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5/3 競馬人生で一番悔しかった日曜日

いいわけあるかっ…!

お久しぶりです。1週間近くnoteの更新は止まったまま。若干プライベートでの心労が影響してかちっとも筆が進まなかった。今日からまたぼちぼち更新していきたいと思います。

とはいったものの、昨日の競馬はいろいろと疲れてしまった。

心が疲れているなら、1日競馬にどっぷり浸かるのはどうだろう…そう考えて昨日はルール無視の1日競馬にしたのだが、まあ当たるはずもなく。

基本的には1頭軸4頭流しの少額3連複狙い撃ちにしたのだが、これがまあ外れる外れる。そして迎えた東京9R。軸は無心で④コトブキテティス。何しろ昨年からこの馬の末脚にはずっと目をつけていたのだ。この府中で買わずにいつ買うのかと。しかも母父に土曜日から来まくっているキングカメハメハ。絶好のねらい目だ。

相手に東京【1.2.1.5】と良績の⑪ドリームスピリットと【2.1.0.4】の②フラッフィーベア、軸と同じ父の③ヒシエレガンス、ゴルシ産駒で不向きな馬場とはいえ、ここで買わないとまたやられそうだということで⑧マイネルコロンブス、最後に決め手ならコトブキテティスに肉薄する⑥ラヴィンジャーまでを抑えての馬連200円勝負。

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まずここが第一のミス。今まで買っていた形式通り3連複で買うべきなのだ、本来は。それを急に変更すると、どうなるかは皆さんお分かりだろう。

レースはほぼ1団の中、②フラッフィーベアが逃げる展開。コトブキテティスはいつも通り後方からレースを進め、直線へ。綺麗に前が開けるとまっすぐ伸びてきて、先頭を捉える。

その内には⑪ドリームスピリット、⑥ラヴィンジャー、大外からは⑧マイネルコロンブス。もう何が来ても当たるのは確定だ。それなら一番人気のないドリームスピリットが来た方が配当は太い。すると本当にドリームスピリットがラヴィンジャーを競り落として2番手に上がってくるのだ。これは運が向いてくるきっかけか。完全にこの2頭だと思ってよしと叫ぶと、外から見えるのはマイネルの勝負服。ばかばかミルコ、君は3着でいいんだよ。君が来たら安くなってしまう。だったら君は3着でいい。毎度おなじみの結末なんて、もういいんだって。

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やっぱり私が叫ぶとだめらしい。きっちり鼻面が内のドリームスピリットを捉えてゴールイン。その払い戻しは3740円。2倍で7480円も確かにでかい金額ではあるが、それを上回る⑪ドリームスピリットとの2万の払い戻しの方がいいのは当たり前だ。

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そして3連複の配当を見ると、なんと23,720円。同じ1000円を使うならこっちに回した方が遥かによかったことになる。

とはいえ、当たったのだから文句は言うまい。この増えた資金で天皇賞と、久方ぶりにWIN5まで購入。最後に買ったのが中山記念の日だから、実に2か月ぶりだ。買目は以下の通り。

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後から振り返れば、もうこの時点で最大の過ちを犯していることに気付く。ところが直前のレースで当てたにもかかわらず鼻毛くらいの差で2万が立ち消え、気分が高揚している私には見えないのだ。

まずは東京10R。東京【2.1.0.3】と良績なうえ、重賞連勝中のヒシイグアスに0.2差の実績がある③ショウナンハレルヤとおなじく【3.2.1.1】の⑪ヤシャマル。上り勝負になってもキレは1.2を争うと見ての購入。

怖かったのは⑦レザネフォールで、これにやられたら仕方ないかなあと思っていたのだが、そんな心配は杞憂に終わる程⑪ヤシャマルが突き抜けてくれた。

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続く端午S。毎年荒れて、去年もスリーグランドとニシノホライゾンから勝負を賭けて散ったように、あまりいい思い出はないレースなのは確かだ。(ブルベアバブーンが来たときは別)

人気どころで最初は⑥デュアリストを入れていたのだが、去年アイオライトが馬群に沈んでいたのを思い出して消去。同様の理由でルメールの③ゲンパチフォルッツァも消去。

なら昨年の早い段階から重賞で戦ってきている⑦ルーチェドーロが信用できそうと買目に入れ、それにバクシンに勝利経験、富田から武史に乗り替わる⑨スペクタクル、瑠星と手があっていそうな⑪スマッシャーまでを選択。

人気上位を全部切っているのだから、かなり冒険した買目だが、結果的にはこれがハマって⑦ルーチェドーロが見事1着。会心の買目総入れ替えに思わずガッツポーズが出た。

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続く新潟11は考えてもわからなかったためとりあえず1番人気の⑧サトノギャロスと重賞勝ちのある⑫モズアトラクションで…と買ったらそれがピタリハマる。

これはついてる。本当に当たるんじゃないかと思い始めてきたのがこの時。

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1点勝負の東京11レース、スイートピーS。

しかし、ここで前述の通り完全なミスを犯していた。

まず、東京9で軸にしたコトブキテティス、更に前日の青葉賞で軸にしたキングストンボーイに、相手に選んだワンダフルタウンやテンカハルは、全てキングカメハメハの血を持つ。そしてこの週、それが悉く来ていた。そんな姿を見ていたものだから、前日予想段階でのスイートピーSでマークしたのはこの2頭。

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このレースでキングカメハメハの血を持つ馬は⑥タガノパッションのみ。それと重賞を制している④エリザベスタワー。第一に血統を重要ファクターにしている人間なら、この2頭勝負でよかったはずなのだ。

そして最終関門の春の天皇賞は、これまでの天春のデータなどほぼ全くあてにならない特殊なコース形態。加えて、本当にG1かよというようなレースメンツ。

ならもう、好きなワールドプレミア1点の勝負にして、スイートピーSを2点ないし①ミツルハピネスを加えた3点にするというのがこの場合最適解ではなかったのだろうか。

言い訳するとここまで進めるなど思ってもいなかったという、なんとも間抜けな解答しか飛んでこない。ならハナからWIN5なんかに手を出すなと言いたい。当てるために買っているのにその考えはおかしいだろう。

そしてスイートピーSは、飛ばした②グローリアスカペラのハイペースに巻き込まれるように①ミツルハピネスは馬群に沈んで、外から黄色い帽子⑥タガノパッションが突き抜け、オークスの切符を手にした。

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ここで私のWIN5は、終わった。

続く天皇賞。①ワールドプレミアが復活の勝利を飾ったのは嬉しさ以外の何物でもなかった。菊花賞の後、もっと強くなってくれと願っていた矢先の脚部不安による長期休養、そしてその後の凡走。豊の代役(?)を務めた祐一も、1枠1番というスタートながら全く詰まることもなくほぼ完ぺきな騎乗。もう祐一をG1で軽視するのも、いい加減やめた方がいいのかもしれない。ガッツポーズがなかったのは、ご時世というよりも、まああのカネの話に関連するのだろう。

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しかし、この勝利に複雑な思いがあるのは確かだ。多くが言っている不正受給問題というよりも、自分にとってはこれでWIN4になった事実が、より複雑な心境にさせられているのだろう。しかも、今回はそこそこの穴を拾いながら。

スイートピーSでミツルハピネスにデビューからずっと注目していたとか、前日から自信の本命だ、というならまだ話は分からないこともないが、前日予想で拾っていた2頭の内1頭があんなにも鮮やかに勝って、しかも最後は2歳時から応援していた馬が勝ったというのに取り逃したという事実にただただ落胆せざるを得ない。なら前の日に予想なんかするなよという話だ。前日予想を信用するべしとマイルールに書いた覚えがあるのだが…

今回に限っては、思い込みでもなんでもなく顕著に出ていた馬場傾向をなぜスルーしたのか。そんなことをしているから1年に1回あるかないかの大チャンスだったを自分の手で潰し、自己嫌悪におそわれるのだ。我ながらいい加減にしてもらいたい。

また競馬はやってくる。基本的に地方に手は出さないのだから、土日の中央に向けて今週の反省をしっかりと生かせるように予想を繰り返すしかない。このままではただの負け組から救いようのない負け組に落っこちてしまう。向き合い方をもう一度見直すべきではなかろうか。

そんな日から一夜明けた月曜日。こうして振り返ってみて、改めて一言。

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こういうことだよね。うん。頑張りましょう、今週も。


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小早川涼風
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