プラモデル制作を始めてみませんか?
株式会社グッドパッチの松岡です。
Goodpatch Anywhereについて、仕事に関係することを記述しようと思ったのですが、執筆者の皆さんのテーマを見てみたら趣味の話が多く、「ったく、昭和世代は空気読めねーな」と言われてしまいそうなので、自分も趣味について記述することにしました。
★プラモデル制作って?
自粛生活になって、復活した趣味のひとつがプラモデル制作です。
子供の時以来でしたが、キット(プラモデルのこと)がかなり進化して、制作がしやすくなっています。
また、制作を助けてくれる便利な道具もたくさん出ています。
YouTubeでも、プロのモデラー(プラモデル制作を仕事にしている人)さんが、惜しげもなく技術を披露&解説してくれています。
プラモデル制作の魅力は、自分としては下記5点です。
1. 集中できる(仕事を忘れて、没頭できる時間を持てる)
2. 技術の上達が、完成度となって現れる(技術が上達している実感がある)
3. YouTubeなどで、プロの技術を学べる
4. 理想状態に近づけるための、技工の幅が広い(創意工夫の選択肢が豊富)
5. 鑑賞できる
とはいえ、何から始めたらいいのかわからない、難しそう、と思われる方も多いと思いますので、意外と簡単に始められますよ!ってことをお伝えしたいと思います。
個人的にオススメのキットをご紹介していきます。
★ポケモンプラモコレクション(ポケプラ)
概ね1,000円以下で、道具不要で制作できます。
小学校3年生くらいであれば、1人でつくれると思います。
また、完成度も高く、鑑賞用としてもいいです。
まず最初に買うなら、ピカチュウ・イーブイなど四足歩行系がオススメです。
※近所の模型店で、ピカチュウは715円、イーブイは836円でした
パーツ数が少なく、20分くらいで完成します。
曲面が多いため、シール貼りに少し手こずるかもしれませんが、意外と簡単だなと思えると思います。
子供でも制作できるプラモデルで、手足などが可動します。
子供のハードな扱いには耐えられないこともあり、遊んでいると壊れてしまうのが難点ではありますが。
次に、ルカリオ・リザードン・ゲッコウガ・ゲンガーなど、お気に入りのポケモンを制作してみるといいと思います。
※近所の模型店で、ルカリオとゲッコウガは1,320円でした
★ポケモンプラモコレクション(ポケプラ) 伝説系
価格は1,000円を超えるキットもありますが、一度は制作しておきたいプラモデルです。
道具不要で、子供でも制作できる、可動パーツがある点は変わりません。
パーツ数は増えますが、大人であれば40分くらいで完成できると思います。
伝説系の迫力と完成度は素晴らしいものがあり、観賞用に並べた中でも存在感があります。
ブラックキュレム・ビクティニ・ルギア・ルナアーラ・レックウザなどを制作しました。
※近所の模型店で、ブラックキュレムは1,045円で、ミューツーとホウオウは836円でした
ポケモンプラモコレクション(通称:ポケプラ)の難点は、合わせ目が目立つことです。
合わせ目とは、パーツとパーツの接合部分であり、生物であるポケモンに合わせ目があることは、不自然であるとも言えます。
このあたりが気になり始めると、ちょっと道具をつかって、本格的に制作してみようという段階に入ります。
★ガンダム エントリーグレードシリーズ(ガンプラ)
ガンダムのプラモデル(通称:ガンプラ)は、現在は超人気で、街の模型店では品薄状態、Amazonなどではプレミア価格がついて価格が高騰しています。
プラモデルの事がまだよくわからない段階で、定価ではない価格で購入するのはオススメできませんので、定価で入手しやすく、制作しやすいシリースがこちらのエントリーグレードシリーズです。
エントリーグレードとは、初心者向けのキットで、価格は概ね1,000円以下で、道具不要で制作できます。
※『RX-78-02 ガンダム』は、近所の模型店で770円でした
メカプロモーションの完成度も高く、きちんと関節部分が可動します。
予めパーツに色が塗ってあるため、塗装も不要です。
ここで合わせ目消しに挑戦してみるといいと思います。
※やらなくても、完成度はそこそこありますが
合わせ目消しとは、パーツとパーツの接合部分を消す処理のことです。
接着剤とヤスリがあれば、合わせ目が消えて、完成度がグッと上がります。
YouTubeで「プラモデル 合わせ目消し」とググれば、やり方がたくさん出てきます。
★ガンダム ハイグレードシリーズ
次にオススメしたいのは、ガンプラのハイグレード(HG)シリーズです。
エントリーグレードに比べて、パーツ数が増えますが、細部の表現やメカプロモーションのレベルが格段に上がります。
ただ、ハイグレードシリーズのキットの制作には道具が必要になってきます。
プラモデルは、ランナーという枠にパーツが接合された状態になっています。
ランナーからパーツを切り離す必要があるのですが、切り離し方が雑だと、凹凸が目立ってしまいます。
ここで、必要になるのが、ニッパー(専用のハサミ)です。
ニッパーをつかって、二度切りして、切った部分をヤスリで整える。
その上で、合わせ目を消せば、何もしていない状態(素組み)とは、かなりの差が出てきます。
合わせ目が少ないキットはたくさんありますが、制作のしやすさも考えると、『HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック』はオススメです。
※近所の模型店で、770円でした
『HGUC 1/144 MSM-07 ズゴック』は、ハイグレードシリーズの中でも低価格で、パーツ数が少ないので、プラモデルの制作が3回目という人でも完成できると思います。
ちなみに、こちらも塗装不要で、成型色(予め塗ってある色)で十分です。
気になる合わせ目も、墨入れしてしまえば、消さなくて良い合わせ目もあったりします。
※溝を溝としてそのまま活かすという意味です
墨入れとは、パーツにある溝に、グレーや黒の塗料を流し込むことですが、ガンダムマーカーという専用のマジックで線を引くだけでも十分です。
ハイグレードシリースでも、スジボリ・ヒケ消し・デカール貼り・ウェザリングなど徐々に自分の技術を習得することで、完成度がかなり高くなっていきます。
『MS-07B-3 グフカスタム』は、累計8体くらいは練習も兼ねて制作しています。
※近所の模型店で、1,760円でした
★最後に
年末年始のお休みの時に、「なんにもすることないなー」とか「暇だなあ」と思ったら、ご近所の模型店や玩具屋さんに行ってみては如何でしょうか?
Amazonでも購入できるのですが、全般的にプレミア価格になっているため、キットの購入は現時点ではオススメできません。
私は『RX-78-02 GUNDAM(THE ORIGIN版)』と、『RMS-099 RICK DIAS』を完成させる予定です。
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