ヘルシー志向はお断り! の食べ歩き 〜 神楽坂 焼鳥 『白金 酉玉 神楽坂店』〜
神楽坂…
それはなぜだか知らないけれど
大人の坂道 登ってる
そんな気がする
神楽坂…
と、いうわけで(どんなわけだ)、今宵は神楽坂の焼鳥屋『白金 酉玉 神楽坂店』へ。
地下のお店の扉を開けると、いきなり隣の女性の腰に手を回している野郎、あわわ、紳士の後ろ姿が!
う〜ん、さすが神楽坂、いきなり大人だぜ!
女性の方が歳上で、親子ほどの年齢差があるそのカップルを横目に見ながら、串7本コースを所望。
1本目、ふりそで。腕の部分のお肉、とのこと。
鳥の腕って、脚のこと?という、素朴な疑問を持ちつつ、ガブりと一口。
大ぶりな肉だが、火入れが上手く、柔らかい! じゅわ〜っと染み渡る旨さに、滋味深さが感じられる!
かなりの実力派店じゃないの!
2本目、油つぼ。
と思っていると
『ぼんじりの一部分です』
と。
確かに、焼いて脂を落としてあるぼんじり、という感じ。ぼんじりよりあっさり目で歯応えがあり、個人的にはぼんじりより好きだなー!
3本目、つくね。軟骨入りで、コリコリ。もちろん旨いに決まってるやつだ!
4本目、せせり。ワタクシ、せせりが大好きでして… このぶりっとしつつも、しつこ過ぎず、旨味充分な味わい… ある意味、焼鳥の王道ではないだろうか!?
ど真ん中、みんな大好き!!でしょー!!
※あくまで個人の感想です
5本目、ペタ。
ペタ?
そういえば、ペタジーニも歳の離れた奥さんだったなあ…
などと、物思いに耽っていると
『尻と首をつなぐ皮です』
という説明が。
小ぶりな皮、という感じで濃厚。
7本目、シイタケ。かぶりついた瞬間に、旨味、汁気がジュワッと溢れ出る一品!
単に焼いただけとは思えず、何らかの脂気が足されていそう。
7本目、モモ肉。
もう、見た目通りの直球だ!
甘味がキツ過ぎず、香ばしさ、醤油の旨味は引き出されている、好みのタレ。 当然、火入れもバッチリで、ふっくら!
ここまででコースは終了。
ここからは延長戦だ!
延長1皿目、白レバーパテ。
臭みは全く無く、バター?のような甘味も感じられ、自分のようなレバーが苦手な人間でも、美味しくいただける一品!
延長2皿め、ラクレットチーズの稲荷焼き。要するに、油揚げで包んで焼いてます。
これがまた旨い! 油が落ちて淡白になった油揚げのサクサク感と、チーズの濃厚な風味が絶妙にマッチ。
ラストを飾るのは、ちょうちん。
『ひも』+『きんかん』=ちょうちん
の方程式が、焼鳥好きの中では出来上がっているのだ!(ひも は輸卵管や卵巣、きんかん は卵になる前の卵黄のことです)
字面からしてグロそうですが、、、
ヴィジュアルもまあまあグロいです。。
だが、卵黄を口に入れ、プチっと弾けた瞬間に広がる、卵の濃厚な風味…
くにゅくにゅと、噛めば噛むほど滲んでくる旨味…
濃厚な旨味と、独特の歯応えの共演、焼鳥好きなら、頼まずにはおれない一品なのだ!
味わったことの無い方は、是非!
……最後、件のカップルについて
『どういう関係なのかねえ、
上司と部下の不倫?』
と、妻に疑問をぶつけたところ
『レンタル彼氏じゃないのぉ』
とのことでした…
大人の街だったぜ、神楽坂…
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