ティーチングプロが初心者からやり直すなら
ティーチングプロが、もし初心者からやり直すならという記事を見ましたので、私なりにも考えてみました☺️
ゴルフをする目的や目標は、それぞれ違うので、今回は、80切りを達成し、70台でまわれるシングルハンデになるためにという目標で考えていきたいと思います。
まず私が最初にやる事は、
ゴルフスイングに必要な筋力、可動域の獲得です。
私はTPI(タイトリストパフォーマンス研究所)の資格を取得しています。
その中でスクリーニングテストという、ゴルフスイングに必要な筋力や可動域を調べるテストがあります。
TPIの研究によると、スイングのエラー(癖)は、このテストによってわかる筋力不足や可動域の狭さから起こると考えられています。
ですので、私は初心者に戻ったら、クセの少ない理想のスイングを習得するために必要な筋力、可動域を獲得してからスイング練習に入りたいと考えています。
次に、クラブフィッティングです。
スイング同様、誰にとっても理想的なクラブなどありません。
クラブが自分に合っているかいないかです。
私が絶対的な信頼を寄せている某メーカーのフィッターも初心者こそフィッティングを受けるべきだと話しています。
サイズの合わない靴を履いて、陸上競技の練習をする人はまずいないと思います。
ゴルフクラブだって、そうです!!
自分にとってのベストでなくても構いませんがら、違和感の少ない自分に合ったクラブで始める事は当たり前の事だと思います。
クラブが合っている合っていないかで、間違いなく上達スピードが変わってくると思います。
最後は、練習の仕方についてです。
ゴルフには、ショット(フルショット、ハーフショットなどのコントロールショット)とアプローチ(私のレッスンでは腰以下の振り幅と定義しています)とパッティングの3種目があります。
ショットの安定しない初心者は、アプローチやパッティングなど興味すらもたず、まともなショットが打てるようにと練習の大半をショット練習に費やします。
ショットが安定する様になってから、ようやくアプローチやパターの重要性を理解し練習を始めます。
これが非常に時間を無駄にしています。。。
ショットは上達に1番時間がかかるので、まずアプローチやパッティングをしっかりと練習するのが大切だと考えています。
結論
①ゴルフスイングに必要な筋力、可動域の獲得です。
②自分に合ったクラブを使う
③アプローチ、パッティングなどショートゲームから練習を始める
自分がレッスンしている方々にも常にお伝えしているんですが、なぜか上記の3つは、どれも重要性が伝わってくれないんです、、、
この機会にぜひ自分の練習を見直してみてはいかがでしょう。