ケーキピックからはじめよう。
お菓子の聖地、自由が丘で起業したのは26歳の時。
29歳でマクロビオティックスイーツのパティスリーの共同経営者になり主に
マーケティングやWEB制作、マネージメントなど裏方担当。
30歳で紆余曲折あってパティスリーを単独で引き継ぎオーナーになり
そこから、突然、人生で一度もお菓子をつくったこともなかったのに
お菓子をつくるようになりました。
そんなお菓子とは無縁の人生だった私が、自由が丘で起業して17年。
グレイスフルスイーツという名前で植物性のお菓子専門の
とてもニッチなお菓子教室をはじめ12年。十二支が一周回りました。
延べ、1000名を超える生徒さんと
超少人数制でたくさんの相談を受けたりしてきた中で、
抱えている問題は、大きく3つ。
●デザイン(自分の理想的なもの)
●集客
●ストレス
(人間関係、大好きな趣味を仕事にしたことによって生まれるストレス、
楽しいけど、利益はほとんど出てないお金はいただいているけど
趣味の範疇からでてもいない?など)
十人十色ですが、「お菓子」そのものが問題になっていることが
ほとんどないのが特徴です。
3大問題の一つ「デザイン」というのは
自分らしいデザインで表現する方法がよくわからない。
というものです。
デザイナーをしていたわけでもないし、友人にデザイナーがいて
なんとなくイメージは伝えてみたり、プロの人に依頼してみたけど
自分の思った通りになっていなかったり、
プロに頼むには個人レベルだと費用が高すぎたり。
パッケージ、シール、名刺、チラシ、ホームページ、SNS、
誰にどのデザインを頼めばいいのか、
自分でやってみても感動するような出来になるわけでもない。
なんとなく、わからないまま、
なんとか自分でやってみている人も多かったこと。
もちろん、個々に抱えている問題は、それぞれ十人十色で
ひとくくりに解決できるわけじゃないのですけども。
そこで、まずお伝えしたいのは
ケーキピックからはじめよう
ということなのです。
お菓子作りが大好きな人なら、
いつかは自分のケーキピックを持ちたいな。
と思っている人はたくさんいると思います。
どこでつくったらいいかすら、わからない人には
酒井マーク製造所さんのこのサイトに行って、
サンプルを請求してみてください。(私にバックマージンは出ません)
(*生徒さんがケーキピックを作るとなった時に
簡単なデザインくらいなら費用内で対応してくださったり
小ロットから真摯に対応してくださる)
ユポ(1色、2色) ユポ(CMYK4色)、
ユポ1色+箔押し、ユポ+ホイル(金、銀)など、
たぶんわからない人には全くわからないけど
ユポは(ケーキピックの紙の素材のこと)でとりあえず、
手に取ってもらうと
世の中のケーキ屋さんで見たことある。
というのがどういう商品名なのかがわかります。
こちら以外にもケーキピックを作ってくれる会社さんというのは探せば出てくるのでホームページなどを見て、あなたにぴったりそうな会社さんを見つけて
是非、問い合わせて見てください。
何もわからなくても大丈夫。
「電話」「お問い合わせメール」をしてみる。という小さな一つの行動が大切で
何もわからないことも素直に伝えれば、プロが親切に教えてくれますので。
お菓子をつくるより、先に、ケーキピックをつくる理由
ケーキピックといっても、私はメインは焼き菓子だったりクッキーだから、
ケーキピックを使うお菓子じゃない。という人もたくさんいると思います。
ここで僕がいう、ケーキピックとは、
あなたのお菓子のヴィジョン、志、世界観を
あなたのお菓子の世界観を、一枚の「ケーキピック」という形で
ヴィジュアライズ(可視化)したもの。そ
ヴィジョナリー ケーキピック
と呼んでいます。
ヴィジョナリーケーキピックというのは、
お菓子に飾るケーキピックという認識から
あなたの人生哲学、経営哲学、
ヴィジョン全てが込められていて、
あなたがお菓子でこの世界でやりたいことが
小さな小さなケーキピックひとつに
あなたのお菓子の未来設計図とDNAを込めたコアのようなものです。
ヴィジョナリーケーキピックをもって
デザイナーさんにこのケーキピックに見合ったデザインで作ってほしい。
と依頼することで、
あなた自身がAdobeのイラストレーターやフォトショップを使えなくても
デザインをできなくても、
プロのデザイナーさんの才能にサポートをしてもらうことが大切なのです。
あなたがお菓子の仕事をしたり、
お菓子で何かをしていく上で大切なことは
最高のデザインは、あなたの内側にしかない
デザインそのものは、すべてあなたが自分の中にはじめから備わっている。
ということです。
でも、それはあなたが全部一人でデザインから何から何まで
できなきゃいけないというわけじゃありません。
この世界には、素晴らしい才能をもったデザイナーさんや企業さんが
たくさんあって、そこには
その道のプロフェッショナルがたくさんいらっしゃいます。
あなたは、そのプロフェッショナルたちに、
あなたの内側にあるデザインをイメージをできるかぎり上手に伝えて
「あなたがこれが私の頭の中にあった理想のデザイン!」
「こういうのがつくりたかった!!!!!!」
と感動できるものを一緒になってつくってもらえるように、
あらゆる手を使って、
あなたの中にあるイメージを伝えて欲しいのです。
お菓子屋さんに行って
ここのケーキピックすごく私の好み!
というのがあったら、それを大事に持ち帰っておく。
それがどんな素材でどんな印刷でつくられているか
あなたはわからなくてもプロが見れば、すぐわかる。
だから、実際に気に入った実物のケーキピックを見せて、こういう感じで
色やデザインはこういう感じで!というだけでも、随分理想に近づけるわけです。
こんな感じで、ケーキピックを一つもって、シール屋さん、名刺屋さん、箱屋さん、パッケージ屋さん、もしお店を出したら、お店の看板などもできます。
たった一つの誰が見てもわかる、完璧なケーキピックがあったら、
すべてが美しくこの世界に具現化できるんです。
あとは、お願いする業者さんにケーキピックや
ケーキピックのデータを渡すだけです。
もちろん、箱は箱、シールはシール、名刺は名刺で、
それぞれ追加で知識とかアップデートする必要があるけど、
基本的にはそれで全部ちゃんとできるというイメージです。
気に入った箱やシール、パッケージは
ケーキ屋さんやお菓子屋さんじゃなくても、
あなたが気に入ったお店のものなら、コスメ系でも、アパレル系でも全部、
大切に保管しておいて、持ってきたのはアパレルブランドの袋だけど、
こんなイメージでお菓子屋の袋をつくりたい!と
伝えたら、ちゃんとそういう素材でつくってくれます。
あなたがその素材が何かはわからなくても、
あなたの中にある崇高なあなたには、(私はこういうのが好き!)
という感情が絶対にありますよね。
何でできているかもわからないけど、見たり触れたりしたときに
(これいいな。素敵だな。惹かれるな。こんな風に自分もできたらいいな)
というあなたの中にある煌めく感情こそ、
あなたの内側にある、あなただけのデザインの源
「こういうのが好き!」「こんな感じが理想!」
というのはあなたにしかわからないから、
あなたの理想を、ひとまず、この世界で実際にあるものを集めて
こんな感じ!こんなイメージ!と理想に近づけてみてほしいのです。
なんとかして、それを自分ではない
仲間と共有できるように可視化してみてほしいのです。
あなたがこの世界でつくりたい、あなただけの最高のお菓子、
伝えたいメッセージ、哲学はどんなものでしょうか?
それをたった一枚の小さなケーキピックで可視化することができたとき
あなたのお菓子がブランドが特別な何かを纏います。
そして、エクスペリエンス(体験)してほしいのです。
あなたがつくってきたお菓子に、
ヴィジョナリーなケーキピックを初めて刺したその瞬間。
あなたはあなたのお菓子が完成した!!!ってきっと体験するのです。
あなたが大好きなお菓子で夢に描いた人生を歩むために、
ケーキピックからはじめよう♪