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驕らない美さ
私は尊敬できる人が好きです。
男性も女性もです。
私は高校卒業後ご縁あって貿易関係の会社で秘書の仕事をさせていただいておりました。如何わしい事は一切ありません。笑。秘書検準一級も取得して真面目にお勤めしていました。
仕事柄、多くの経営者の方々との交流がありました。
その中でもズバ抜けて成功されている方々に共通として、
『自身を驕らない』という点がありました。
「自分は周りからこう凄いと言われているんだ」「こんな凄い事ができるんだ」という”俺は凄いんだぞ自慢”をしません。笑
多くの支持を持ち、賞賛する人がたくさんいるから言わずとも知れずなのです。
和やかなお人柄で余裕があって、初めてお会いした時の雰囲気や多くを語らずともその偉大さは伝わってきます。
『どれほどラッキーであったか』の話をされる方は多かったように思います。今の自分があるのは、己の力ではなくみんなのお陰なのだと。
私が上京してすぐのときに出会ったとても尊敬する大きな組織のトップの方は
「 周囲から凄い、天才だと賞賛を受けて特別待遇をされる立場になると、人は勘違いして調子に乗ってしまう。僕は天才でも特別な人間でもないんだよ。異国の民族の輪に入れば僕は使いっ走りさ 」
と笑いながら仰っていました。
偉大ながらもいつでも等身大で話してくれる心の距離の近さが人から慕われ影響が波紋するのだなと思いました。
小さなコミュニティで偉ぶっている人は沢山いますが、大きな影響を与えている人は美しい所作を知っています。
『 自身で自慢するのではなく、周囲から自然と湧き上がる賞賛を築ける人になりませんか? 』
自分で自慢話をするよりも「あの方ってこんな考えをしてて、こんなに仕事ができて素敵なんだよ!」って言われてる人の方がかっこいいですよね!
もちろん、自己アピールも時に必要ですが、
相手が受け取りやすい言葉で、過剰にならないように気をつけましょう。
凄いのに偉そうにしない人、素敵ですよね。
私の尊敬する人はそんな人です。
自慢話は心からあなたの功績を喜んで話を聞いてくれる、仲の良い友人や身内くらいに留めた方が美しいのではないかなと思います。
『 陰口ではなく、陰で褒められる人になろう。』
今日も1日お疲れ様でした!
おやすみなさい。