春からじゃがいもを育てたい君へ
ふらふらとホームセンターを回っていたらふと気が付きました。
もう種芋売っとるやないかーい!
というわけでじゃがいものが種芋が売ってたので緊急で記事を作っています。
その前に、種芋ってなんやねんって話から知ておきますね。
まず、スーパーに売ってるじゃがいも。これを植えてもじゃがいもになりますということだけはお伝えしておきます。
茹でてあったり、放射線処理(北海道のごく一部でやってる。まあめったにお見かけしない)してあるものでない限りは、植えれば芽が出ます。
なら何故わざわざ種芋ってのがあるのか。
これは単純に「薬品処理された芋」というだけです。
当然ですが、この種芋は食べられません。
え、わざわざ食えない危険な芋を買うの?
はい。これにはきちんと理由があります。
というのも、じゃがいも含めお野菜には虫や病気がつきやすいんです。
中には突然作物を枯らしたり、イモを腐らせるような病気もあったりするんです。それを防ぐために防虫剤とか抗生物質みたいなものをかけてある。それが基本的な種芋の役割なんです。
ちなみにこのお薬は作物としての芋が出来上がる頃には消えてますし、じゃがいもの親芋自体は食べられないので安心してください。
で、これがちょこっとお高いです。
スーパーのお芋のほうが圧倒的に安いし、種芋にしないやつを食べられる分、お得です。
また、種芋が売られるのは1月後半〜2月一杯が大体の目安になります。どちらを選ぶかはそれぞれなので、皆さんにお任せします。
ただし、この種芋の中には滅多に市場に出回らないお芋も出てきます。
そしてこれこそが、家庭菜園の醍醐味かなと思っています。
まともに買ったらとっても高いインカの目覚め。
皮が赤いアンデスレッド。
中のお芋も赤いノーザンルビー。
中まで紫のシャドークイーン。
新品種でまだ流通が少ないインカのひとみ。
他にもシンシア、北海こがね、キタムラサキにデストロイヤーなどなど。
こんな芋があるのか! っていうじゃがいもも選び放題なのです。
気になる方は1月の内に園芸店、特に農業資材などを置いてあるようなお店に行くといろいろ選べると思いますので、まずは探してみると良いかもしれません。
ちなみに植え付けはもう少し先なので、種にするお芋は風通しの良い涼しくて湿気の少ないとこに転がしておいてください。
腐らなければ目が出ても放置でおっけーです。ある程度長くなってきたら手でむしっておくと腐りにくくなります。
ということで芋を探しながら2月くらいまで、お待ち下さい。