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スクフェスACに関する自分語り 3.Next Stage稼働以降

さて、大会終了後もAP埋めを頑張り、Twitterによると2018年10月時点(「ありふれた悲しみの果て」追加まで)で2000曲ほどプレー、52曲APを出せていた。その後追加の「恋のシグナルRin rin rin!」に大苦戦していたところに、こんなお知らせが……

転機3 Aqours参戦

2018年11月21日、スクフェスAC Next Stage(以下NS)の稼働日が発表された。

時は来た、と思った。

自分がラブライブ!というコンテンツに本格的にはまったのは「ラブライブ!サンシャイン!!」のアニメ1期がきっかけで、放送が始まってからかなりのスピード(4話でガン泣きするくらい)で沼にはまっていった。沼津だけに。

スクフェスはリリース当初からちまちま遊んでいたのでμ'sも勿論魅力的だけれど、Aqoursは自分の色々な(主に趣味嗜好的な)部分を変えてしまった存在であり、また違った特別な思いがある。自分が既に力を入れているスクフェスACにAqoursが参戦するとしたら、頑張らない理由が無い。

また、初代の時系列で言うと自分は後から上位プレイヤーに追いついた人に位置していた。だけどAqours曲実装のタイミングなら「全曲周りのプレイヤーと同時に攻略をスタートできる」。この事が自分をより奮い立たせた。トップに立つならこのタイミングしかない。

さらに、NSの稼働時にはもう1つ大きな追加があった。「特別譜面」だ。とりわけ自分は元々クリアラー気質なので、難易度が高くフルコンに苦労するPLUS譜面に心が躍った。初代稼働日にぼらららHARDをプレーした自分が、NS稼働時にぼらららPLUSであたふたしているのは、新しくも懐かしい感覚だった。

勿論稼働日からプレーしに行き(バグ?何のことかな…)、早速CHALLENGE譜面から詰めていく。デフォ曲でおそらく最難関のStrawberry Trapperを初見APしてしまい色々な人に驚かれた。けど一番驚いているのは本人なんだよな。EXTREMEで出オチしておいて良かったね。

程なくして、稼働時からあるAqoursモード18曲のCHALLENGE譜面全てをAPすることが出来た。とても達成感があったし、今後もAP継続したいというモチベーションが出来た。

まあMY舞☆TONIGHTでその夢はすぐ果てるわけですが。


これは今でも思うことだが、自分は仮に同じような難易度の譜面でもμ'sモードよりAqoursモードのほうがAP出しやすいと思っている。あくまで感触での話になってしまうが、μ'sモードは例の判定修正前の名残で変なGREATの出方をする気がして、(主にPLUS譜面で)明らかにAP出せるようなものでも、謎のGREATにより阻まれた譜面が結構ある。実際のところどうなんでしょうか。僕が下手なだけか。そうか……

最速狙い

NSになってから変わったことは、ゲーセンに開店凸をする事が増えたことだ。

「近未来ハッピーエンド」が追加された時のこと。この曲のPLUS譜面には、赤青同時押し16分8連→37同時ロングノーツというトンデモ配置が存在する。Innocent Wallsより速いが?

そんな日に偶然にも開店凸していたのだが、前代未聞の配置を攻略すべく即興で縦連を楽にさばく運指を考えながら連奏していった。結果的に赤青の前半を中指→後半親指→37中指と押す方法に落ち着き……

AP出来た。そして自分が初めてこの譜面を攻略した人になれた。今まで他の人より少ない回数でAPしたりした事はあったが、自分が初めてのAPを出すことが出来た譜面というのは初めてだった。これはめちゃくちゃ嬉しい。ゲーセンの開店時間の差も一因にあるものの、難しい譜面を素早く攻略できるのはやはり気持ちがいい。そんな気持ちよさを味わうために開店凸の頻度が増えた。今思えば自己顕示欲の塊か?? でもそれくらいこのゲームへのモチベが高かったってことだよね。
そんな邪な心は、かの悪名高き「DROPOUT!?」が実装された時も発揮され、躍起になってフルコンを狙った思い出が蘇る。

その時の動画。いつの間にか1万再生とかいっててビビり(ありがとうございます)。

(余談)DROPOUT!?のPLUS譜面をフルコンしたのは、
記憶が正しければ自分が最速だった気がするんだけど実際どうなんでしょうか。確証が無いので我こそが最速って人がいたらこっそり教えてください。

大会への参加

NSになってからもう一つ変わったことといえば、店舗大会や交流会への参加が増えたことだと思う。これは全国大会2018あたりから他プレイヤーとの交流が増えてきたのが大きい。公式・非公式にかかわらず色々なゲーセンに出向いたが、目的として大会で良い成績を残したいのはもちろん、「同じゲームのプレイヤーに会いに行きたい」というのも大きかったと思う。こう思うようになったのはやっぱりプロカの存在が大きいなと。あれ1枚で名刺代わりになるし推しアピールも出来るし、何より交流の証が物理的に残るのが良い。サービスは終了しても残しておけるって何と素晴らしいことであろうか。

2019年春に公式に店舗大会が行われて、自分もそこそこ参加していた。しかし勝てたのは1回のみ。

公式で頂けた賞状がこれだけなので今でも大切にとってある。AMサントロペ池袋も今はもう………

全国大会2019にも勿論出場したけれど、横浜は3回戦負け、東京は2回戦負けとなんとも言えない結果。でもあの面子で3回戦まで進めてたら自分にとっては上々って思っていた気もする。東京2回戦のさふぉさん、松居直美さんとの対戦はしびれたなあ。

シリーズ通して、自分は公式大会より非公式大会のほうで成績を残せるタイプだった。公式大会は課題曲がある程度決まっていてそれを出場者全員が仕上げてきた状態で戦うので、回数をあまり積まない自分にとっては大変な戦いだった。それでも1GREATを争う緊張感のある戦いに参加ないし観戦できたので楽しかった。それに対して、非公式のものは曲や難易度の制限が無いものが多く、他音ゲーで高めた地力を利用し、PLUS譜面のように難易度が高いものを投げて戦うプレーが出来た。酷いプレースタイルだな… でもやっぱり自選を投げあって相手と刺し合いというのが楽しいね。ここら辺はbeatmaniaIIDXのARENAモードの影響が強い。

最終アップデート~サービス終了まで

その後も「MIRACLE WAVE」「CRASH MIND」「未体験HORIZON」など厄介な譜面たちと戦っていたある日、こんなお知らせが。

(・_・)

サービス終了、そんな言葉が頭をよぎる。こんなに本気になれたゲームは初めてだったから、それが遊べなくなることを理解したくなくて、新バージョンへの準備か??と一縷の望みをかける。だが、告知通り2020年10月9日追加の「想いよひとつになれ」を最後に新曲は登場せず、新バージョンの情報も無かった。

この知らせを受けて全国のゲーセンから少しずつアケフェス筐体が撤去され始める。一番このゲームをプレーしていたタイトーステーション所沢店からもかなり早い段階で撤去されてしまった。

この店では2019年の公式店舗大会の時に初めて大会開催店として選ばれた。さらに、アケフェスと西武鉄道がコラボして行われたスタンプラリーのゴール店舗のひとつになったりと、特にNS稼働時からアケフェスと縁のある店舗だった。


店舗大会の時期に店員さんと「これを機に盛り上げていきたいですね」的な話をした思い出がある。また、ある日店員さんにメンテを頼んだ時に、メンテ後の確認時に当時追加されたばかりの「Daydream Warrior」を選曲し、「この曲好きなんですよ」と話していたのも覚えている。店員さん自身もラブライブ!が好きだった。上のツイートに載せている写真が何よりの証拠だ。店員さんと少しでもこういう話が出来たのは1プレイヤー・1ファンとしてとても嬉しかった。店舗と一緒に盛り上げるという夢を叶えられなくてごめんなさい……。所タイでの稼働最終日に遊んだ帰路で少し泣いた。


そして………

2021年9月いっぱいをもってオンラインサービスを終了するという告知がされた。初めて本気でトップを狙って頑張れたゲームが、自分の少し遅い青春を共に駆け抜けたゲームが、自分にゲームの枠を超えた色々な思い出を与えてくれたゲームが………

実際、2020年以降の時世を受けてゲーセンに出向くことが憚られ、行っても新曲をさっとプレーして終わりだったりしてプレーを重ねることができなかった(全国大会が開催されなかったのもある)。最終アプデ以降は自分が就職準備~社会人になったためにさらに時間が減る。時世の煽りを受けるのは仕方ないとはいえ、今になって「あの時もっと遊んでいれば…」と後悔の念が今になっても消えない。

なぜ終期にあんまりプレーしなかったのか、他の理由を考えると、このゲームを通じて「人と一緒にゲームをする面白さ」を知ったからだと思う。協力で2人・3人対戦したり、理論値を目指してみたり。理論値狙いで全員1グレとか、協力相手がAPを取って自分が戦犯をおかしたのに笑って許してくれたりとか、とにかく楽しかった。楽しかっただけに、1人でこのゲームを遊ぶことが内心辛くなってしまったのかもしれない。実際1人でやっても十分楽しいんだけど手を伸ばすまでに時間がかかっていた。自分が人恋しい性格だと、こんな形で認識させられるとは。完全に言い訳なのは承知しているが、自戒のためにもここに書き残しておこう。

最終日2021年9月30日、午前中に幸いにも少し時間があったため思い出の地横浜でプレー。

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色々な曲でAPを狙ったけど、ブランクと連日の疲れで上手く精度が取れず。その中でも最後の力を振り絞って、アニメのエンディング曲でなんとか成果を出すことが出来た。やっぱりこのゲーム楽しいな。

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最終日にプレーした推しのソロ曲「おやすみなさん!」とサービス開始からのカリスマ「LOVELESS WORLD」。最後に上手く決めきれないのも僕らしさが溢れてて良いじゃないか。なさんの時に協力してくださった來人さんありがとうございました。

こんな形で自分とアケフェスの4年半は幕を閉じました。本当にありがとう。楽しかったよ!



………記事はもうちょっとだけ続きます。もう少し語らせて。


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