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アレンジメントのトリセツ

アレンジメントは花束と違い、もらってすぐに飾ることができるので、開店祝いや歓送迎会などのギフトに人気です。

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しかし、もらったらずっとそのまま…
なんてこともあるのではないでしょうか?
今回は、アレンジメントをもらったらしてほしい3stepと日々のお手入れをお伝えします!

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1.ラッピングを外す

アレンジメントの周りについている透明のセロファンはもらったらすぐに外しましょう。このセロファンはラッピングの役割というよりは花を衝撃で傷まないようにするためのものです。
そのままにしておくと風通しが悪くなり、痛みの原因になります。
また、アレンジメントに使われている花器によっては、吸水性のスポンジをセロファンで包んでいる場合があります。このセロファンは水漏れを防ぐ目的があるので取り除いてはいけません

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2.吸水性スポンジにお水を足す

アレンジメントは「吸水性のスポンジ」にお花を挿しながら作っているので、1日くらいはそのままにしていてもお花がしおれてしまうことはありません。
しかし、水の量は持ち運びしやすいよう最小限の量しか入れていないので、届いたらまず吸水性のスポンジに水を足します
目安としては器の7分目程度。溢れてしまわないように注意しましょう。
手で軽くお花を寄せて器の淵に添わせながらお水を入れると入れやすいですよ。

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3.アレンジメントを飾ろう

最初にもお話したように、アレンジメントはもらってすぐに器ごと飾ることができます。
玄関先など明るく風通しの良いところがおすすめです。
気温が高い場所やエアコンの風が直接当たる場所、不安定な場所はアレンジメントを飾るのに適していません。

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~日常のお手入れ~

花を楽しめる期間は使われている花や、飾っている場所によっても異なりますが、目安は一週間程度です。

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・水やりの頻度
夏場はできれば毎日、冬場は3日に1回ほど水を足しましょう

夏場は水が悪くなりやすいので、一度器の中に入っている水を捨ててから新しい水を足すのも効果的です!
スポンジは1度乾いてしまうと水を吸わないので、表面が乾かないように注意が必要です。器の淵から少しづつ水を足すと良く吸ってくれますよ。
※私たちはよく器に指を入れて、どのくらい水の量が入っているか確認しながら足しています。
・傷んだ部分を取り除く
アレンジメントは様々な花を組み合わせて作ることが多いので、それぞれの花で持ちが変わってきます。
しおれたり、枯れてしまった花やムレて茶色くなっている花はできるだけ早く取り除きましょう。
・花瓶などに活けて
傷んだ部分を取り除いた際に、アレンジメントに隙間ができるようであれば、小さな小瓶に活けなおすのもおすすめです。
こちらの記事を参考にしてくださいね。
「生花ブーケの取り扱い方法(その2)」

せっかく可愛くアレンジされているから、吸水性スポンジから抜いてしまうのがもったいないと思う方もいらっしゃると思いますが、やはり限界があります。
アレンジメントの最後はすべて抜き取りお花を直接お水に入れてお楽しみください。

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