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審査項目と評点は組織経営において何が重要かを示します

 ボルドリッジ(ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク)は、米国発の「証明された」経営フレームワークです。ボルドリッジはまた、米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞(MB賞)の「審査基準」であり、それをもとに自己診断・審査を行い、組織の改善点を見つけ、改善します。

 MB賞では組織を「成熟度」で評価します。「成熟したプロセスへのステップ」では、それが1000点満点であることを紹介しました。

 ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク(冊子)のp3には、「審査項目と評点」が示されていて、1000点の内訳がわかります。

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 カテゴリー1~6がプロセス、カテゴリー7が結果です。

 プロセスの6つのカテゴリーの中では、リーダーシップに最も大きく点数が配分されてます。ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークでは経営幹部のリーダーシップが重視されていることがわかります。

 結果のカテゴリーは5つに分かれていますが、ここでは製品とプロセスの結果に最も大きく点数が配分されています。一般に企業などでは重視される財務的な成果は結果全体の1/5で、それも財務だけでなく、市場、戦略の結果も含みます。

 売上や利益など業績がどんなによくても、それだけではMB賞では評価されないということがわかります。

 一方で、プロセス結果の配分を見ると、55:45であり、プロセスがよくても、それが結果に結びつかないと、やはり高い評価は得られないことがわかります。

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 ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトからダウンロードできます。ページ下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。



 

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