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桜公園 Bloesempark でお花見

3月末から4月にかけて日本ではお花見シーズ…。
オランダにも桜の名所がいくつかあるのですが、400本もの桜が植えられているその名も「Bloesempark(桜公園)」に行ってきました。

Bloesempark とは

Bloesempark は アムステルフェーンにある Amsterdamse Bos という巨大な公園の中にある公園です。400本の桜は2000年に日本女性クラブ(JWC)から寄贈されたソメイヨシノ。中央に円形の芝生があり、桜がその周囲をドーナッツ状に囲んだ形をしています。桜のシーズンには多くの人で賑わいます。

満開のソメイヨシノにうっとり

今日は今年一番の暖かさ…いや暑さの最高気温が26℃、朝からすっきり快晴の水曜日。桜もちょうど満開で朝9時半に行ったものの駐車場は満車でした。

20歳ちょっとのソメイヨシノは花も多くとってもきれい。混雑しているといっても日本のお花見と比べれて十分ゆったり桜を愛でることができ、青空とピンクの桜のコントラストを思う存分堪能してきました。はぁ~うっとり。

オランダのお花見

ワインやランチボックスを持って桜の木の下でピクニックが定番だそう。
自宅近所の公園でもそういう姿をチラホラ見かけたなぁ。オランダの人はコーヒー片手にベンチで数時間喋り続けるのですがお花見でも同じようです。老若男女問わずよく喋るしゃべる…。
*今年はコロナ禍の影響でピクニックは禁止、混雑時は入場者数を制限

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最後にうるっと

桜を堪能して帰路に向かうところ、花束が手向けられている石碑がありました。

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2011年3月11日
東日本大震災により犠牲になられた方々を悼んで

今年の3月11日、オランダで黙祷しながら10年前のあの日を思い出したのだけれど、日本でも見たことのない震災の石碑をオランダで目にするとは思わなかった。アムステルフェーンは特別日本人が多い地区とはいえ、日の浅い花束が残っているなんて…。

日本のお花見もいいけれど、海外で日本を想いながら眺める桜もいいなぁと思った3月最終日でした。


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