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経営における35の主要なアプローチ

 ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは、組織のパフォーマンスを向上させるための最も重要な質問集です。その要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーには101の質問があります。

ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーの質問構成
    組織プロフィールの質問(13)
    プロセスの質問(70)
    結果の質問(18)

 101は特別な数字のひとつで、ワンオーワンと呼び、基礎、基本、初級編という意味があります。大学などでは初級講座などをそう呼んでいるとのことです。

 経営に関する質問ですから、初級編といっても簡単なわけではありません。
 このため先に紹介した「簡単な洞察(easyInsight)」「まずやってみよう」として紹介したアンケート形式のツールなどが用意されています。

 プロセスの質問は、さらにリーダーシップ、戦略、顧客、測定、働き手、オペレーションの6つに分かれています。(その一つひとつをカテゴリーと呼びます。)
 ボルドリッジでは、経営における主要な34のアプローチ(医療機関での場合は、さらに1つ加わって全部で35のアプローチ)を取り上げ、それらについて質問し、その回答を評価し、改善していきます。

組織経営の35の主要なアプローチ

 ここで、アプローチ(APPROACH)とは、組織がプロセスを実行するために使用する手法のことです。
 アプローチについての質問では、手法そのものに加えて、審査項目の質問事項および組織の事業運営環境に対する手法の適切性、および、それらの手法を組織がどのように効果的に使用しているかを回答します。

 効果的(EFFECTIVE)いう言葉もボルドリッジの主要用語集で定義されていて、それは、プロセスや評価尺度が意図する目的にどれだけうまく対応しているか、を指します。
 プロセスの場合には、それが効果的であるかどうかを判断するためには、そのプロセスが組織のニーズとどれだけうまく整合しているかを評価することが必要です。

 質問の中身をよりよく理解するために、このようなボルドリッジでよく使われる用語の意味を確認しておくとよい。このために、ボルドリッジでは主要用語集を用意しています。

 「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国政府機関NISTのウェブサイトからダウンロードできます。
 下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。英語版とページ、形式を合わせてあり、対訳版としてもご欄いただけます。







 

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