
FF4ピクセルリマスター 遊んでみた今更な感想
FF3に続きまして、FF4の感想となるのですが・・・。
先に申し上げさせて頂きますと・・・。
実は私、FF4はそんなにやりこんではないのです・・・。
一回はクリアしたくらいなので、知らないわけではないのですが、
当時の事情がありまして。
FFシリーズのSFCでの初めての発売ということで、
ゲーム発売価格が8800円
SFC本体価格が25000円
・・・とても新しく買えるものではありませんでした・・・。
お小遣いを貯めて、親にもお願いして、
FF4と本体が買えたのはだいぶ後のこと。
それまでは、SFCのゲームが発売されているのを横目に、
ボロボロになったFCのゲームを遊んでいました・・・。
なので、印象があまりなく、
ピクセルリマスターで再び遊んでみても、あまり感動というか、
あまり感情を揺さぶられなかったような気がします。
『ファイナルファンタジーIII』
『ファイナルファンタジーIV』
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そう、ここが個人的なポイントで、
「たんたんと進めていく、あまり味のないリメイク」
という感想でした。
新しいアイテムも展開もなく、
知っているものをただなぞっていくFF4。
何か「おっ!?」っと思えるものもなく、
最後のボスを倒してさらっと終わりました。
まあ、気になったポイントはありました。
演出のこだわりがない

FF3でもそうでしたが、またも演出のこだわりが見られませんでした。
例えば、最初のイベント戦闘で飛空艇の甲板での戦闘があるのですが、
SFCの戦闘では空中にいる敵は上下にふわふわ動いていました。
これは、浮いているというのを表現していたと思いますが、
リマスター版では微動だにしませんでした。
初めての戦闘で、いきなり違和感があるのです。
FF3までのリマスターで下がっていた感情が
さらに下げられてしまいました・・・。
後のアップデートでこういった細かいところは修正されて、
SFCに近い挙動、表現にはなりましたが、
すでにクリアしてしまっている程、今更だったのです。
一斉アップデート
正直なところ、
アップデートも行われず、このまま発売していく
と、思っていたのですが2022年の8月頃、
FF1~6のアップデートが一斉に行われました。
これにより細かい調整、表現の変更・・・といった修正がされ、
バグもなくなって快適に遊べるようになったようです。
さすがに各方面から指摘があったのでしょうか。
ただ、それらの内容については、残念ながら、
それぐらい発売前にやっておいてほしかった
というのがまずの感想でした。
本当にテストプレイ、デバッグして発売したのか・・・という内容もありました。
FF4で初めて導入されたリアルタイムの戦闘も、
やっぱりバランスは悪くバグもあったようで、
「ああ、そうですよね。」としか思えませんでした。
フィールド(グラフィック)の違和感

なんだか、FF4からグラフィックが、
細かいドットが強調されたような気がします。

なんでしょう? ドットを制作する人が変わったんでしょうか?
リマスターを1~6までシリーズとして発売するならば、
同じものを使うというのではなく、
表現の仕方は一定にしてほしかったと思います。
FF1~3はFCで、FF4~6はSFCだから、
印象を変えるようにした・・・?
ここは疑問でした。
結果としてFF4は全体的に画面が騒がしくて、
落ち着かないイメージでした。
というわけで、FF4にあまり思い出がなかったのですが、
それでも違和感が拭えないものでした。
これで、新しい展開、クリア後のおまけなどがあれば、
テンションも維持できたのですが、
それがないと始める前から分かっていましたので、
ぱぱっとクリアして終わりました。
そういった意味では、FF4リマスターについては、
面白くもなく、つまらなくもなく、ただただ普通のFF4
といった印象でした。
FF4をやったことがない方が、どういった印象を持たれたのか、
興味はありますが・・・。
私としてはこれ程であるならば、
買わなくてもよかったな・・・と。
次回、FF5でピクセルリマスターとしての感想は最後になります。
FF5はFF4とは比にもならないくらやり込んでいました。
なので、違和感は最高峰に達します。
それでは、また次回・・・。