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子供時代【6】継母からのひどい強要

ある日の昼間、学校から帰ってきた私たちに、継母は怖い顔でこう言いました。

「お父さんに、お母さんと離婚してくださいって、言いなさい」

継母は自分からは言いづらいから、私たちに嫌われたように装って、離婚をしようとしたのでしょう。

「はい」と返事はしたものの、仕事から帰ってきた父は、あたたかい家庭に帰ってきたという、とても嬉しそうな笑顔。

そんな笑顔を見たら「離婚してください」など、とても言えませんでした。

私たちが言えずに黙っていると、継母が「早く言え」と言わんばかりに、鬼の形相で睨みつけてきました。

子供の頃はわからなかったけれど、継母は嫌なことや面倒なことから逃げるタイプでした。

私たちが父に「離婚して」と言えなかった、この日から、さらに継母の暴力と暴言は、エスカレートしていきました。

*次の記事は
「理不尽な怒りをぶつけられる」

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