タイムフリーが終わる前に♪9の音粋(#キュウオン)「日本のジョン・レノン総選挙」2024,12,9つまみ聞き

‘70年代ジョン・レノンのイメージもカジっている、ジョンにしか歌えないものを愛でようと言うDJそもそもビートルズをよく知らない’80生まれのDJ、2人の音楽トーク番組。BAYFM9の音粋(#キュウオン)月曜日。2024,12,9《日本のジョン・レノン総選挙》タイムフリーが終わる前に是非お聞き下さい!ここではちょっとつまみ聞き。DJはスージー鈴木(スー)ミラッキ大村(ミ)

スー)はい、2024,12/9月曜日第245回を迎えました今晩は、音楽評論家スージー鈴木です。
ミ)ミラッキ大村です。
スー)今週は《日本のジョン・レノン総選挙》、“日本の”ジョン・レノン。日本時間の今日12/9の昼間 にジョン・レノンが亡くなった事に因んで、ジョンの曲のカバーとか歌詞にジョン・レノンが出て来る曲とか雰囲気が似てるとかリスペクト、オマージュ等々、リクエスト募集してたくさんのリクエストありがとうございました。AIに尋ねました「ジョン・レノンとはどんな人か400字で」⇒「ジョン・レノンはイギリスの出身のミュージシャンでビートルズのメンバーとして世界的に有名です。ポール・マッカートニーと共に『ヘイ・ジュード』や『レット・イット・ビー』などの名曲を生み出し、’60年代の音楽シーンを牽引しました。解散後もソロ活動を続け代表曲『イマジン』は平和の象徴として世界中で愛されています」一応ネわかんない方もいるかもしれませんからね。「レノンは音楽だけでなく社会的政治的活動でも注目を集めました、オノヨーコと共に平和運動を展開し“ベッド・イン”などのパフォーマンスを通じて反戦や共存などのメッセージを発信し、しかし’80にニューヨークでファンに銃撃されて命を落としました。彼の音楽とメッセージは今も人々の心に生き続け彼の影響力は不朽のものとなっています。」
ミ)おー。
スー)もうAIがいるとホントに仕事なくなりますね。一瞬で出て来ましたよ。
ミ)ハハッそれだけジョン・レノンの情報が世の中に放たれているということでもありますよね。
スー)でもね、今説明しましたが、世の中にはホントーにジョン・レノンとかビートルズ知らない人いますからね。もう広告代理店なんてロックファンの権化と思いきや「ビートルズ何人?」ってクイズ出したら「5人!」答えた人いましたからね先輩で。「おーっと!」って事がありましたんで、一応確認した次第でございます。というジョン・レノンは日本の音楽家にもたくさんの影響を与えておりますのでこの企画が成立すると。じゃ、9時台前半は私から、元気系の日本のジョン・レノン絡みの曲を紹介します。まずは矢沢永吉ファーストアルバム「I Love You,OK」(‘75)から『恋の列車はリバプール発』。孤独な散歩者さんが《「つっぱりジョンも 気取り屋ポールも待ってるはずだよ」って言うフレーズが歌詞にあるのでこれは”日本のジョン・レノン“であろう》ずうとるびから始まるさんも《リバプールがタイトルに入っている》リバプールこれ、ビートルズの出身地ですね。というので1曲目にかけたいと思います。2曲目、これは杉真理さん1回来て頂いた、杉真理『Lennon=McCartney』という曲ですね。MIHOKさんありがとうございます《杉真理&松尾清憲作のリスペクトあふれる曲、終盤のギターが特に素敵です》’08アルバム「魔法の領域」に入ってる曲であります。矢沢永吉から杉真理、ある意味で日本のジョン・レノン二人のメドレーでございます。
♪矢沢永吉『恋の列車はリバプール発』
♪杉真理『Lennon=McCartney』
スー)杉真理と松尾清憲ですからBOX(※‘87杉真理・松尾清憲・小室和之・田上正和で結成バンド)ですね。歌詞はどんな事歌ってるかというと《最高のパートナー無敵のチーム その名はLennon=McCartney ヤツら凄過ぎる》これねジョン・レノンとポール・マッカートニーが作詞作曲の名義んところで“Lennon=McCartney”って書かれるんですよね。次はこれは票数多かったです。斉藤和義『僕の見たビートルズはTVの中』デビュー曲ですね。メールでジョンと誕生日が同じ秋田のモトシキさん《友人のリョウちゃんに勧められて2年程前から毎週radikoで聞いております。今回の企画待ってました!という感じで初めてメールしました》ありがとうございます、その他にもたくさんの方々からリクエスト貰いました。これデビュー曲で’93発売、まだバブルの名残がある風景の中で、私と同じ年代の青年が、’90年代からみてちょっと昔’60年代にシーンを席巻したけれども、今僕らはテレビの中でしか見た事ないなあ、でも妙に何故か『イマジン』を聞きたくなるなあって歌でございます。この曲で斉藤和義はデビューしました。
♪斉藤和義『僕の見たビートルズはTVの中』
スー)そうなんですよTVの中だったんですよ。ビートルズ好きになってテレビでたまぁに、僕高校1年生ん時に日本公演なんか再放送をして、ビデオとかなかったんでしっかり見る訳ですよ。
ミ)そうかまだ。
スー)そしたら’60 年代から教師やってたウチの母親が「あ~アンタとおんなじ顔してた」当時ね、リアルタイムでビートルズの世代だった中学生を教えた時に「おんなじ顔してたわ」って。(☆このエピソードはスージー鈴木著「弱い者らが夕暮れてさらに弱い者たたきよる」(’24)参照)一生懸命見たっていう感じは私と同級生斉藤和義と同じ感覚「TVの中だ」っていう感覚でございました。
1票リクエストでかつ曲が似ている系、こういうのもお詳しい方々のメールが多いので、採用してみたいと思います。ちょうど時季はXmasかなぁということで、村ちゃんさんいつもありがとうございます。チェッカーズ『チェッカーズのX’mas Song』、村ちゃんさんから《Happy Xmas[War Is over](‘71ジョン・レノン、オノヨーコ)という曲があるんですけれども、オマージュしてるこの曲。作曲した竹内亨さんは一時期、丸眼鏡や髪型とかジョン・レノンを超!意識してた記憶があります》そうでしたね。 リッケンバッカー!さっき永ちゃんの歌でも、これギターのブランドですけど、《リッケンバッカーを弾いてらっしゃったと思います。Xmasも近いしどうでしょう》と。『Happy Xmas[War Is over]』という大変有名な、これからめっちゃかかりまくる曲へのオマージュだと思います。『ジュリアに傷心』のB面1984。
♪チェッカーズ『チェッカーズのX’mas Song』
スー)22:00台1曲目クイズもビートルズでございます。ビートルズ時代のジョンが作った曲をそのままカバーしております。日本のある女性歌手がカバーしてますね、イントロこんな感じでございます(☆ギター弾いて)♪~~~~~4回やりましたけれども、実際の曲も4回やっております。このイントロを持った曲っていうのをそのままかなり完コピした女性歌手がいますんで、この女性歌手の名前と曲名フフッ間違えないで長いタイトルかもしれません。
ミ)おお!それもヒントかもしれませんね。
スー)もうすぐ赤いステッカーが出払いますので、今年何回かしかチャンスがありませんので是非でした。
【告知タイム】BAYFM開局35周年スペシャル企画ファイナル12/9-15キャッチ・ザ・ドリームウィーク。対象番組のDJが回したガチャポンで出た数の宝くじプレゼント最大200枚。総額35万円。
☆スージーさんがガチャポンチャレンジ
スー)さっきの番組で100枚が出ましたから、私は200枚狙いたいと思います。♪(イマジンのメロディで歌う^^;)想像してごらん、200 枚出る事を。さあ行きますね。(ガチャガチャガチャポン!)来た来た来た!
※ドラムロール
ミ)オープン!
スー)10枚!(☆サウンドマシンで「ちゅーと半端やなあ!」)
ミ)ハハハハッ。
スー)もしや最低⁈またやっちゃった?
ミ)メールでご応募して下さった方の中から1名。住所連絡先も書いてメールをお送り下さい。12/15まで毎日やってます。
スー)フフッ他の番組に期待して下さい。

【ミラッキ・ゾーン】
スー)ちょっと私の10枚の発表で、タイムラインが止まってる。
ミ)ハハハハッ。でもこの10枚の中でね。
スー)そうそうそう確率ですから1枚あればいいんですよ。多分ね200枚はね「Song of Japan」(毎週木曜深夜1:00)に出ますね。フフッお美和子サマ(DJ田中美和子)がおソングがお宝くじが。もしくは「TERUMI de SUNDAY!」(毎週日曜9:00DJ吉田照美)フフフッということで毎回申し訳ございません。
ここからは『THE BEATLES アンソロジー!』(‘95コンピレーション・アルバム)が出た時中学3年生、ミラッキ大村さんの選曲です。
ミ)私の周りにビートルズを語ってくれる大人がいなかったんです。
☆歌詞に「空はジョン大地はヨーコ」イルカはビートルズのファン、ギターはリッケンバッカー。
♪イルカ『すべてがラブ・ソング』
☆ジョン『WOMAN』オマージュ
♪KAN『MAN』
☆1票もの‘87NHKドラマ「ばら色の人生」の主題歌
♪THE東南西北『あの娘がほしい』
☆投票かなり上位 ’74,2「西城秀樹リサイタル/ヒデキ・愛・絶叫!」西城秀樹18歳
♪西城秀樹『LOVE』

【22:00台前半】
【告知タイム】
△スージーさん:’25,1/7(火)19:00新宿ROCK CAFE LOFT※配信もあり藤田太郎(9の音粋水曜DJ)とスージー鈴木《令和に、ブルーハーツを語ろう》スージーさん最新刊「大人のブルーハーツ」
・明日12/10(火) 南青山BAROOMスージー鈴木レコード研究室《’86紅白歌合戦再現ナイト》完売、サイン本物販
△ミラッキさん:12/15(日)’25,2/2(日)代々木WOOFERイベント
※それぞれお二人のHP等参照
スー)10時台1曲目クイズ(ステッカー当選は)この方にしましょうかね。ラジオネームトムトムさん《歌手名森高千里曲名『Everybody’s Got something To Hide Except Me And My Monkey』》(☆曲名をハッキリカタカナ発音で^^;)フフッこれ英語圏の方が聞いても全く理解できないと思いますけど。おめでとうございます。森高千里が「ホワイトアルバム」(‘68発売10作目アルバム「THE BEATLES」の通称)に入ってるジョン・レノンが歌ってるこの曲をカバーしておると。で、割と趣味性が高くって、アレンジもほぼ原曲そのまんまということで、かなりマニアックな層にも当時騒がれたような気がしますね。’94「STEP BY STEP」というアルバムで森高千里がカバーしてます。
こっからは女性シンガーによるカバー集シリーズにしたいと思います。まずは今申しあげた‘94森高千里のEverybody’sナンチャラナンチャラ、これはTwitter・Xでonakaitaiさんから貰いました1票もの。次は2票ものですね。’02,5発売のアルバム「唄ひ手冥利~其ノ壱~」に収録された椎名林檎の『starting over』ってのがあります。『starting over』はご承知の通り1980年の(ジョンが)亡くなる前の大ヒット曲でございまして、それを椎名林檎がカバーしている。森高千里のカバーはかなり原曲に忠実になんですが、こっちはかなり何て言いましょうかねテクノと言いましょうかハウスと言いましょうか、そんな感じでやりまくっております。Twitter・Xでザモザモさんが《諸々やり直したい昨今に》ということでございます。『starting over』ってやり直す、もう1回1からやり直すリスタート、みたいな意味合いで理解してますんで。メールでART-HOUSEさんから《パワフルなボーカルでパンチの効いた、また一風変わったテイストの『starting over』》ということです》有名な曲が多いので、散々なヤンチャなカバーも出来るし、原曲に忠実な…フフッ森高千里もバックは原曲なんですけど、ボーカルが森高千里なんでフフフッ。また違った世界が醸し出されると思います。というわけで、女性シンガーカバー集。
♪森高千里『Everybody’s Got something To Hide Except Me And My Monkey』
♪椎名林檎『starting over』
スー)メールでラジオネームばらこさん《矢沢永吉さん選曲ありがとうございました。いよいよ12/12矢沢永吉さんのコンサートです、ジュリーのコンサートは1/23です》ということで昭和23年24年生まれはまだまだ元気!ハハッ。
ミ)凄いなあ。
スー)ジョン・レノンが1940年。この方々は1940年代生まれです。1940年というとジョン・レノンと筒美京平と麻生太郎フフッ。計算しやすいジョン・レノンが生きていたら来年で85歳。
ちょっと企画物のコーナーみたいな感じになります。私知らなかったんですよこの曲、和田アキ子がジョン・レノンのカバーをしておると。それもシングルでカバーをしておったと。
ミ)シングルは大胆ですね。
スー)大胆ですよ、アルバムの中の1曲とかならありえますけど、なんと’74あの『古い日記』♪あの頃は~と『晴れのち曇り』♪ホンガホンガホンガホンガホイヤッタ~の間に、チャート圏外だったジョン・レノンのカバー。題しまして和田アキ子の『ふれあう愛(ラブ)』。なんと先程西城秀樹が歌った『LOVE』がもう一回かかりますハハッ。 
ミ)同じ’74だ。
スー)同じレコード会社、RVC。同じ年同じレコード会社で和田アキ子と西城秀樹がジョン・レノンのカバーをしている、それも『LOVE』をカバーしておった。英語で歌ってあとから翻訳が語られるちょっと変わった珍曲です私知らなかった。そういうこと知ってらっしゃる方、メールでにしんこさん、フツーに書いてますよ《ジョンの曲のカバーの中でも特に印象的です》。
ミ)フフフフッ。
スー)今回聞いてちょっとやみつきになりましたね。自分がタブレット純の番組にリクエストしたくなるようなフフッ。
ミ)ハハハハッ。
スー)もう1曲こっちは結構人数来たんですよ。常田富士夫『私のビートルズ』って珍曲がありまして、さすがにBAYFMにはないんですけど、フフッなぜかウチにありました。ポリープゆうぢさん、にしんこさんまた!にしんこさん言ってますね《ジョンをロック的サイケ的に解釈した最高傑作ではないでしょうか》ええ?どうかなハハッ。メールでEGdo談志さん《歌詞に名前が入ってるというので考えたところ『私のビートルズ』ともう1曲しか思いつかなかった》ポリープゆうぢさんいつもありがとうございます《「まんが日本昔ばなし」とビートルズが見事に融合してます、知らんけど》ハハハッ。常田富士夫は市原悦子と「まんが日本昔ばなし」の語りをやってましてね、我々世代には「ゲバゲバ90分」とか「カリキュラマシーン」とかでよく知る方なんです。その方が“ザ・サイケ”って感じで ジョン・レノンをテーマにした曲を歌っております。一応リフはねビートルズの『Hey Bulldog』(‘69)って曲に似ております。では2曲つづけてお送りしますね。もし必要な方はメタルテープで録音して下さい。
ミ)ハハハッ。
♪和田アキ子『ふれあう愛(ラブ)』
♪常田富士男『私のビートルズ』
スー)私には理解不能でございます、気を取り直して第36回《ジョン・レノンのいないジョン・レノン特集》(’20,12,7オンエア)でかけたSION の『12月』‘87という曲行きたいと思います。3通来ましたね。おヴァさんししりーさんaiaiさん歌詞にね《12 月街はクリスマス気分 あちこちから想い出したようにジョンの声 そして俺ときたらいつもこのごろになると 何かやり残したよな やわらかな後悔をする》やわらかな後悔!しますよ!私も58回してますからね。2つバージョンがあるんですけどね、あん時かけたこっちバージョンの方がいいんで、こっちバージョンのレコード音源で聞きたいと思います。
♪SION『12月』
スー)いいじゃないですかぁSION『12月』大好き、大学時代に買ったレコード。しかし頭の中に残ってるのは『私のビートルズ』常田富士夫の声ハハッ。前半に聞いた曲忘れそうになりますけれども。最後のゾーンはいよいよランキング上位の発表です。

【ラスト・ゾーン】
スー)いよいよ佳境に入って参りました。メールでかりかりせんべいさん《イルカさんでジョン・レノンを感じられるのは初めて知りました》あのねイルカさんは割とね、ビートルズの話をよくしてらっしゃいましたよ当時からね。みるくるみさん《1940 年生まれ森田公一先生を忘れないで頂きたい》(筒美)京平先生と森田先生は1940年なんだ。《今年年男、大作曲家の両横綱》ありがとうございます。眠いひとさん《KUWATA BAND『スキップ・ビート』「レノンが流れるロックカフェ」行ってみたいです》私も行ってみたいですねえ。私ちょっと急いでおります、最後に長い曲かけたいんで。早めは早めに詰めて詰めて行きたいと思います。次は佐野元春『エイジアン・フラワーズ』これもたくさんリクエスト貰いました。メールでグランアユーダ《冨好さんの回を聞いた直後に書いているので、へんな関西弁をご容赦下さい。日本のジョン・レノン?そら佐野元春に決まってまっせ。なんちゅうてもカミさんと息子と一緒に歌ってまんのやから、これ以上に強力なお墨付きありまっか?というわけで『エイジアン・フラワーズ』佐野元春withショーン・レノン、オノヨーコに1票お願いします》と。今ここに書かれていたようにショーン・レノンとオノヨーコが参加しております。リズムがね7拍子になっておりますんで、ある意味ではジョン・レノンが作った『愛こそはすべて(All Need Is Love)』っぽいと言えなくもないかもしれません。アルバム「Sweet16」(‘92)に入っております。
♪佐野元春『エイジアン・フラワーズ』 
スー)これが5位ですね。イルカ『すべてがラブ・ソング』と同票ですね。今からかけんのが1位です。ちなみに3位は斉藤和義『僕の見たビートルズはTVの中』2位が西城秀樹『LOVE』。これは圧倒的1位と言っていいですね。こんな感じの歌詞でございます《ジョン・レノンあのダサいおじさんジョン・レノンバカな平和主義者ジョン・レノン現実見てない人ジョンレノンあの夢想家だ》で、次に読む歌詞っていうのが割と私の世代では共通していて《僕があなたと知った時は ブルース・リーと同じように あなたはいませんでしたね 十代中頃でファンになってから一番かぶれてた二十歳の頃》と。 歌詞の内容でジョン・レノンから離れようとしたけれどもなかなか忘れられないって歌詞があったりとか。あと平和とか歌ったあなたですけどもとか、ややディスってるように見えるんですけど、これはディスってるとかって言うよりも、こういう感じでジョン・レノン捉えるっていうのは、凄くいいなと僕は思うんですよ。あまりに神聖化してイジっちゃいけないとかハハッこの2時間めっちゃイジってますからね。フランクにいろんなミュージシャンと一緒に楽しみながら、でもやっぱりジョン・レノンにしか歌えないことを愛でる、っていうくらいの気分がいいと思うんです。でもそこで彼が歌った平和っていうのが、今になってもなかなか実現していない、現実のものとなっていない。っていうその渇望感も歌ってて僕はかなり好きな曲です。今回の最多得票でございます。
♪真心ブラザーズ『拝啓,ジョン・レノン』
スー)ああー!来ましたね迫力のある曲でございました。『拝啓,ジョン・レノン』真心ブラザーズ’96。 “愛と平和の聖人君子ジョン・レノン”っていうのは亡くなってから作られたイメージで’70代の雑誌とか見ると、割とねえ「またやってるよ~ジョン・レノンが~」って感じなんですよ。オノヨーコなんてボロクソでしたよ、当時の雑誌とかでは。だから亡くなってから虚像が作られたって感じもちょっとあるんですよ。だから話戻るとこの歌詞の中でヤンワリとね「バカな」って言葉使ってますけど、それはリアルタイムの感覚では普通。あんまり“愛と平和”とかっていう虚像作んない方がいいんじゃないかと思う位’70年代を私少しカジってますんで。ああああそうかなって感じでディスってる感じは全くないですね。フフッ古いオッサンの戯言になってる。
最後はこの曲6’42”こじ開けました。ランキング的には『拝啓,ジョン・レノン』『LOVE』西城秀樹に続いて4位なんですけれども、曲が長いんで満を持して最後にかけようと思います。リクエストも来ましたんで忌野清志郎RCサクセション『イマジン』かけようと思います。かなり物議をかもしたアルバムRCサクセション「COVERS」の中に入ってるんです。この曲自体割と元詞に忠実、忠実じゃないかな、でもまあ『イマジン』のスピリットみたいなものをハッキリと日本語に置き換えて歌ってます。ただいっつも聞いてて分かんなかなった最後に《ぼくらは薄着で笑っちゃう》ってフレーズがあって、これが最後の大サビになるんですよ。これ何かなあ?って思ってたら、『イマジン』と同じコード進行を使ったRCのかなり初期『窓の外は雪』って曲があって、その曲をもう1回繰り返して引用してるということでございます。ホントに歌詞を見ても忌野清志郎の考え、一番始めは《天国はない ただ空があるだけ》これは元詞そのままですね。途中から意訳が入って来るんですけれども、《夢かもしれない でもその夢を見てるのはきみ一人じゃない》とかって、忌野清志郎がね先に人々に先駆的にいろんな夢を実現した人なんで、単なるカバーじゃなくって“あるリアリティ”があるような気がしてて、僕は大好きなカバーです。
♪RCサクセション『イマジン』
スー)ラジオネームゴッチャンさんから《海援隊『母に捧げるバラード』(‘77)もジョンの『Mother』に触発されたと武田鉄矢が言ってた》それを聞いた岬のトンビさん《その話を聞いた井上陽水が「アンタらビートルズの影響全く受けてないよ」と言った》という福岡での出来事でしたハハッ。ありがとうございましたジョン・レノン幅広い!と最後走り切りました『イマジン』RCサクセション。
来週は今年の音楽今年の内に、ということで2024年に発売された曲だけをピックアップ。今年の音楽業界を振返りたいと思います。
ミ)ここで宝くじ10枚の当選者発表します。
スー)パチパチパチ!10枚!
ミ)千葉県ばらこさんおめでとうございます!
スー)おめでとうございます。「BAYFM9の音粋お相手はアシスタントディレクター岡部いさこ・たった10枚でも、ミキサーヒサノさん・その中に、ディレクター浜野勉さん・1等7億円が、プロデューサー西宮ヒロキ・あるかもしれない可能性があったりだったりずんどやろ(サウンドマシン「いらんことせんでええねん」)」間違えた!「中途半端やな」押そうと思った。DJは…ああ間違えた!(ここはいつもミラッキさんのセリフ)
ミ)ミラッキ大村と。
スー)スージー鈴木でございました。
ミ)来週は2024年の音楽。
スー)やっぱり年に1回はやらないとね、今の音楽も聞いとるぞという話をね。知らない方にもできるだけわかり安い説明しますんで、是非聞いて下さい。
スー・ミ)ありがとうございました。
===終了===

★みにょん:月9リスナー年齢層が高めだと思い込んでいたが「ジョン・レノンという人をよく知らない」という呟きが幾つかあることに驚き、まあそうかと思い直した^^;。’70代確かにジョン・レノンは音楽家であり“なんらかのパフォーマンスをしている人”というようなイメージだった。そしてビートルズ世代の人達は、ビートルズが解散したのもジョンがちょっと不思議な道を行ってるのもみんなオノヨーコのせいだ!と怒っていたようだった。“愛と平和”のシンボルのように神格化するのはジョンの音楽を楽しむ方法としても、ちょっと違うと感じる。真心ブラザーズ『拝啓,ジョン・レノン』の解説で《でもそこで彼が歌った平和っていうのが、今になってもなかなか実現していない、現実のものとなっていない。っていうその渇望感も歌ってて僕はかなり好きな曲です》は本当に音楽評論としての良いフレーズだと思う。そしてジョン・レノンの聞き方について《フランクにいろんなミュージシャンと一緒に楽しみながら、でもやっぱりジョン・レノンにしか歌えないことを愛でる》というスージーさんのこの言い方が的を射ていると実感する。そして《清志郎の『イマジン』が原曲のスピリットみたいなものをハッキリと日本語に置き換えて歌っている》《「夢かもしれない でもその夢を見てるのはきみ一人じゃない」とかって、忌野清志郎が人々に先駆的にいろんな夢を実現した人なんで、単なるカバーじゃなくって“あるリアリティ”があるような気がする》の解説は膝を打ち、今までもこれからもたくさんのミュージシャンやリスナーがジョン・レノンを敬愛し、自分の中に取り入れて聞いて行くだろうという思いを深めた。

☆来週(12/16)《今年の音楽今年の内に2024年の音楽特集》2024年に発売された曲だけをピックアップ。今年の音楽業界を振返る。
☆番組特製ステッカー:シェア大賞104さん:メール大賞・アンタラシさん

 


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