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子供時代【19】自己肯定感を下げられる

義母は私と兄の事が大嫌いなので、いつも何か理由を見つけては、暴言を吐いたり、殴りつけてきました。

毎日毎日、暴力を受け続けているうちに、私は自分の存在を、認められなくなっていきました。

少しずつ、自分のことを蔑み、嫌いになっていったのです。

本来ならば、親に愛されて、大切にされて、自分の中で自己肯定感を育てていく時期に、自分を嫌いになっていったのです。

それどころか、憎まれ、嫌われ、殴られることにより、他人から自分を粗末に扱われることに、慣れていってしまうのです。

自分を愛せなくなり、大切にできなくなる、そして他人に粗末に扱われることに慣れてしまうのは、何よりも恐ろしくて辛いことだと、40年ほど経った今なら、よくわかります。

まだまだ自分ことさえもわからない幼少期に、拒絶され、憎まれ、疎まれて、蔑まれることは、将来の自分の人生を、大きく変えてしまいます。

自分を大切にできなくなれば、幸せな人生を送ることはできません。

それどころか、幸せな人をみると、その人に違和感を感じて、無意識のうちに「おかしな人」という認識になります。

幸せな人をみて、腹が立つこともあります。

毎日の継母からの暴力により、私の人格や性格は、歪なものにされていったのです。

*次の記事は
「子供時代【20】何のために生まれてきたのか」

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