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使命、ありたい姿、価値観の関係

組織の「使命(ミッション)」「ありたい姿(ビジョン)」「価値観」は、この3つの組で考えます。

ボルドリッジでは、「ミッション」「ビジョン」「価値観」が「主要用語集」に定義されています。
ミッション、ビジョン、価値観の意味するところを見ると、組織では別の言葉(例えば、企業目標、企業理念、行動規範、など)でそれらが規定されている場合もあります。もちろん、ボルドリッジ賞受賞組織でも。それはそれでよいのです。自組織でこれらに相当するものが何かを確認します。

ミッション(MISSION)。組織の総体的な役割。ミッションは、「あなたの組織は何を成し遂げようとしているか?」という質問に対する答えとなります。ミッションによって、どの市場やお客様を対象とするのか、組織のどういった能力を活かすのか、どのような技術を使用するのか、などが決まってきます。

ビジョン(VISION)。組織が望む将来の状態。ビジョンは、組織がどの方向に行こうとしているのか、どんな姿になろうとしているのか、あるいは、将来どのように認知されたいのか、を表したものです。

価値観(VALUES)。組織とその働き手がどのように業務運用することが期待されているかを表現している指導原理と行動。

価値観は、リーダーや働き手ひとりひとりの意思決定を方向づけし、組織がその使命を達成し、相応しい方法でビジョンに到達できるようにします。


出典:ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】、及び、Baldrige Excellence Framework 2019-2020, BPEP, 2019。
ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトから無償でダウンロードできます。
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(Baldrige Excellence Framework )」は有償です。



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