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それでも待ってる夏休み~2023年~ 湯河原に代々伝わる、おぞましい因習とは・・・

姉さーん せんせい もう いなーい
きれいな せんせい もう いなーい
・・・最初からそんな担任、居なかったけどな!!

もうまあ、ほんっっとクソ暑い日々が続いておりますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。久々に筆を取りましたが、ワタクシの生活にも、大層な変化がありました。
子供の誕生です!!

いやあー、できてみますと、いやまあ、こんなに可愛いかね!? という・・・ 

とてつもない可愛さに、日々ノックダウン寸前の状態で。エキサイトマッチの解説風に言えば『10-7』の状態が続いているという・・・(意味不明)。
というわけで、妻が身籠っている間から今まで、どこにも旅行などには行けず仕舞いであった。が、子供も10ヶ月となり、ワクチンも一通り接種し終えたため、今年の夏はひっそりと近場の湯河原なんぞへ行って来た次第!

宿は『御宿 瑞鷹』。子供はまだ年端がいかぬため、車でGO! 高速(いわゆる西湘バイパス)は使わず、下道のみでの行程。ナビのご宣託に従い、特に問題なく1時間10分程度で到着!最後の最後、宿に通じる超急勾配の坂に多少ビビる。
宿の感想は、、、正直なところ、HPの画像が非常に綺麗なため、やや騙された感があるというか、落差に落胆するというか・・・(決して韻を踏んだワケではない)。
建物自体はかなり年季が入っており、ロビー階は綺麗にメンテナンスされてはいるが、その他の箇所はまあまあ粗が目立つような造り。部屋の床も、踏みしめると結構ミシミシ言っとりました。これ、忍び返しとかいう、近未来型の構造だよね?(絶対違う)
ただ、だからといって悪かったわけではない!良かった点として
・ご飯がまあまあ美味しい
我々は2泊したのだが、特に2日目の夕食は出色の出来栄え。1日目のメニューから変更せざるを得ない状況となった訳であるが、これがまた見事であった。こちらの料理長は、最大公約数的な型にはまった料理より、ある程度自由な発想で腕を振るえる方が、真価を発揮できるのかもしれない。
・心霊スポット感がある
妻は出産後から突如、霊感が強まってきているのだが、こちらの宿は最初から『なんか不気味』と言っていた。我々は4階に宿泊していたのだが、夕食後、間違えてエレベータで5階に降りてしまった際に、真っ暗であったため、かなりの恐怖体験をした模様(心霊現象かあ?)。
敷地内の心霊スポットも充実しており、宿の入り口脇の石段を登っていくと、謎の錆だらけで打ち棄てられている不気味なクレーンを拝むことができる。なかなかの迫力であり、謎の構造物でもあったため、推理の結果『うん、処刑台だね』という結論に達した(再び絶対違う)。
また、こちらの宿の近所を散策すると、すごい雰囲気のあばら屋もちょこちょこ散見され、目の保養になる。窓は割れ、草木は伸び放題の家屋の郵便受けに溜まる、パピルスのようになった配送物を眺めていると、『ふむ・・・ まさに死者の書・・・』という感慨に耽ることができる(住人が生きていたらどうするつもりなんだろう)。
夜の街並みのライトアップ?も暖色系の灯りが使われており、松明感があった。この地に眠る、部外者排除のおぞましき因習などを期待したが、そんなのありませんでした(当たり前だ)。


とまあ、WiFi弱め、霊強めの宿ではありましたが、印象に残る旅となりました! 子供の成長とともに、色々な場所へ、旅したいなあ、と思う今日この頃です。

#旅行記 #怪談

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