痴にまみれた人間が大嫌いだ。
痴にまみれた人間に怒りが湧く。
それは痴の自分を否定しているから。全くもって許していないから。
←悔しいから。そうやって、自分に嘘ついて最もらしいやらない理由をつけて、やらないこと・やらない選択をした自分を正当化してやらないで生きてきた結果、本当に悔しくてみっともない惨めな自分を、自分自身で作ってきたから。
悔しい。こんな自分は本当に承認できない。
目の前に見ている人間はおれだった。
自分に対して感じている悔しさ・惨めさを沸々と思い出さされ、そのダメージ故に怒りが沸いているだけだった。
俺は悔しいんだ。惨めな自分とみっともない自分が。
為すべき事から背き続けた結果、惨めでみっともない状態にある自分が本当に悔しいんだ。
身を燃やす怒り、悔しさ。
これが俺を突き動かす。
為すべき事から逃げてきた業を償却する。
腹わた煮えくりかえる。
もう一方で冷静で少しリラックスしてる自分
目の前の鏡を通して自分を見続けると、恐怖があった。目の前の自分の中にのめり込む恐怖。これは自分の弱さと向き合うことができないことの表れかもしれない。
たくさん悔しさや惨めさを味わって、鏡の前の自分の目を見つめていたら少し悔しさは残っているけどスッキリした。