GPPのHipHop名盤解説シリーズ #1「Illmatic/Nas」
こんばんわ
今日はどこから来たの?
え?東京?
うれしいー! 千葉まで来てくれるなんて…
はい じゃあ、先にお風呂行きましょうか
と言った具合で…千葉・栄町のソープ嬢役を買って出ているGPPです
それは何故か 暇だからだよ!
そんなことより、Go Toキャンペーンでしたね
みんなは色んな人からあーだこーだ言われながら、旅行とか行っちゃった派ですか?
まあ、僕は家で篭城して曲作りましたけど
その方が未来に向かってGo Toしてるわけだ
なんてね ってガムを食うな
何をクロレッツ二粒いってんねん
そんなに眠いなら、寝ていいけど
ってことで改めてよろしくお願いします
んで、今回は新しいシリーズモノの企画をやろうかなと そう思いました
それは、HipHopの名盤とされている作品を解説していこうかなってヤーツです
そういうヤーツをやろうかなと
つーのも、音楽ブログ感がここ最近ない
弟と雑談したものを平気にUPする始末
なので、そんな自分への戒めとして
誰もが知ってるが、何が凄いのか
ぶっちゃけ分かってない人が多いであろう
HipHopアルバムをこの僕が解説して
みんなのHipHop IQを上げようじゃないかと言ったメンサ的なブログとなっている
すいません 上から目線で
普段は下から目線なので…許して
なので、このままいきます
このブログ…読んでみ?飛ぶぞ!
そして、第1回で紹介するのはNasのIllmatic
えー 裂固紹介してよー とかうるせえぞ
貴様はナンダカンダでも聴いとけ
ナンダカンダ叫んだって
やりたいことやるべきです
マジでそうだからね マジで
んで、Nasについて少し説明しよう
Nasはアメリカ・ニューヨーク州、クイーンズ出身のラッパー 現在・46歳
篠原涼子と同い年ですね
90年代が全盛期で、イーストコーストを代表するMCの1人である
今も現役だけど、もうちょっと頑張って欲しい感が否めないが、HipHopレジェンドではある
では、そんな彼が94年にリリースしたデビューアルバム・Illmaticについて解説していこう
・19歳でのデビュー作
みなさんは19歳の時、何してましたか?
僕は友達にピンサロを教えてもらって
夢中になってたなぁ
そして、Nasっちは19歳の時、コロンビアから
メジャーデビューしている
そのデビューアルバムがこのIllmatic
そもそも、Nasは9歳頃からラップを始めている
早咲きだよね 僕なんか21ですよ
人によっちゃアラサーから始める場合だってあるのに、9歳はエグいね
というのも、これは憶測でしかないが
彼はクイーンズのプロジェクトって言う低所得者の集合住宅街で幼少期を過ごしたんだけど
近所にはMC SHANとかMarley Marlがいて、くっついてれば色々見えてくるものがあったと思うですよね
だから、若い頃からラップとは親しい関係にあったのかもしれない
そんな、若かりしNas
19歳なのにここまでリリシズなラップをするのか!とヘッズを驚かせた面がまずは1つ評価されているポイントであろう
・プロデューサーのアベンジャーズ集結
何にせよ、このアルバムの凄いところは
関わってるプロデューサーの豪華さにある
日本人が大好きなプロデューサーばかりだ
DJ Premierは勿論のこと、Pete Rockに
Q-Tip、Large professorとまさにプロデューサー界のアベンジャーズが集結した作品なのだ
プリモのサンプリングテクニックは冴え渡り、Pete Rockの無機質なループはILLさを演出
Q-Tipのヲタク感も満載で、極め付けはLarge professorのバックアップが素晴らしい
Main SourceのLive at the Barbequeでレコードデビューを果たしたと言うNasの経緯もあってか、親交の深いLargeがこのアルバムにも参加
地下鉄のアナウンスから始まるこのアルバム
映画「ワイルド・スタイル」をサンプリングしたN.Y. State Of Mindのプリモのネタ使いは秀逸
聴いている人たちを独自の世界に引き込む力があるプロデューサーたちが集まって、個性的なサウンドを鳴らす
こんなに贅沢なものが他にあるだろうか
・This is Street
このアルバムはまさにThis is Street
アメリカ東海岸の路上を体感出来る
我々では到底理解出来ないし、想像しようがないドロドロした街の空気感が音楽として落とし込まれているところが名盤と言われる由縁だろう
そして、この"臭い"はリリックから読み取れる
I never sleep, cause sleep is the cousin of death
これはN.Y. State Of Mindの中の有名なパンチラインである
訳すと"俺は眠らない、なぜなら睡眠は死のいとこだから"となる
どう言う意味かと言うと、眠ると言う行為は起きなければ死んだと同じこと
つまり、日常において死に近い行為は睡眠
そして、その死と睡眠の関係性は兄弟や親子ほど近くはないけど、いとこぐらいの距離感ではあるよね つまり、俺は死なない 生き続けると言った意味にも取れる
このようにストリートでの生き様が存分に味わえるのがIllmatic
弱冠19歳のラッパーがストリートを見て、感じだことをそのまま書く
しかし、そこには知的なセンスも感じる
まさにラッパーとしてのAttitudeを見せつけている そんなアルバムと言えよう
・聴き込まないと分からない魅力
このアルバムはサンプリングの元ネタやリリシズムを感じるリリック、ラップスキル、全体の音質含めて聴き込まないと見えてこないものがある
最近のPOPSに耳が慣れ親しんだ人からすると、ただただ眠くなる一枚
しかし、その向こう側に行って欲しい
ちゃんとスピーカーで聴いて欲しい
勿論、歌詞の和訳を読み合わせながら
そうしないと魅力はすぐには伝わらない
と言うかそういうものとして出来ている
実は音質に関しても拘りがあって、それぞれの曲によって担当しているエンジニアが違う
1人のエンジニアが1人でレコーディング、ミックスしたアルバムではなくてたくさんのエンジニアが関わっているのだ
しかも、インディーズのレーベルではなく、大手のコロンビアからリリースされていることもあって、制作に関して地味にお金をかけているところも面白い
作りは質素だけど、聴き込むと迫力を感じるとでも言おうか…
それこそがIllmaticである
・HipHopが好きになれるか運命を分ける作品
最後にまとめたい
ズバリ、このアルバムは自分がHipHopを好きでい続けられるか否かを見極められる作品だと思う
例えばEminemとかの作品ってそれを測るのが難しいと思う
ラップも早口だったり、ビートも割りかし飽きないように作られていたりするので、飛び道具的な作品が多い
しかし、NasはいつもシンプルなHipHop
そして、特にこのアルバムはそれが顕著に出ているのだ
音もミニマルで、サンプリングの手法も多く使われている
ラップも早口過ぎず、スロー過ぎずでリリックにもちゃんと意味やメッセージがある
王道なHipHopの全てが詰まっていると言っていい
だからこそ、これを聴いてHipHopが自分に向いているかをある程度判断することが可能かもしれないって話だ
いきなりTrapでHipHopを入門するとイレギュラーなものからいきなり手をつけているから、HipHopの本質的な耐性が分かり得ない
スクゥースクゥー系は楽しく聴けても、Nasで心折れちゃうことがあるかもしれない
また、80sモノを最初に聴いたとしても同じようなことで、HipHop発展途上な時期のモノを聴くと、のっけからしっくりこなかったりする
つまり、NasのIllmaticは一番HipHopが盛り上がった年代の名盤であり、変化球じゃなくてストレートなので何かしらの基準になるのでは?と僕は推測しているわけだ
そう言った意味でも、この作品は素晴らしいのかもしれない
以上 終わりたい
第一回目のHipHop名盤解説
如何でしたでしょうか?
そこまで、面白くなかった?
まあ、僕は基本面白くないから仕方ないよ
しかし、みなさんにはHipHopの名盤と言われるモノを是非とも聴いてもらいたい
年代問わずね 絶対、毎日が楽しくなる
そんなことないか
今回はNasのデビューアルバム"Illmatic"でした
暇な時にチェックしてください
でも、これを知らないからってヘッズじゃないとかそんな面倒くさいことは言わないから
安心したまえ のほほんといきましょうや
では、お疲れ様でした
リモートワーク頑張れよ
じゃあな ばいころまるー!
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