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ヘルシー志向はお断り! の食べ歩き 〜 うにく ってどうなの? 『赤坂 焼肉 KINTAN』〜

に、にく…

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出典 北斗の拳/武論尊・原哲夫/集英社

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肉欲が高まってきた(語弊のある表現)ため、肉を浴びるように喰らう会『肉浴の会』を開催!

単なる焼肉というより、肉懐石・肉割烹的な物を求め『赤坂 焼肉 KINTAN』へ。

まず、スタッフのおばちゃんの圧の強さに直面する!

目当てだったトリュフユッケが品切れており、コースからアラカルトに切り替えて、組み立て直すか… などと考えていると

『まずは乾杯してくださ〜い』

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という『テメーらさっさと頼めこのやろー』的オーラがバシバシの、未体験ゾーンの提案が来る!

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我々はもうおっきいオトナのため、華麗にスルーし、長考に入る!

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突き出しは、モツの煮込み。上手いこと下処理されており、臭みは0。旨味のみ引き出されており、期待が高まる出来!

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1品目、白センマイ刺し。これまた全く臭みは無し。酢味噌和えというのもまた、オツ。

しばし無言で、クニュクニュ旨味を噛み締めたくなる。

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2品目、タンのてっさ。牛タンなのにてっさ』とは、これいかに? 『イベリコ豚の石狩鍋』と言われたような異様さを感じる笑

まあ、要するに薬味(ネギ、紅葉おろし)、ポン酢で食わせるという意味ですな。

タンは弾力は結構あるが、旨味は少々薄め。

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3品目、王様のユッケ。主にザブトンの部分のユッケとのこと。これは甘味充分で旨ーい!!

周りに散らされた、アーモンドがまた、良い仕事をしているではないか!

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食感にアクセントをつけるのみならず、香ばしさも加えている。熟成肉は、ナッツのような香が出てくるので、本来、肉とナッツは相性が良いのかもしれない。

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4品目、30日間熟成 KINTANとプラチナタンの食べ比べ。

熟成タンは厚みがあるが、しゃっきりと噛み切れる。熟成させたことによる、ヨーグルトのような香も楽しめ、旨い。

プラチナタンは、やや薄め。しかし、旨味、ジュワっと感はやはりこちらの方が上。

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出典 行け! 稲中卓球部/古谷実/講談社

本当に甲乙つけ難い旨さ! 

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5品目、おすすめ握り3種。

真ん中のみ食し

うむ… 大トロとの違いがマジでわかんないかも…

と、自分のバカ舌に自分でビビる。 

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6品目、肉の魔球。

叩いた肉の握りで、肉のなめろうのような物か?

味わっている最中『どこかで食べたことのある味だな…』と考えていたが、ネギトロ巻きに非常に似ていると感じていたのだ。

再度、自分のバカ舌に自分でビビる。 

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7品目、ウニとなんちゃらのユッケ。

王様のユッケが旨かったので、追加で頼んだが、個人的には、ウニ × 牛肉 の組み合わせ、いわゆる『うにく』は、何度か食べたことがあるが、懐疑的な見方をしていた。

まあ、旨いっちゃ旨いが、それぞれの良さ、相乗効果が発揮されているとは到底感じられなかったからだ。

どっちも別々に食べればよろしい。。

という考えだったのだ。

そもそも、

ウニも旨いし、牛肉も旨い。旨い物同士一緒にしちゃえば、もっと旨くなるに決まってるよね!

というような、小学生レベルの発想だろう、と疑っていたのだ。

とんかつチャーハン とか、ハンバーグ焼きそば のような、バカメニューでしょ?という思いでした…

が。

これは、旨かった。

ウニのまろやかさが、肉の旨味を邪魔せずに、立たせるような感じだろうか。ただし、ウニと肉の量的なバランスが難しく、ウニが多めでないと、良さが感じられないようだ。

一筋縄ではいかないようだが、うにく の可能性を感じさせてもらえる一軒だった。

頼んだ物が4品同時に出てきたりと接客は雑で、店内はガヤガヤし、板場の職人も緩く、居酒屋のような雰囲気。高級店、という雰囲気を期待して行くと、不満も出る店かもしれないが、旨いは旨いです!

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