再現できないかなっていうのが最初のポイントでしたね。
ミ)そして楽器という事で手触りというか。
社)質感というかフォルムというか、間口は広いが奥が深いという、ものにしたいと。
ミ)バイオリニストの方もチャレンジして、YouTubeにアップされてます。
社)そうです“オタマニスト”と呼ばれています。
スー)アハハハハッ!
ミ)では3人でどんなセッションやりましょうか。
社)一番入口でよくやる『カエルの合唱』♪カエルの歌が~あれをやってみましょうかね。出音だけまず決めましょうか。(オタマトーン音)♪~~こっから始めましょう。
スー・ミ)(オタマトーン)♪~~~。
社)いきなりやってみますよ、ワン・ツーワン・ツー3ハイ!
☆オタマトーンセッション^^;♪~~~~~~~(ラジオで音だけ聞くリスナーは不協和音に「ん?」スタジオの楽しさはイマイチ伝わらず^^;)
社)凄いフフッ。
スー)出来た!
ミ)僕にも出来た。
社)意外と出来ましたね、もっと現代音楽になるかと思ったんですけどね。スー)ありがとうございます。今の立花ハジメ『H』みたいな感じでしたね。
ミ)ハハハッ楽しいですね。
スー)すぐやろうと思えばやれますね。是非皆さんも一家に一台。
ミ)いろんなバージョン出てますね。
社)はい、大きいサイズがデラックス、真ん中サイズがノーマル、もっと小っちゃいサイズがメロディっていう。凄く小っちゃいんですがこれは既に曲が入っていて♪~~あ、カエルの歌ですね。
ミ)ボタン押すだけで。
スー)あ、フレットレスじゃなくて鍵盤なんですね。おー。
社)誰でも弾けると。簡単なんです。
ミ)メールが来てましてコンちゃんさん北海道から《オタマトーンのテルミン版オタマミンも入手しました、とっても難しいです》。
スー)オタマミン!ハハッ。
社)これがオタマミンですね、これはオタマトーンの尻尾が無いヤツなんです。尻尾が無いのにどうやって音出すかというと、光ですね。(※オタマミンの音)♪~~~~。スマホのライト当てると、♪~~~~~。
スー)おお!パチパチパチ!テルミンだ!
ミ)テルミンと同じだ光で反応するオモシロい!
社)これ、頑張れば曲も弾けますし、最近ではスマホでストロボとかあるんですよ。ビカビカビカって、それを当てると♪~~~~~~~~~~~~(ビヨヨヨーン)もういきなりニューウエーブになるっていう。
スー)おおーーー。
ミ)楽しい。
スー)こ~れは楽しい。オタマミンおいくらなんですか?
社)いくらだったけな?2000円代だったような。
スー)明和電機さんお店があるんですよね。
社)秋葉原のラジオデパートと言う所にあります、ネットでも。
ミ)明和電機最新曲、2/27に配信が始まった『教えて!超弩級電脳麻雀』どんな曲なんでしょうか。
社)これ日本語で言うと『教えて!雀ビューター』です。静電場朔ちゃんという中国のアーティストの方とコラボして作った曲なんですけど、曲も作りましたし“雀ビート”っていう麻雀楽器も作りました。
スー)なんかちょっと何が起きてるかわからないフフッ麻雀楽器?
社)麻雀楽器も作りました。
ミ)はあー。どんな音になっているのか聞いて見ましょう曲紹介お願いします。
社)はいそれではお聞き下さい『教えて!超弩級電脳麻雀』!
♪静電場朔&明和電機『教えて!超弩級電脳麻雀』
社)はい、ポン・チー・カン・チーです。
スー)あのどういう歌詞かフフッ最低限の説明して頂けますか?
社)あのーラブソングですね。
スー)ラブソング⁈フハッ。
社)麻雀の四角い世界、卓の世界に繰り広げられる、恋愛物語の歌です。ミ)フハハハハッ世界初じゃないかな。スー)そして最後かもしれないハハハッ。ちなみにその麻雀楽器ってどういうのですか?社)今写真があるんですが、麻雀牌の楽器ですね。スー)アハッちょっと待ってこれ、スシビートと一緒や。
社)スシビートの応用ですね。
ミ)応用。
スー)それ、もしかしたら上押したら音出るんですか?
社)♪ポンチーカンチーって鳴りますアハハハハッ。
スー)アハハハハハッ‼
社)今週の金曜日、静電場朔ちゃんとのトークショーが代官山の蔦屋でありますね。
ミ)では明和電機の名曲『地球のプレゼント』をかけたいと思うんですが、1個お聞きしたいのです。社長はティンパニーを叩きますがいつからやられてたんですか?
社)これは中1です。
ミ)フォークソング部の前ですね、どういうきっかけで?
社)ブラスバンドのパーカッションですね。とにかく何が目立てるかとお兄ちゃんに聞いたんですよ、お兄ちゃんトロンボーンだったんですけど。「トランペットかパーカッションかなあ」と。それでティンになった。いまだにやってますね。
ミ)米津玄師『パプリカ』聞いた時この『地球のプレゼント』みたいだなと思ったんです。
社)コード進行のソロは『ロビンソン』(※スピッツ’95)と同じです。
ミ)わあー。
スー)フフフフッ。
♪明和電機『地球のプレゼント』アルバム「提供 明和電機」(‘96)
ミ)いやあいい曲ですね。
スー)私の大好きな“きゅんメロ進行”ですね。(☆日本人が好き過ぎるコード進行・スージーさん新刊「〈きゅんメロ進行〉の法則」’24,2.13発売に詳しい)。
社)なんかイントロが長いっていう、今は考えられないフフッ。
ミ)社長からリスナーへメッセージやアピールなどお願いします。
社)新曲リサイタル今度やるんですけど、これは確実にスベりますね。というかコケたいなあと。30年もやってると安定・安心の技が身に付いちゃう。そろそろコケたいわーと。
新楽器新曲行くので。ミ)新”楽器“も。じゃあお客さんもリアクションの取り方がまだ…。
社)お客さんも困る、と思います。
ミ)それって明和電機出て来た最初の時と同じじゃないですか?
スー)それが未だに?
社)YMOが新しい曲やった時に客席から「ピコピコやれー!」って。
スー)あの武道館でね(‘80)アコースティックセットでやった時。
社)みたいにならなきゃいいなと。
スー)同世代として頼もしいですよ、チャレンジ精神。
ミ)それでは最後に、この曲はヒーローものっぽいというか『ミクロイドS』っぽいような。
社)そうですね。それと『マイティジャック』をパクった曲っていう。
スー)セーフ!ハハハハッ。
ミ)では「御中元 明和電機」(‘96)から。
♪明和電機『明和電機社歌』
スー)(浜田省吾声で^^;)♪俺の目はやさしい目だよ~。来週は2033年まで待てない《3月21日特集》3/21発売のシングル・アルバムだけをかけ続けます。本来なら3.21が月曜日になる年にやりたい企画なんですが、それは2033年という事で生きてるかどうかわかりません。3/21が月曜にやって来ないという事が発覚したんで、来週3.21特集をやります。ラジオ界の明和電機と言われております。再来週3.25は3ヶ月に1回のリクエスト特集という事で、いつもと同じ要領で今日ポストします。#bayfm月9でTwitter・Xリクエストして下さい。先にクレジット行きます。「BAYFM9の音粋月曜日お相手はアシスタントディレクター岡部“トマタン”いさこ、ミキサーエモリさーんフシミサーン“ワッハゴーゴー”、ディレクター浜野“Hou-Den-Na(放電魚)”ツトム、プロデューサー西宮“セーモンズ”ヒロキ、これ明和電機の楽器名ですね。
社)置き去りですね今、リスナーの皆さんフフフ。
ミ)毎回ここのゾーンはそうなんでフッ、DJはミラッキ大村と。
スー)スージー鈴木でした、そして今日のスペシャルゲスト。
社)明和電機代表取締役・土佐信道でした。
スー・ミ)ありがとうございました。
ミ)音楽について2時間話して来ましたが。
社)これはホントに新しかったし、結構今日インスピレーション頂きました。
スー)おっ!
社)新曲リサイタルに是非♪PROCE~SS PROCE~SS PROCESS PROCESS。
スー)ゲルニカだ。
社)ゲルニカが。
ミ)ハハッ。同世代お二人はどうでした?
スー)ありがとうございました、ニューウエーブ、工場全部わかりましたよ。メンバーになりますよ。
スー・ミ)社長ホントにありがとうございました。
===終了===
みにょん:“明和電機特集”ではあったが、“スージー同世代特集”では無かった。そして明和電機特集にしては消化不良。社長からもっと明和電機音楽作り楽器作りへの心持ちを聞きたかった。その上で楽曲を味わいたかったのが正直なところ。スージーさんゾーンでのトークで少しだけ聞けたが、2時間こういうトーク中心を想像していたのでせっかくのゲスト回が残念な印象になった。深夜ラジオなどでオンエア映像同時中継が珍しくないが、今回は楽器紹介やセッションの様子など映像が必須だったと感じた(リスナーさんもその旨たくさんポストしていた)。ユニーク楽器を鳴らしてスタジオできゃぴきゃぴ?わちゃわちゃ?楽しんでいる様子は、音だけ聞いているリスナーにはイマイチ伝わらなかった。楽器紹介説明に時間が割かれるなら、もう少し音楽との関わりトーク中心でよかったのではと疑問が残る。ミラッキさんファンというリスナーが「さすがに今日は」と呟いてらしたが、get carried awayだった^^;ミラッキさんが結果的にゲストトーク時間に食い込んだり、トーク場面が騒がしくなったのはいただけない。全新曲リサイタルを《30年もやってると安定・安心の技が身に付いちゃう。そろそろコケたいわー》と言う社長さんのチャレンジ、素敵過ぎる。
☆次週(3/18) 《3月21日特集》3/21発売のシングル・アルバムだけをかけ続ける。
次々週(3/25) 3ヶ月に1回のリクエスト特集。#bayfm月9、メール1cue@bayfm.co.jp
☆番組特製ステッカープレゼント:シェア大賞・MIIさん
メール大賞・オチャマドさん《スージーさんと同学年で土佐信道さん同じ中学校でした》社)マジですか⁈片山中学校、もう無いんですよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?