金森弘至インタビューライブ2
インタビュー1はコチラからご覧いただけます。
Q 秋田に戻ってきてよかったことはありますか?
A いっぱいあります。自然もあるし。
実際比べたことはないけど、東京よりはこっちの方が子育てはしやすいんじゃないかな。
ただ、住む場所にこだわっているわけじゃないけど。
仕事の上で考えると
東京はデザインが常にハイクラスなので、あまり考えることをしなかったかも。
こっちにきたからこそデザインのハンデキャップがあり、いろんなことを考える機会が増えたのが良かった。
Q 今後greenpieceさんの展望は?秋田にずっといますか?
A んー。ころころ変わっちゃうんだよね(笑)
でもずっとこうしなきゃいけないということなんかないので、そんなに難しく考えているわけでもないので、いろいろな土地や人との出会いがあるのでわかりません。
だた、一つ言えることは
greenpieceに限らず、手に入れるものは全て手に入れたいし、やりたいことは全部やりたい。
何かを我慢したり、こうでなければいけないという固定観念は排除していきたい。
それを実現するための場がgreenpiece。
だからスタッフも含め、関わる人のやりたいことが実現する場になってほしいなと思う。
Q お花はどちらで勉強されたんですか?
A 勉強って技術的の部分なのかセンスの部分なのか、応用の部分かでも違うと思うんですが、それぞれが違います。
技術理論は秋田。
それだけだと通用しないのでセンスや応用の部分は東京や全国各地です。
デザイン会社に就職したとき、社長に
もう技術的なものは勉強するなと言われました。
ようはダサかったんです。
技術とセンス、どちから一つだけでもダメなんです。
デザインとかアートに進むのであればなおさらですね。
S:でもお花からのインプットだけじゃなく、建物や芸術作品からも刺激をもらえるできるじゃないですか。だから一概に花だけじゃなくていろいろな場所へ行ってみる事って必要なことだなと今の話を聞いてて思いました。
K:基礎とか技術は当たり前であとはもう自分が見たり聞いたりしたものしかないですね。
花ってきれいなのは当たり前で、それプラス場所との組み合わせが大事。
特にブライダルをやっているときは全体のコーディネートだから空間を知ることも勉強しました。
特にホテルを見て回ったり。
海外のデザイナーのところで勉強したときは、デザイナーの持っている高価な写真集(当時の自分では買えなかった)を一枚ずつ写真撮っていて後で見返したりした。
そこで色、装飾、作りを見てどんなお花が合うのかいろいろ想像していた。
Q 奥様とのなれそめ
A 前の会社の上司と部下でした(笑)
それ以上は危険なのでNGです。(笑)
Q センスはどうやって磨いているのですか?
A 何も思わないで見る目と磨こうと思って見るのとでは見え方が変わってくる。
意識的に見ようとしたら見えてきますよ。
自然の中の植物もそう。教科書より自然の中が一番勉強になりますよ。
S:すごい、全然目が違いますね。
Q 好きなことを仕事にする秘訣は?
A もう、好きなことしか仕事にしたくない。(笑)
好きなことしかしない!
S:でもやっぱり難しいですよね?それだけでは。
苦労することもたくさんあるし。
嫌いになって辞めることもあるし、続ける事って難しいですよね。
K:好きなことだから、大変なことにも挑戦できる。
今だからこうしているけど、大変なことの連続で。
それで辛くなったら結局好きなことではないんじゃないかな?
好きなことは他人から見ての苦労も苦労だと思わない。
合わなければ違う道を探すのもひとつの手段だと思う。
Q 一番の自信作は?
A やっぱり最新作が一番!(笑)
どんどん変わっていってるので。
Q プロフェッショナルとは!?
A お金がこの世からなくなってもやりたい仕事。
お金じゃなくて誰のために何ができるかが一番大事だと思う。
人ってお互い誰かの役に立つために関わりあって生きていける。
それを突き詰めている人はプロだなぁと思う。
(NHKプロフェッショナルのオファー待ってます(笑))
Q お花に興味をもったきっかけは?
A さっきの回答と重複するんだけど、興味はないです。(笑)
花は小さい頃からあるので、空気みたいなものです。
逆を言うと「お花で日常を楽しもうという感覚が全くない」です。
でも勘違いしないでね。
greenpieceって日常に花を提案するっていうイメージかもしれないけど、それは得なあゆみさんやしおりんがしているだけで
自分は工業系なので、物を作るためのマテリアルとして花を見ています。
なので興味をもつ感覚が少し違います。
Q スタッフの募集予定はありますか?
A 今のところはないですが、出会いがあればという感じですかね。
しおりんもそうだけど、募集していないのにいきなり来てさ。(笑)
S:そうですよね~。(笑)
K:出会いを大事にしているんで。募集してなくても飛び込んで挑戦してみる図々しさも大事だよね。
S:私も宮城にいたときに好きなショップがあって。
募集してくても飛び込んでいきました。(働かせてください常習犯)
結果は落ちましたけど、なりたい自分に近づくことに挑戦するのは大事だと思いました。
K:もしスタッフになれなくても、好きなことであれば会社に属さなくてもいいんじゃないですかね?何かしらの関わりをもてたら変われるかもしれないしね。
Q 中国や韓国系の花器が流行っていますが国内でおすすめのものはありますか?
A そこらへんは得意なのがしおりんとかあゆみさんが得意なので…
どうですか?
S:そうですね。今国内の作家物でもかわいいのたくさんありますよね!
私はヴィンテージ物が好きです。
コロナになってからはオンラインも普及しているので、自分で好みなものを開拓するのが楽しいと思います!
そこらへんは次回のあゆみさんのインタビューで聞いていきますね。
以上になります。
今回は1時間の枠だったのでかなり端折っていますが
本当はもっともっと伝えたいことがあります。
頑張りたい人を応援したい想いがあります。
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