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Dec.思考|「自分至上最高の自分とは?」芳麗さん×宋美玄さんVOICYFES24' 対談から考察

◾️芳麗さん×宋美玄さんの対談からの気づき

11月27日〜29日まで開催されたVOICYFES24' (12月27日までアーカイブ視聴できます)
まだ全ての対談は聞ききれていないが、唸る対談がいくつもあった。
プロフェッショナルなみなさんの対談は経験値のシェアは、その方達の辿った景色を擬似体験できる。今回のFESで改めて体感した。

そんな各種対談の中、芳麗さん×宋美玄さんの対談は、心に問われるキーワードがたくさんあった。

「芳麗×宋美玄 自分至上最高の自分でいるには?」

【対談から印象に残ったキーワード】

今が自分至上最高に達観俯瞰していること
自分がこの先に本気で実現したい世界が見えていること
注目を集めるのは怖い、ファンの怖さ、他人の期待に答え続けること
削ぎ落とされた欲を持っていること
(有料放送なので、もっと書きたいけれどこの位にしておく)

芳麗さんはプロの文筆家でありインタビュアー、宋さんもプロの産婦人科医であり医学博士。

一般人である私たちとは一線を画したキャリアを築いてきたお二人は、想像を超える多くの壁を乗り越え、今の場所に立ち続けているのだ、きっと。
「自分を俯瞰達観できること」「削ぎ落とされた欲」ここに至るには膨大な量の経験値、成功も失敗も良いことも悪いことも嬉しいことも悲しいことも、量も深さもきっと膨大。そしてその経験を噛み締め、消化して、自分の血肉にされてきたのだろうなぁ。

芳麗さんは20年来の友人であり、私にとって人生劇場の超レギュラー出演者だ。彼女の苦楽の一部分は、この20年リアルタイムでシェアしてもらっている。(と思う、もちろん一部だが)彼女が自分業と向き合い、葛藤しながら好奇心を満たし、楽しみ過ごしてきた20年。一般人が出会うことのない著名な方々との対話、自分の言葉での表現、そして表に出る仕事だからこその葛藤、全てが今の芳麗さんの血肉になっているのだと思う。喜びも辛さも多大すぎて、私には想像がつかない。
控えめな彼女はずっと奢ることなく、一方では子供のように無邪気な好奇心を常に持っている。だからこそ、まだまだこれから!の成長欲を持ち続けているのだ。
だからこそ、今回の対談では声を大にして「今、自分至上最高!」とは言い切らないのかもしれない。(これは私の勝手な考察です)

対談の中で、宋美玄さんが「子供のことが大変で色々我慢してきた、子供の手が離れたらもっとやりたいことがある」とおっしゃっていたことに本当に深く共感した。
子育ては何にも変え難い素晴らしい経験である。一方、全くもって自分でコントロールできるものではない。仕事で身につけてきたPDCAなんてくそくらえだ。必死に備えてもそんなものは簡単にぶち壊される。そしてその苦しみこそが、私にもたらしてくれた自身の成長痛でもある。
私はこの10数年、様々な制限を科され自分のある部分を閉じ(ある意味我慢して)過ごしてきたなぁと感じる。特にキャリア形成において、仕事で実現したいことは50%も実現できなかった。そしてそのことに蓋をしつつ、まぁいいか、と甘えていた時期もあった。(走り続けなくていいかな?の甘え)
振り返れば、産後、息子の幼少期は自分至上最高とは言い難かった。それでも諦めたくなかったし、いつか自分至上最高と言えるように積み重ねようと努力はしてきたと思う。
制限のある中での自由を求めて、探して、その経験があったからこその今の私。息子が14歳になった今、やっと自分のために使える時間に集中できる幸せを噛み締めている。

そしてお二人の対談を聞き、改めて自分に問う。なぜ私は今、「自分至上最高の自分」と思えているのか?私の削ぎ落とされた欲とは?それはどんな定義?こうありたい自分?私のこの先未来に実現したい世界の風景とは?

◾️自分至上最高!と今、私が言える理由

「自分至上最高」を私なりに定義するために、私の人生の大切なカテゴリー(欲の種類)、それらを総合的に考察し、未来に実現したい風景とはなにかを浮かべてみる。以下は私が大切にしているカテゴリーを優先順位高い順に並べてみる。

①心身の健康
②生活習慣 睡眠食運動
③仕事
④家族
⑤外見
⑥暮らし全般 衣食住
⑦人間関係


そして私が実現したい未来の風景は
「海が見える台所とテラスで、心身健やかに大好きな人たちと料理し、語らい、過ごすこと」

私は今、迷うことなく総合的に「自分至上最高!」と言える。それは宋先生がおっしゃっていた「自分至上最高に達観、俯瞰している」からだ。そして削ぎ落とされた欲が明確だから。未来に向けてそれらを更新している感覚もある。一方でこの最高!と思える日々が継続するとは限らない。ある日突然、病に倒れたり、介護の問題が起きたり、状況は変化するかもしれない。その覚悟もできている、と思う。

◾️私の削ぎ落とされた欲の種類 カテゴリー7つ

今の私の自分至上最高!の根拠となるカテゴリーの中身を整理してみる。

①心身の健康 90点

52歳の今の私に最も重要な項目、心身の健康なくして何もできない、そして現在、過去比でもかなり安定していて高得点。若い頃は、体力はあったけれど心がブレブレでいつもどこかだるかったり、落ち込んだり、日々なんだか不調を感じていたから。それは②の生活習慣をおざなりにしていたことにもつながる。若さゆえに体力はあったけれど、睡眠食運動に意識は向けられておらず、心の自分トリセツの理解度浅く、バランス最悪で生きづらかった…

②生活習慣 睡眠食運動 90点

現在の私は、日々のルーティンをベストな状態で回せている。睡眠食運動の自己管理はかなり気持ち良い状態。

③仕事 70点

リクルート時代が最高に充実していて90点だった。ただし当時は①心身の健康30点、②生活習慣30点くらいだったことを踏まえると、当時が本当に90点だったかは怪しい。ただ当時の経験あってこその今の70点。残り30店は、もっとあれもこれもやれる、の期待をこめて。未来に向けて、現在も布石は打ているから、近々また90点になる期待大!

④家族 90点

夫も息子も実母も義母も親族も、今皆それぞれに健康に生活できている。
そして何より夫も息子も日々安心安定して暮らしていて、家が心地よくて、これ以上あまり望むことはない。なんか私ものすごく幸せじゃないか!(夫との関係性はまぁ色々ありますけど…苦笑)

⑤見た目(ルックス) 80点

これはあくまで自分的満足度。私的自分至上最高は多分中学3年生の時。(当時はそこがピークとか思わなかったけどツヤピカで可愛かった!と思う 笑)現在は肌、髪、爪、それぞれ老化しているけれど、実年齢に沿ったすこやかさだし、①の心身の健康に自信があることで、こう思えるのでしょう。

⑥暮らし全般 90点

衣食住、何も不自由はない。言い出したら切りはないけれど、足るを知っている。でもこれから先ももっとすきなモノを追求していきたい。

⑦人間関係 95点

正直100点でもよいかもしれない。私は今日現在、人間関係に何一つ不満はない。もちろん日々「あれ、この人ととは難しいな」と思うことはあれど、その人は私の人生劇場の登場人物ではないので、あまり気にならない。これこそ経験値から至った今の私の状態。


まさに削ぎ落とされた欲がこの7つであり、各項目優先順位も明確。それぞれの点数を総合的に踏まえて私は自分史上最高だ。そして年々それはブラッシュアップできている。常に未来に期待ができる私のこの心身の健やかさが人生最高。ということで、明日からも甘んじず精進するぞ。

■日曜夜、ライブ後に追記

この記事とスタエフは、土曜日に事前にまとめて録音したり書いたりしてありました。日曜の朝、芳麗さんとVOICYライブでこのテーマについて語り合うことができて、改めて、あぁ、やはり私は今「自分至上最高だ!」と確信が持てたなぁ。
芳麗さん、ありがとうございます、これからも末永くよろしくお願いいたします。
(連日芳麗さんのはなし♡)

12/9  7:50▼芳麗さんとの対談リンク追記します

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