ランニングによる成功体験
私は昔からスポーツをするのは大好きでしたが、その割にあんまり持久力がなく..。学校の持久走が何よりも苦手で、マラソン大会なんかは本当に辛かった記憶しかありません。
なので、走り続けるということにアレルギーを持ったまま成長したわけですから、当然、走りこむなんて辛いだけのイメージなので、やりたくないんですよね。自分にはできないと思っていたし。
でも、余分な脂肪を減らすには、やはり有酸素運動が必要です。
泳ぐことはとても得意なので水泳もやってみましたが、どうも私には効果は感じられず、、道具もいらずに手軽に始められるのはやはり走ることかなと。お金もかからなくてできることで思いついたのはそれでした。
体に負担の少ないウォーキングでももちろんいいと思います。が、当時はそれよりはもう少し手っ取り早く燃焼させたかったんです。そこである夜、遥か昔の高校マラソン以来に走ってみることを決意しました。
やったるぞー!
と勇んでタオル首に巻いて走りに出てみました。
5分で終了しました。
5分ー!!
と我ながらだいぶショックでしたが、とにかく全然走れなかったのです。もうしんどくて。今思えば勢い込んで走ったんでしょうね。ペースとかも考えずに。
私はこんなこともできないのか、、
と、早速自信を無くしかけたんですが、こんなところで蹴つまずいてはなるものかと気持ちを立て直しました。
今回は5分できたんだから、次回は10分に挑戦してみよう! という小さな目標を定めました。何度か書いている、スモールステップの法則です!
2回目も当然しんどかったんですが、あともう5分だけやれば目標が達成できる!
たったのあと4分... 3分...2分… わー!がんばれー!しんどいー!><;
と思って10分走れたところで終わりにしました。普通に考えたら全然短い時間だけど、この時の私は
できなかったことができた、ということが満足でした。
よし、じゃあ次回もまた5分延長してみよう。とまたもスモールステップの法則で、次の小さな目標を掲げ、頑張って15分もクリアできました。
次の20分から先はトントンとはいかなかったけれど、地道なステップを続け、30分連続して走れるようになりました。そして、1km程度で無理!となっていた距離も5kmまで伸ばすことができました。
この体験は私の中で今でもとても強く印象に残っています。なぜなら、感動したからです。
・1つ1つ目標を定めてそれをクリアしていくことができた。
・自分にはできないと思いこんでいたことが出来るようになった。
これはいわゆる成功体験と言うのでしょうか。小さな成功ではありますが、成功は成功!大きさなんて関係なし。
とても良いものですね!
だって、達成できるって、すごく嬉しかったし、自信につながりました。
小さなことでも成功体験を積んでいくことで、「私はできる」と思えるようになり、自信がついていくものです。運動だけじゃなく、いろんな場面で言えることですよね!