スイングも多様性の時代

前回、ゴルフスイングの考え方には2つあり、私はアームスイングを指示しているということをお話しました。
ここで、誤解して欲しくないのは、ボディースイングを否定しているわけでも、アームスイングの方がボディースイングよりも優れていると言っているわけではないと言うこと。
私が、アームスイングを指示する理由は、単に私のレッスンを受けてくれる大多数の方にはアームスイングの方が合うからという話をしました。

現在、世界中には様々なスイング理論がありYouTubeなどで様々なゴルフレッスンを目にします。しかし次から次へと出てくるスイング理論もクラブの急激な進化が落ち着いてきたことで、ここ数年で、そろそろ出尽くしたのではと私は考えています。

YouTubeでこんな事言ってる先生いたけど、どうなんですか?とか、プロがやってる最先端のスイング理論はどれなんですか?
と聞かれることもあります。

その理論はいったい誰の為のものなのでしょうか?

和食、中華、フレンチ、イタリアン
どれが世界一の料理なんですか?

決めれないですよね?

スイングだって同じです。1番なんてないんです。だから、令和は多様性。自分に合うスイング理論を選ぶ時代なんです。

私の所にくるゴルファーは、下は小学生から上は90歳を超えるお爺様まで、勿論その中には、10代、20代の若い方や学生時代にゴルフ以外のスポーツで活躍されていた方、現役のゴルフ部員もいらっしゃいますが、40代〜70代が大多数を占めています。

25歳以上の人なら間違いなくアームスイングの方がメリットが多いと考えています。

体の回転を主役としてクラブを振るボディースイングをしていると女性は27、28歳、男性は30歳を超えてすぐくらいに飛距離が出ない。今までと同じように振っているのに球が曲がる、当たらないなどの症状がでてきます。
また上と同じ症状が男性だと50歳過ぎたあたりからもでてきます。
アームスイングは年齢の影響を受けづらいのが、私がアームスイングを勧める1番の理由です。


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