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ますはここから・・・効果的に進める

もしあなたが組織のリーダーならば、次のように自問してみてください。

① 部下たちは、彼らが仕事をするのに必要なものをすべて手に入れることができますか?
② 私たちの組織は、緊急事態に対処する準備ができていますか?

もしあなたが組織のメンバーならば、次のように自問してみてください。

① 私は、自分の仕事をするのに必要なものすべてを手に入れることができますか?
② 私たちは、非常事態が起きた場合にそれに対処できるよう準備できていますか?

答えが「ノー」なら、そこから改善が始まります。

働き手が、彼らの仕事を効果的に進めるには、彼らが仕事をするのに必要なものを必要なときに手に入れることができることが必要です。これには、データや情報、知識も含まれます。

大型の台風、集中豪雨などで大きな被害が出る事態が度々発生しています。そうした非常事態でも、事業運営を継続するためには、製品やサービスをお客様に届けるために必要な組織の業務運用すべてを、サプライチェーンに関わるすべてのサプライヤー、パートナー、協働者なども含めて、考慮することが求められます。

コロナは、自然災害のように特定の地域に限って発生した事態ではなく、ほぼ同時に世界全体で発生したこれまでにない事態です。今後は、こうした事態の発生も検討の対象になっていくものと思われます。

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーでは、「6オペレーション 6.2 運用の有効性」の審査基準(質問集)の中で、これらのことをもう少し細かく質問しています。
そして、その回答を評価し、強みを特定し改善の機会を見つけ、改善に取り組みます。

ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーは日本語で読めます。
「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」は、米国NISTのウェブサイトからダウンロードできます。
下方の Non-English Versions / Japanese を参照ください。英語版とページ、形式を合わせてあり、対訳版としてもご欄いただけます。


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