【推しポケ吹奏楽】#39 定期演奏会【ポケモンSV】
◆1 「響け!ユーフォニアム」
突然ですがクラリネットの音色をご存知ですか?
本日は吹奏楽団の定期演奏会に行ってきました。
これまでは吹奏楽とは無縁の人生でしたが京都アニメーションの愛すべき作品「響け!ユーフォニアム」がきっかけで娘が吹奏楽を始めました。
娘はというと引っ込み思案で内気な性格の、典型的なモジモジちゃんで積極的に前に出るタイプではありません。昔も今も変わりません。
「響け!ユーフォニアム」は私が昔から大好きなアニメです。今年第3期のクライマックスシーズンの放送をきっかけに1期から娘に見せ始めました。娘も面白かったらしく、いつの間にか全て見ていました。青春、努力、成長、部活、恋愛など若者に必要な全てが描かれている作品です。小学生に分かるのかな、なんて思って聞いてみましたが、どうやら分かるらしいです。真剣に見ていました。宿題を終わらせて勉強して、翌日の支度をして歯磨きをして、その後にせっせと毎晩、毎晩、何回も何回もセリフを覚えるほど視聴していたようです。もう熱狂的なファンです。
そんなで「吹奏楽やってみたい?」と聞くと最初は「別にやらない」と前向きではありませんでした。いつしか三期の放送も中盤に差し掛かる頃、「私もやってみたい」と。
やる気になった事というか、自分の頭で考えて、自分の意思を持って、それをしっかりと伝えてくれたことが嬉しかったです。客観的に見たら当たり前で、普通のことです。だけど子供って色んな子がいます。周りの子の普通や当たり前にできることがその子には難しい、なんてことはいくらでもあります。娘は自転車に乗れるようになるのも2年かかりました。水泳はまだ25メートル泳げません。逆上がりも二重跳びもできません。キツいことを言ってしまうこともありました。親のエゴは子供のストレスになるのであれこれ言うのを辞めました。勉強を自主的にやるのは偉いし、誰にでも向き不向きや、得意不得意はあるんだって。そんな中で親は子供が間違った方向に行かないようにサポートしてあげられる存在でなければならないと。子供も親を成長させます。
ほんの少しかもしれませんが娘が変わるきっかけをくれた「響け!ユーフォニアム」には感謝ですし、それが自分の大好きな作品だったことは嬉しいことです。
◆「いざ行動」
そんなこんなで始めた吹奏楽、最初に楽器を選びます。希望が通ったり通らなかったりはありますが、「何やりたい?」「トランペット!」
、、え?トランペットて一番花形の目立つやつだよ?どうやらアニメの中の高坂さんというエースの子がいて憧れている様子。強く、気高く、美しい彼女は娘とは真逆の性格です。だから憧れたのかもしれません。
結局、選んだ楽器はクラリネットになりました。先生が吹いてくれた音色が素敵だったようです。
始めた頃は全然音が出なかったり「プピーッ」て変な音出ちゃったりしましたが、さすがは子供。吸収も早くあっという間に音も出るようになりました。この音が綺麗なんです。
長くなりましたが、ここで本題に戻って定期演奏会です。娘と一緒に参加しましたが迫力もあって娘も身を乗り出して真剣に聴いていました。
ここでポケモンSVのメインテーマを演奏してくれてめっちゃテンションが上がったという話です。当然演奏曲は会場入りするまでは知りませんでした。
◆「ポケモンSV」
そんな本日、私は家族の寝静まる早朝から孵化厳選に勤しんでいたのですが無知は罪なり。ガラルニャースの色厳選でこんな事態に、、↓
これニャイキングに「かわらずのいし」を持たせないとダメなんですね。
起きてきたママも娘も息子も3人揃ってゲラゲラ笑って「パパ何やってんのーー!!笑」て。一応全部孵化させましたが疲れすぎて今日はもうポケモンいいや、ってなった時にまさかの演奏会でまたポケモン笑
SVのメインテーマの演奏はすごく迫力もあってカッコよくて、やっぱりポケモン最高!となりました。帰宅後にSwitchを起動する気力はありませんでしたが。
余談ですが会場のお子様たちに向けて司会のアナウンサーの方が「ポケモンは今なんと1,000匹以上もいるらしいです。流石に全部言える子はいないよねー?」と問いかけると驚きで会場が少しざわめきます。当然1,000種いる事は知っています。
「900、いや950はいけるか!?でもブランクもあったしどうだ、、」なんて真剣に自問自答している隣で息子が「パパ言えるんじゃない?」なんて言って。恥ずかしいからやめなさい、と小声で注意しました。
いつかは娘の演奏会に行ってみたいものです。