BOSとしてのボルドリッジ
先に紹介した、マット・プランバーグ著「スタートアップ・マネジメント」では、企業のオペレーティングシステムを「規則的な一連の行動とリズムを構築し、チームが日々不確実性と向き合うことが出来るようにするもの」と定義していました。
ボルドリッジの構造を再度確認し、BOSとの関連を探ります。
ボルドリッジの構造を図に表すと、次のようになります。
組織プロフィールは、組織の状況を設定します。それはあなたがするすべて事に対して背景として機能します。
リーダーシップの三要素(リーダーシップ、戦略、および顧客)は、戦略と顧客に焦点を当てたリーダーシップの重要性を強調しています。
結果の三要素(働き手、オペレーション、および結果)には、働き手に焦点を当てたプロセス、主要な運用プロセス、およびそれらがもたらすパフォーマンスの結果が含まれます。
システムの基盤(測定、分析、ナレッジマネジメント)は、パフォーマンスと競争力を向上させるために、効果的なマネジメント、および。事実に基づく知識主導の機敏なシステムにとって極めて重要です。
すべての活動は結果につながります。それは、製品とプロセス、顧客、働き手、リーダーシップとガバナンス、財務・市場・戦略の結果から成ります。
ボルドリッジ審査基準の基盤は、パフォーマンスの高い組織に組み込まれている一連の核となる価値観と概念です。
★★
ボルドリッジ(ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク)は、米国発の「証明された」経営フレームワークです。ボルドリッジはまた、米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)の「審査基準」であり、それをもとに自己診断・審査を行い、組織の改善点を見つけ、改善します。
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトからダウンロードできます。ページ下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。
GQFは、ボルドリッジを使用して経営革新に取り組む企業・組織をサポートしています。
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