【百合短編小説】共にアイドルを目指す桃子と杏子の物語
「おめでとう、桃子!あなたも通過したんだね!」杏子は、喜びに満ちた笑みを浮かべて、親友の桃子を抱きしめた。
桃子も同じく、杏子が通過したことを喜びに思っていた。二人は小学校からの親友で、夢を共有していた。その夢とは、アイドルになることだった。
二人は一緒にオーディションを受け、見事に合格した。彼女たちは同じアイドルグループに配属され、アイドル活動を始めた。
最初の頃は、ドキドキしながらステージに立っていたが、徐々に慣れていった。ファンの前で歌い踊り、愛されるアイドルになるため、日々努力していた。
そんな中、プロデューサーから新たな提案が持ちかけられた。「最近、ファンの中でアイドル同士の百合(レズビアン)営業が流行っているようだ。これに乗って、二人で百合営業をしてみないか?」
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